ガラパゴス諸島、私たちの旅のルート。
これまでガラパゴス諸島に関する記事をいくつか書いてきましたが、ここで我々が旅した島々の概要ついて簡単に説明しておきたいと思います。
ガラパゴス諸島はエクアドルの西側に位置します。
エクアドル首都のキトからはグアヤキルを経由するので飛行機で4時間程度。
サンタクルス島かサンクリストバル島のいずれかの空港から入る事になります。
大きな島は19ありますが、観光客が自由に出入りできる島は「サンタクルス島、イザベラ島、サンクリストバル島」の3つのみ。この3つの島は定期船(旅人の間ではゲロ船と呼ばれている。詳細は後日。)で移動できます。
それ以外はガイド同行でないと足を踏み入れる事が出来ません。
今回の旅で我々が訪れた島は5つ。
空港があるバルトラ島、自由に出入りできる3島、そして日帰りクルーズで行ったノースセイモア島です。
●バルトラ島。
初日の日記にもありますが我々が最初に上陸した島で、ガラパゴス諸島最大の空港があります。
サンタクルス島までボートで数分の距離にあります。
●サンタクルス島
観光の拠点となる島。
南端にプエルトアヨラ (Perto Ayola)というガラパゴス諸島最大の町があります。
この町は旅行会社が多く、豪華船クルーズから小型クルーズまで扱っていて、長期間のクルーズはこの島から始まります。
我々もノースセイモア島への日帰りクルーズをこの島で申し込みました。
お土産屋さんもたくさんあります。
●サンクリストバル島
空港があるもう一つの島。
ビーチから街のベンチまで、とにかくアシカが多い。
想像を遥かに超える数のアシカが暮らしていました。まさにアシカ天国。
サンタクルス島・イザベラ島と違って気軽に散歩できる遊歩道が少ないし街からも遠いので、歩いて自然を楽しむのんびり派の旅人や長期滞在者には少し物足りないかも。
●イサベラ島
ガラパゴス諸島最大の島。
自由に行き来できるメイン3島の中で一番田舎でした。
道路も舗装されていないし、人もまばら。
のんびりした雰囲気がとても良かった。私たちの一番お気に入りの島です。
ここではアシカ、ペンギン、イグアナ、ウミガメ、エイや魚たちと一緒に泳いで遊べます!
●ノースセイモア島
グンカンドリとアオアシカツオドリの営巣地になっている島です。(詳細はこちら)
サンタクルス島のプエルトアヨラから日帰りツアーで行くことができます。
我々はこれらの島を、
バルトラ島→(ボート)→サンタクルス島→ノースセイモア島(日帰りクルーズ)→サンタクルス島→(定期船)→イサベラ島→(定期船)→サンタクルス島→(定期船)→サンクリストバル島の順で巡りました。
この他にも魅力的な島はたくさんありますが、クルーズでないと行けなかったり、時期によって観察できる動植物も変わってきます。
またクルーズは基本的にかなり高額です。ガラパゴスに上陸してからラストミニッツセールを探すとかなり安く抑える事ができますが、それでもUS$1,000は下らないでしょう。
なので、ガラパゴス諸島をどんなルートで巡るのかは、季節と滞在期間とお財布の状況によって十人十色。
我々が見てきただけでも、
長期クルーズで全ての島を巡ったり、
世界屈指のダイブスポットを巡るダイビング三昧の旅をしたり、
一つの島に滞在して一ヶ月間サーフィンを楽しんだり、
我々のように長期クルーズには参加せずにメイン3島と日帰りクルーズを組み合わせて短期滞在したり、
本当に色んな旅人がいました。
こんな感じで、小さい島々なのに人によって旅のスタイルが大きく変わってくるのもガラパゴスの面白い所。
自分の理想のルートに思いを巡らせるのも旅の醍醐味です!
daigoro
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