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29-30/MAY/2014 in Quito

昨日の深夜12時半ごろ、寝ている私に宿の人が教えてくれる。
「バスは5時に出発すると、連絡がきたよ。」

この宿のスタッフは本当に親切でいい人ばかり。キトのBlue House。おすすめです。

そういえば、ガラパゴスで買った切手を使いきれてなかったな。
エクアドルの切手だから、エクアドルでしか使えない。
明日の朝、急いで書いて出せるかな…

そんなことを思いながら、浅い眠りにつく。


朝4時に起きて、出発。
宿からタクシーで15分ほど移動した所にあるバス会社の前には既にバスを待っている人が何人かいました。

急いで絵はがきを3枚書く。
でもポストは近くに見当らない。
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仕方なく近くにいたシスターにお願いする。
この絵葉書が届くかどうかは、シスターとエクアドル郵便局次第。
届いてほしいなぁー!

バスはこんな大型バス。
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バスに乗り込むと、二階の一番前の席。
日本の夜行バスよりも椅子がふかふかで、前後も幅広い。たっぷり椅子を倒せます。
長時間のバス移動にも耐えられそうです。
道はちゃんと舗装されていて、スピードもゆっくりで安全運転。
運転手も二人います。
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ネパールのオンボロ満員バスの山登りや、マダガスカルの人を引きそうな暗闇高速運転、
ヨルダンのボロボロローカルバスなんかとは、比べものにならないくらい安心。

私たちの席は一人US$90ですが、US$110のさらに快適な席もありました。

乗客は15人ぐらい。

しばらく寝て起きると、アンデス山脈の雄大な自然が目の前に広がっていました。
一番前の席最高!
バスは山肌を縫うように走り抜けていきます。
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山から山へ。
真下を見るのが怖いぐらい高い橋を、何度も渡って目的地へ向かいます。
こんな道をよく作ったものだなぁと感心。

高い木がない険しい山々やアマゾン川支流と思われる川。
煉瓦造りの家々、山の上まで開拓された畑、牧草を食む牛や馬。
ドラマチックに変わっていく景色に飽きることはありませんでした。

朝9時ごろ、1時間ほど朝食休憩。
車内でLife of Pieを上映していました。


そして、昼1時ごろに国境に到着します。
エクアドルのイミグレーションを通過。
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橋を歩いて渡って国境を越えます。
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そしてコロンビアのイミグレーションの手続きをします。

この時だいごろは車酔いからか高山病からか体調悪くなっていましたが、
イミグレを抜ける頃には元気になっていました。

バスの運転手に、出発時刻を確認すると、
全員のイミグレーションが終わったらすぐに出発する、と言っていたような感じでした。
でもバスはなかなか出発せず、コロンビアのイミグレーションスタッフが乗客を確認して、
出発した頃には既に国境についてから2時間ほど経っていました。
どうやらこれが昼食休憩も兼ねていたようです。
食いっぱぐれた…。

何はともあれ、コロンビア入国です。
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陽も暮れて4本目の映画が始まった。
そろそろ晩御飯が食べたいなぁ、でもこんな真っ暗な山奥には何もないから山路を抜けるまでしばらく我慢かぁ、と思い始めた矢先。

暗闇の中からボワっとした光が見えた。ガソリンスタンドだ、レストランもある。
どうやらここで晩ご飯休憩のようだ。
お腹が減り出したタイミングでちょうどいい。
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レストランに座ると出て来たのはいつものごはん。肉とスープとごはんとジュースとフライドバナナ。
ガラパゴスからコロンビアまで、これだけ広い範囲で同じ料理が食べられているなんて驚き。こっちの人からしたらパクチーの入ったこのスープは味噌汁的な位置づけなんだろうなぁ。
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夜の道。
たまにレストランとホテルがポツポツあるような集落を通り過ぎたり、
街の明かりが見えたかと思ったら大型のトレーラーのライトだったりした。
道にはかなり標高差があるので飲み水のペットボトルがへっこんだり膨らんだりを何度も繰り返す。
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夜2時頃。
1つ目の停車場所、Caliの街に泊まる。
乗客の10人ぐらいはここで下車し、残りは5人に。

翌朝、8時頃にまた山の中のレストランに止まって朝ごはんを食べ、再び出発する。
28〜30時間で到着と言っていたから、早ければ10時頃には着くかな、と思っていたけど、
なかなか着かず、結局13時にボゴタ到着。
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長かったけど意外と全然苦じゃなかった。
景色もいいし、いいバスだったし、休憩もかなり長かったし。

南米は長距離バスが多いので、これからもたくさん利用することになりそうです。



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