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前回のブログではついにワールドカップが開催されるブラジルへと入りましたが、実は私たちは日本出発前にバタバタしていてブラジルVISAの取得がまだできていませんでした。

ブラジルは南米で唯一VISAが要る国で、しかも取得手続きが他の国々と比較して面倒くさい方の部類に入ります。
日本で取得するにしても、各種書類をそろえて1週間以上待つ必要があります。
長期旅行者の間ではペルーのリマで取得するのが最近主流のようで、イグアスの滝のあるフォズ・ド・イグアスでは驚くほど簡単に取れるそうです。

しかし、私たちはエクアドルにいたので、どちらの選択肢も取りたくありません。
そこで、エクアドルのキトでVISAを取得する作戦を考えました。

キトでのブラジルVISA取得についてはあまり新しい情報が無いようだし、日本出発前からブラジルVISA取得には苦労したので、ここでまとめておきます。

25~28/MAY/2014 in Quito

夢の島ガラパゴス諸島からキトに戻った私たち。
次なるミッションは、ブラジルVISAの取得。

これは本当に重要。
当たり前だけど、VISAが取れないとブラジルには入国できません。

実は、ブラジルVISA申請は2回目。
1回目は日本にいた時。
最終出勤日の次の日、京都からわざわざ名古屋のブラジル大使館まで足を運んだにも関わらず、
帰国便のフライトのごまかしがきかずVISA取得ならず。
VISAの壁の厚さを思い知ったのです。
 

そして今回は2回目。

失敗は許されません。
VISAは、取得までに5〜10稼働日かかることも当たり前。
下手すれば、W杯を見ることができなくなります。

ブラジルVISA取得のためには、ビザ申請書、パスポート、写真、ブラジルの出入国を証明する書類、預金の残高証明書が必要。
そしてその中で一番厄介なのがブラジルの出入国を証明する書類。
空路であればフライトのE-チケットを見せるだけで大丈夫ですが、我々のように入国も出国も陸路で申請すれば、信用してもらえず突き返される可能性があります。

そんな私たちの目の前にあった選択肢は3つ。

 
① 帰国の予定をきっちり決めて、飛行機を予約してしまう。

もちろん、一番確実で正しいやり方。
でも、ブラジルの次の国を決めきれなくて、
日付を決めてしまって拘束されるのももったいなくて、この選択肢はできれば避けたいところ。

 
② キャンセル料がなるべく少ない航空会社を探して予約、VISA取得後キャンセルする。

これは、法に触れないし、確実な方法の一つ。
ただ、お金はかかります。
少ない手数料でやってくれる代理店がある国もあるみたいですが、
キトで代理店を見つけることはできず、
キャンセル料が安い航空会社を見つけることもできず。

 

そして、最後に残された選択肢。

③ E-ticketをなんとかする。

結局、この選択肢を選ぶことにしました。
ばれないかどうかどきどきです。。

ベッドにこもって、半日がかりでE-ticketをなんとかする私。
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あとは明日の申請に向かうだけです。


次の日。

朝一番にバスに乗って、在エクアドルブラジル大使館へ向かいます。
セキュリティー万全の建物の中にありました。
日本の大使館も同じ場所にありました。
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受付してくれたのは、いかにも仕事ができそうなお兄さん。
スペイン語しかしゃべってくれないだろうと思っていましたが、
流暢な英語で対応してくれました。

資料に目を通す時の視線が鋭くてどきどき…。

でも、私の作った完璧なE-ticketに、何の疑いを抱く事もありませんでした。
よし!!

W杯目的だったので、申請料は無料。

2日後の午後にもう一度受け取りに来るようにとのこと。
意外にも速く対応してもらえたので、今後のスケジュールに余裕ができ、とても助かります。

そして2日後、無事VISA取得できたのでした。

それにしても、申請料無料でたったの2日で取得できるとは!
キトでのブラジルVISA申請は穴場だと思います。

但し、E-チケットをなんとかするときは、あくまでも自己責任で!



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