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19/AUG/2014 in Karima

カリマにあるピラミッド。

村からひたすら歩いて、親切な村人の車にも乗せてもらって、やっと着きました!
 

ちっちゃー。
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エジプトのピラミッドに比べると、ライオンと猫ぐらいの差があります。
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積み上げられている石も小さい。
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でも実は世界遺産らしいです。
砂にまみれたユネスコの小さな看板が道路沿いにひっそりと立っていました。

紀元前1450年頃、この場所にエジプトのファラオ”トトメス3世”が領土を拡げた時の遺跡群が今も残っていて、ピラミッドの横にある”ジェベル・バルカル(Jebel Barkal)”という山と、その周辺の遺跡群が世界遺産に登録されたそう。
 

こちらは、ヒッチハイクでピラミッドまで連れて行ってくれたご一行様。
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盗掘されたのか、中に穴が開いているピラミッドも。
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上の方が崩れ落ちているピラミッドもあります。
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そうこうしているうちに、もうすぐ日が沈みそう。
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ジェベル・バルカルも夕日の色に染まってきました。
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この山は、古代エジプトの神の一人であるアムン神の家と考えられていました。
「蛇が冠をしている(王様の象徴)」ように見えるからだそうです。
どの辺がそう見えるのか、私には分かりませんが。笑
 

この山に登るとなかなかの絶景という噂だったので登り始めたものの、砂に足を取られてなかなか先に進まない。
日が暮れるまでに頂上まで登りきれなかったけど、なんとか山の中腹から夕日を眺めることが出来ました。
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夕日が消え入るまで見とれた後、帰りも村に戻るためにヒッチハイク!
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数台目の車が止まってくれて、しかもわざわざ宿まで送ってくれました。
お金の請求はやっぱりなし!なんて優しい国!
 


宿に戻るとすっかりおなかも減っていたので、すぐにごはんを探しに出かけました。
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スーダンのレストランは昼間は暑いので閉まっていて、夜になってから急に活気が出てきます。

美味しそうな匂いに誘われてやってきたのはチキン屋さん。
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カリッカリに焼けて、味付けもおいしいです。
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一羽50ポンド(約580円)を3人でシェアしました。

ちなみに手を洗う水はナイル川の水。
真っ茶色です。。
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そしてごはんの後はお茶の時間。

スーダンの夜はお茶屋さんが大盛況。
そこら中に椅子を並べてみんなでゆっくりおしゃべりしています。
厳格なイスラム教の国なので、お客さんは男性ばかり。
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私たちも地元の人と一緒にシャイを頂く。
注文すると、木炭を燃やしてお湯を沸かします。
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そして出てきたのがこちら。
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あの濁った水が使われていると思うとちょっと辟易しますが、暗いとよく分からないしまあ煮沸してあるからなんてことないでしょう。1杯1ポンド(約12円)

飲んでみると、美味しいけどめちゃくちゃ甘い!
めちゃくちゃ甘いのに、砂糖が一緒についてきてる!

この国は暑過ぎるから、それだけカロリーを取らないと生きていけないのかも。
 


宿に戻るとやっぱり室内は暑すぎたので、ワディハルファに続きここでもベッドを外に出して寝ることにしました。

まさに野戦病院!
左奥の三つ並んだベッドが私たちのベッドです。
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汗をぐっしょりかいた後だったけど茶色いシャワーを浴びる気にも慣れず、ウェットティッシュで身体を拭いて眠りについたのでした。



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