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15/AUG/2015 from Toshkent to the border of Kyrgyzstan

エルガッシュさんの家族と過ごした次の日。

泊まっていた”Topchan Hostel”で目覚め、朝ごはんにはエルガシュさんの奥さんがお土産にくれたパラウと昨日バザールで買ったブドウを食べます。
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今日はいよいよウズベキスタンから、ぽろり旅23カ国目となるキルギスへと移動する日。

宿から歩いてトラムの13番に乗り込み、終点まで行ってからさらに15分ぐらい歩いてタクシー乗り場へ向かいます。

タクシー乗り場はKuylyk Bazarの近くにあるのですが、奥まっていてちょっと分かりにくいので、近くに人にすぐ聞いた方がいと思います。
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ここタシュケントからは、乗合タクシーでまずはキルギスとの国境を目指します。
たくさんいたドライバー達と交渉したところ、一人40,000スム(約1200円)で行ってもらえる事になりました。

それから車が満員になるまで待って、出発したのは朝の9時半頃。
国境は19時に閉まるって噂だけど間に合うかなぁ。
 


車の多いタシュケントの街を抜けて車が快調に走り始めたと思ったら、出発して一時間ぐらいでちょっと早めのランチタイム。
今日は長距離移動だと思って朝ごはんをたくさん食べてたから、まだ全然お腹減ってないのに。。

ウズベキスタンのお金も残り少ないしお腹も減ってないから、二人で付け合わせのパンをかじってたら、同じタクシーに乗り合わせていたおじさんがラグマン(中央アジア風のスープ麺。名前も似てるし中国のラーメンから来てるのかな?)をおごってくれました。
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どうしても食べなさいと言ってくれたので、ありがたく頂きます。
うん。すごく美味しい!ありがとう!
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お腹がいっぱいになった一同を乗せた車は険しい山々の合間を抜け、
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再び休憩。。
こんなにのんびりしてて大丈夫なのかなぁ。

休憩所にはバザールがあって、フルーツやスパイスなんかが置いてあります。
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こっちには何やら大量のパンを運んでる人が。
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あれ。よく見てみたら、こっちにもパンを抱えた人たちが沢山いる!
みんな車の中からパンを運び出しているようです。
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気になったのでじーっと観察していると、パンを抱えた人たちは車とバザールを何度も往復しています。
 

車の中は一体どうなってるんだろう?
 

パンを抱えた人たちに着いて行って中を覗き込んでみると…

なんと、数え切れないくらいのパンがぎっしり詰まっていました!!
よく見たらこの辺りに止まっている車の中は、全部パンです!!
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さらに、パンを運ぶ人に着いてバザールに入ってみると、中にはパン屋さんがずらり!!
端から端まで全部パン屋さん!すごい!!
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でも並んでいるのは全部同じような平たくて丸いパンばかり。

こんな中からどうやって選ぶんだろう?

と疑問に思っていると、店のお姉さんたちが満面の笑みで客引きをしていました!
パンの模様も店によって微妙に違います。
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なるほど。この笑顔でどのパンを買うか選べばいいんですね。
僕が買い物に行ったら言われるがままに大量に買い込んでしまいそうだけど…。笑
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いよいよキルギスに突入!!

休憩を終えた車は再び走り出します。

再び現れた険しい山々。
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この煙を上げている謎の建物はなんだろう?
乗り合わせた人が少し英語を話せたので聞いてみると、これは天然ガスを採取しているところだそうです。
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そして車はまたしてもある建物のところで停車しました。

そう。ここはガソリンスタンド…
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ではなくメタンスタンド!

お隣のトルクメニスタンもそうでしたが、ここウズベキスタンも天然ガスの産出国なんです。
だから自動車もメタンで走るように改造されています。

こんな感じで車にガスを注入するのですが、メタンには匂いがつけられていないのでガス臭さが全然ありません。
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給油ならぬ給ガスを終えた車は再び走り出し、

広々とした畑を横目に走り続け、
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ようやく国境の手前までたどり着きました!
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ここでタクシーの運転手に最初に交渉した料金を支払おうとしましたが、どうやら国境まで来る場合は追加料金が必要だったみたい。僕たちはそうとは知らなかったので、しばらく運転手ともめてしまいました。

お互いがちゃんと相手の言い分を理解していなかったのが原因とはいえ、無駄に走らせてしまって悪いことしたなぁ。
 


運転手との話がまとまりったら、ここから歩いて国境へ向かいます。

時計を見ると時刻は17時半。

なんとか国境が閉まる前に抜けられそうだ。
 

ウズベキスタンのイミグレで出国手続きを済ませ、しばらく歩くと見えてきたキルギスのイミグレ。
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出会いあり別れあり笑いあり涙あり。

次回からは波乱万丈のキルギス編に突入です!!

つづく



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