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9~10/AUG/2015 in Khiva

地獄の門からヒッチハイクでトルクメニスタンとウズベキスタンの国境に到着。
トルクメニスタンはすごく個性的で面白い国だったな。こんな国があったなんて全然知らなかった。
滞在はたった三日だったけど、人とのふれあいも多かったし、びっくりするような真っ白な街並みやガスクレーターも見れたし、すごく印象深くて充実していた。

さようなら、ニヤゾフ前大統領!
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トルクメニスタンのイミグレを出たら送迎車に乗れと言われて乗ったけど、たった300mほどの距離なのに一人3マナト(約100円)も払わさせられた。歩けば良かった。不覚。。
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ウズベキスタンのイミグレで入国手続きを終えたら、タクシー乗り場まで少し歩きます。
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乗り場に行ったらタクシーはあっさり見つかりました。
今日の目的地ヒヴァまではタクシー1台チャーターして15ドル。
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それにしても景色がのどかだなぁ。
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トルクメニスタンに比べて緑も増えてきた。
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道端では絨毯を洗濯する人がたくさん!
みんな一生懸命ブラシでゴシゴシ。結構強くこすっています。絨毯ってああやって洗うものなんだ。
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道端ではスイカやメロンがいっぱい売られています!
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そして2時間ほどでヒヴァの街に到着。

ヒヴァは小さな街で、有名な宿が二つあります。
「ラリ・オパ(Lali・Opa)」と「アリベック(Alibek)」どっちもドミトリーが1人10USドル。
(アリベックはbooking.comで予約すると14ドルになっちゃうので要注意。)

アリベックの方が前評判は良かったけど、タクシーがたまたまラリ・オパの前で止まったのでまずはラリ・オパに行ってみました。
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一泊ドミ1人10USドルだけど、2泊なら9USドルにしてくれるって言うからここに泊まることにしました。
部屋は4人のドミトリー。
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リビングでくつろいでいると、だいごろがクンクン匂いを嗅ぎ付けました。
”…メロンの匂い” だいごろは鼻が良いのが取り柄。
私は全然気付いていなかったけど、だいごろの鼻がメロンの微かな香りを捉えました。
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メロンと言えば、だいごろが世界一好きな果物!
そわそわするだいごろは、たまらず宿の人に尋ねました。

”ねぇ、メロンってどこで買える?いくらぐらい?”

「メロンなら冷蔵庫にあるよ。」
そういうと宿のお兄さんがメロンを切って、「プレゼントするよ」と言ってくれました!
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だいごろは大喜び!

そして、メロンを頬張ったときのだいごろのこの顔!
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この顔!!もう何も書く必要はないと思います。笑
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可愛い猫がいるところも猫好きのだいごろには高ポイント。目が茶色い。
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人懐っこい。
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ラリ・オパは兄弟で経営していて、弟っぽい方の人が物腰が柔らかくてすごく親切でいい人。

この宿はすごく気に入ったけど…問題がひとつ。
Wi-Fiが遅すぎる。

メールもろくに開けず、ほとんど完成していたブログを投稿するのに4時間もかかってしまいました。
それにこの先の計画も立てようと思っていたので、このネット環境はちょっと不便さが否めません。
 


 

そして翌朝。

朝ごはんは品数が多くてなかなか豪勢です。
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朝ごはんが充実してるっていいなぁ。
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ご飯を食べてる足元に猫がいるのも癒しです。
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通りを歩く人がラクダを押してると思ったら、木でできたハリボテでした。
写真撮影用のパネルかな?
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朝食の後、やっぱりネットの遅さが気になって、お隣にあるもう一つの宿、アリベックに向かいました。

アリベックでネットをチェックしたらこっちの方が断然速い。
ラリ・オパに戻って、Wi-Fiが遅すぎるから宿を出ると言うと、「ネットの契約を変えてくる。午後になったら直るから泊まってほしい。」と言われました。

でも、アリベックの方は今の時点で確実に速い。
ラリ・オパは直るか分からない。結局直らずにアリベックの部屋が埋まったりしたら最悪だ。
2泊分払ってしまっていたのでキャンセル料を払うことになってしまったけど、宿を変えることにしました。
(ちなみに、あとでちょっと用があったのでラリ・オパに行ってみると、ほんとにWi-Fiが速くなっていました。
 契約は簡単に変えられるみたいです。)
 

ラリオパも良い宿だったからちょっと名残惜しいけど、アリベックもすごく良い宿!

ドミトリーはこんな感じでおしゃれ!しかもベッドがふっかふか!タオルもついてる!
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そして、驚くほど豪華な朝ごはん!
この量でなんと1人分です!!!
ここも家族経営で、子供4人ぐらいがみんな宿の運営を手伝っていました。
朝ごはんを用意する時の娘さんたちの手際の良さはすごかった!鍛えられてるなぁ。
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キッチンも使いやすくて自炊がいい感じにできます。
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ヒヴァの有名な2つの宿。
どっちも泊まった感想は、ラリ・オパも悪くはないけどアリベックの方が断然いい。
バルコニーは気持ちいいし、朝ごはんもかなり美味しいし、キッチンも使いやすい、ベッドの寝心地もいい、Wi-Fiも速い、シャワーの出もいい、洗濯スペースも良い。(キッチンは家族も使うので時間帯はずらさないとだめ。)
ここまでいいことずくしの宿はなかなかありません。おすすめです!

でもラリ・オパは値切り交渉ができるので、少しでも安く泊まりたい人には利用価値がある。
あ、ネットが必要な人は、ネットのスピードをチェックしてから泊まること!
その日の契約次第では劇遅Wi-Fiかも…。
 


 

さて、良い宿も見つかったし、ウズベキスタン最初の街ヒヴァを散歩…

の前に、お金の両替。
宿の人にお願いして100USドルを両替すると…
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こうなります。
奥に写ってるのは別の宿泊者が両替した分で、手前の3山が私たちの両替した100USドル分。
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100USドルはウズベキスタンのお金44万スム分なので、1000スム札が440枚!!もう数える気にもならない。笑
地元の人もいちいち数えてなくて目分量で払っている姿も目にしました。
 

ウズベキスタンでは1年ぐらい前から5000スム札ができたので、5000スム札がもらえたらだいぶ楽になります。
まあ小額紙幣を持ってたらお釣りないない攻撃に会うことがないのは楽だけど、財布がパンパンになるのは不便だな。(お釣りないない攻撃:高額紙幣で払おうとした時に、小額紙幣が足りなくてお釣りを貰えない事。)
と思ってたら、お札が多すぎて財布のファスナーが壊れてしまいました。。
 


さて、現金が手に入ったところでやっと散歩開始。
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夕暮れ時のヒヴァは落ち着いていて良い雰囲気。
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これは街中の安食堂で食べた夜ごはん。
やっぱり味付けがアジアに近づいてきた感じがします。
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帰りには近くにあったスーパーに立ち寄ってみました。
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そしたら、野菜もお菓子も全部量り売りで売られていました!
これはキャンディ。
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クッキーもビスケットもチョコレートも。
全部バラ売りされていて、重さを測って値段が付けられます。
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街の中ではこんな看板を見つけました。
後で出会った旅行者に教えてもらったのですが、ウズベキスタンにはメロンの日というのがあって、その日にウズベキスタンにいたらメロンを無料でもらいまくったそうです。やっぱりウズベキスタンはメロンが美味しい国なんだ。
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次の日のには街のバザールに行ってみました。
ここは新鮮な野菜がたくさんあるし、活気もあってすごくいい。
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こういうのを見てると、つい4日前までいたイランはやっぱり食文化に乏しかったなぁと思ってしまう。
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このバザールで買ったのはもちろんメロン。一個たったの2000スム(60円)!
宿に帰って大きく名前を書いて、冷蔵庫で冷やします。
”早く冷えないかなぁ。” だいごろはヨダレを垂らしながら眺めています。
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この日の夜ごはんには、バザールで買った野菜を使って野菜たっぷりのパスタを作りました。
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そしてお待ちかねのデザート。
でも、いざメロンを切ってみると、あれれ、だいぶ痛んでる…。
匂いが変だし、身が透明がかかっていてヤバそうな感じがしています。
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私は見た目だけでこれは食べない方がいいな、と思って一口も食べず。
でもだいごろはメロン愛ゆえに、味が変だと分かっていながらも無理して食べてしまいました。
私が止めるのも聞かず…。

そして次の日。だいごろは案の定おなかを下したのでした。
しかもその先1週間も苦しむ羽目に!

”ああ、あの時あの腐ったメロンを食べなければ…。”
この後だいごろの口から何度も聞く事になるセリフ。笑

そんなこんなで、メロンの魅力と恐さを同時に味わったヒヴァでの滞在なのでした。



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