【釣りすぎ注意!】チリ人親子と焼き肉&釣り三昧の絶景ドライブ。
16~17/JAN/2015 from Puerto Rio Tranquilo to Coyhaique
話はちょっと戻ってマーブルカテドラルに行く前の日の夕方。
これまで漠然とヒッチハイクでサンティアゴまで北上しようと思っていましたが、よく考えたらこんなにのんびりしてたらマズい。
3月末にアフリカに戻るフライトを取ってるから、このままではペルーとかボリビアにいる時間がほとんどなくなってしまいます。
残念だけど、ひとまず一つ先のコヤイケという大きな街までは大人しくバスに乗って、イースター島へのフライトを探そう。
もし運良くフライトが取れたら、その先はイースター島の日程次第でまた考えようと思います。
でもその日の夕方。
テントの横にあった机でブログでも書こうとしていると、同じキャンプサイトに泊まっていた地元の家族に声をかけられて、パリーシャ(焼き肉)に誘われました。
もう夕食を食べた後だったんだけど、せっかくなのでお邪魔することに。
誘ってくれたのは、お父さんのアルフォンソと息子のマルセロ。
そしてマルセロの友達のマティアスとセルヒオ。
お父さんと二十歳を過ぎた子供と、子供の友達二人っていう組み合わせでキャンプにいくなんて日本ではなかなかないんじゃないかな?
世代を超えて仲良くできるっていいことだなぁ。
みんなが食べていたのはアサドとチョリソー。
チリでは手で肉を食べるそうで、なんかアフリカに戻ったみたいで楽しかった。笑
肉のお味は…やっぱりアルゼンチンにはかなり劣ります。
そしてヒッチハイクの時に乗せてもらった人たちからよく聞いて前々から気になっていた”Gato”というワインや、ピスコ(ブドウの蒸留酒)もあって、お腹いっぱいだったはずなのにかなりご馳走になってしまいました。
Gatoはパッケージに猫が書かれていて可愛い!
1リットルが150円ぐらいですごく安いし美味しいのでだいごろのお気に入りです。
だいごろが喜んでいると、マルセロがどんどんついでくれました。
お父さんのアルフォンソが持っているのはピスコ。
ピスコをコーラで割ったものを「ピスコーラ」と呼ぶそうで、それもじゃんじゃんついでくれました。(だいごろに。笑)
そんな美味しいご飯を食べながら私たちの旅の事や日本の話で盛り上がっていると、なんと明日コヤイケまで乗せて行ってくれる事になりました!
偶然にも彼らはコヤイケに住んでいて、明日の朝コヤイケに戻るそう。
みんなは5人乗りの車に4人で旅しているのに「一緒に乗っていけ!」と言ってくれました。
お父さんのアルフォンソは「車がぎゅうぎゅうになって狭いけど我慢してくれ」って言ってたけど、私たちには十分すぎます。
ありがとう!!
そして次の日。
朝一番の船でマーブルカテドラルへ。
天気が悪いのにマーブルカテドラルに行くことにしたのは、実は彼らとの約束に間に合わせるためでした。
雨が降ってたけどすごく綺麗だったマーブルカテドラルに満足してキャンプサイトに戻ると、アルフォンソが一人で朝ごはんを食べていました。
もしかしたら昨日は酔った勢いで私たちを乗せると言っただけでほんとは乗せてもらえないんじゃないかなと、ちょっぴり不安になりながら尋ねます。
“今日、本当にコヤイケまで乗せてもらえますか??”
「もちろん、そのつもりだよ!」
そう言って、車の荷台に私たちのザックを乗せてくれました。
「子供たちは寝てるからあと1時間後に出発だ!」
みんなが起きてきて準備が完了すると、車の後部座席の3人掛けの所に4人で座ります。
だいごろを含めて男3人+私だったので、私はずっと半ケツで結構キツい…。
エチオピアぶりにお尻や足がじんじん痺れる移動です。笑
ここは絶景で有名なアウストラル街道。
途中で名峰セロ・カスティージョが見えるはず…だったんですが、この日は天気が優れず見えませんでした。
まあ、これまでパタゴニアでは天気に恵まれ続けていたし仕方ない。
このアウストラル街道はチャリダーの聖地と言われているだけあって、チャリダーだらけです。
車の中ではずっとおしゃべり。
マルセロとその友達はみんな大学生で、日本の漫画とかアニメにすごく詳しい!
”ドラゴンボール” や ”るろうに剣心”、”らんま1/2” は彼らの間では常識。
まさか、チリ人の口から「シンゲキノキョジン」という言葉を聞くとは思わなかった!笑
日本人の私ですらまだ読んだ事ないのに…。
遠く離れた国のものなのに、私たちよりもはるかにたくさんの漫画やアニメを知っています。
本場の日本人が地球の裏側に住むチリ人に ”圧敗” してしまいました。
(圧敗:圧勝の反対語。会社の同期が生み出した言葉。響きが面白い。笑)
このヒッチハイクの後で、流石に日本人としてちょっとまずい気がして、慌てて進撃の巨人を12巻まで読みました。笑
ちなみにマルセロは大の釣り好き。
良さそうな川があるとお父さんのアルフォンソに「車を止めて!」と言って、少年のように目をキラキラさせながらタタタっと降りて行って川に釣竿を垂らします。
良い川があると数キロ走る度に車を止めて釣り開始。
マルセロが釣りをしている間、他の人は川で遊んだり、写真を撮ったり、おやつを食べたり、タバコを吸ったり、昼寝をしたり。
なんかみんな自由でのんびりした空気感がすごく心地いい。
その後も何度も川岸に車を止めて休みながらゆっくり進みます。
これはマルセロお手製の釣り道具。
マルセロを待っている間、マティアスは分割払いで買ったばかりの一眼レフカメラの練習。
のんびりした休暇のひと時をみんなと共有できて嬉しくなります。
そしてマルセロがとある川の奥の方へ釣りに向かったとき。
私とだいごろの近くに乗用車が止まり、中に乗っていた人が話しかけてきました。
「ここで釣りをしているんですか?よく釣れますか?」
それを聞いて、だいごろはすぐに “ノー。知らない。” と返事。
私は “分からない…でも、友達が向こうで釣りをしてる。”と答えます。
その人はその後続けて何かを聞きましたが、難しくて聞き取れない。
“うーん、スペイン語がよく分からない。ごめんなさい。”
と言うと、その人はしばらく川の向こう側を眺めた後、去って行きました。
お父さんのアルフォンソはそのやり取りを見ていたらしく、乗用車が完全に去ったのを確認してから私たちの所にやってきて言いました。
「ここで釣りをするには本当は許可がいるんだ。」
「おーい、マルセロ!帰るぞ!!」
マルセロが慌てて戻ってきます。
さっきの人はこの地域を管轄している見回りの人だったみたい。
だいごろはそういう勘が鋭いから、なんとなくそんな気がしてノーと答えたんだって。
危うく恩を仇で返すところでした。
スペイン語がたどたどしくて助かった…。笑
そしてその後も車を止めて釣りをしたり景色を見たりしながらのんびり進み、夕方に無事コヤイケの街に到着。
後ろに乗っていた4人は途中から狭くてかなりキツかったけど、譲り合って何とか乗り切れました!
アルフォンソ、マルセロ、マティアス、セルヒオ。
めちゃくちゃ狭くなるのに乗せてくれてありがとう!笑
すごく楽しかった!!
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【今日のヒッチハイク】