人気急上昇中のマーブルカテドラル。賛否両論の絶景スポットに行ってみました。
17/JAN/2015 in Puerto Rio Tranquilo
プエルト・リオ・トランキーロのキャンプサイトで目覚めた朝。
テントからのそのそと外へ出て、湖畔のベンチに座って綺麗な朝焼けを眺めながらぼーっとします。
この湖はチリとアルゼンチンの間にあるヘネラル・カレーラ湖(ブエノスアイレス湖)という湖で、南米で2番目に大きい湖。
この湖の中には石灰質の岩がたくさんあって、その壁面が湖水に侵食されてできあがった洞窟がまるでカテドラル(聖堂)のような形をしているものがあります。
その名も ”マーブルカテドラル”
このマーブルカテドラルは「パタゴニアで一番美しい洞窟」とか、「世界で一番美しい洞窟」と言われていて、ここ数年日本でも知名度が急上昇中のスポットです。
そんなマーブルカテドラルですが、実際にその場所を訪れた旅人たちの感想は賛否両論あるようで
「信じられないくらいキレイ!」とか「世界でここだけの絶景!」
という意見がある一方で、
「実際に行ったら大した事なかった。」、「曇ってたらただの薄暗い洞窟だった。」、「行かない方が良い。」
といった残念な感想も…。
という事で今日は朝一番のボートを予約して、そんなマーブルカテドラルを自分たちの目で確かめに行ってみます!!
キャンプサイトから歩いて湖まで行くと、僕たちを待っていたのはこんなボート。
空からポツポツと雨が落ち始める中をボートで30分ぐらい走ると、水で浸食された岩が見えてきました。
今日は曇っているので、昨日は太陽の光を受けてエメラルドグリーンに輝いていた湖も少し暗く見えます。
湖の中には水に削り取られた岩が他にもあるので、いくつかの岩をボートで順番に回ります。
大きく浸食されている岩にはボートで中に入る事が出来ます。
洞窟の内部は、鍾乳洞みたいに石灰岩が溶けて作られた柱があります。
柱が完全に溶けてしまった部分の天井には、石灰岩のアーチがたくさん。
壁面を触ってみるとつるつるしています。
奥に入ってみるとこんな感じ。
晴れの日だったら太陽の光を受けた湖がエメラルドグリーンに輝いて、その光を受けて洞窟の中がきれいに照らされるんだとか。
でも今日はあいにくの雨なので光の量はイマイチ。
そして寒い…。笑
でも、雨が降っていてもわずかな光を受けて湖の色はエメラルドグリーンになっていたし、洞窟の中も青や黄色のマーブル模様がうっとりするぐらいキレイ。
ここに来てがっかりした人は、きっと来る前に綺麗に撮影された写真を見すぎたんじゃないかな?
星空とかオーロラとかもそうだけど、肉眼より写真の方が美しく見えるものはたくさんあるし。
それと、最近は日本からはるばるマーブルカテドラルを見に来るツアーもあるみたい。
確かにマーブルカテドラル自体はすごくきれいなんだけど、来る前の期待が大きくなり過ぎるとやっぱりそれに負けてしまう気がするなぁ…。
正直そこまでして見るほどのものではないと思う。
僕たちみたいに通りすがりの人が、アウストラル街道の絶景の一部として見るぐらいがちょうど良いのかも。
そんな感じで今日は雨も降っていたし寒かったけど、マーブルカテドラルは僕たち的には十分に満足できる場所でした◎
できる事なら晴れた日に行きたかったな…。笑
(とある事情があったのですが、それはまた明日の記事で。)
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