きっこ生水飲んでダウン。下痢下痢の考古学博物館。
03/AUG/2014 in Cairo
カイロに着いた次の日。
色んな国を旅し始めてそろそろ5年ぐらいになるし、そろそろおなかも丈夫になってきただろうと自分の実力を過信した。
飲んだのは食堂で出てきたコップ一杯の生水。
これが大当たり。
次の日すぐに下痢になり、何を食べてもおなかが痛い。
安静にしなくちゃだめだけど、せっかく荷物も戻って来たし観光もしたい。
一日中宿にいるのも気が引けたので、ある程度おなかが落ち着いてきたタイミングで考古学博物館に行くことにしました。
考古学博物館は近くて、宿から徒歩10分程度で到着。
博物館の入口には鉄格子や戦車なんかもあって、厳重に警備されています。
ちなみに考古学博物館は写真禁止なのでカメラは入口で預けさせられました。
なので写真はありませんので悪しからず。
という事で久々の観光に気合い十分の私たち。
しかし博物館に着いて真っ先に探したのはトイレ。。笑
急いで駆け込んで用を済ませる。
その後もなかなか症状は良くならず、館内を見て回りたくてもおなかが痛くて動けない。
仕方なく寝転がれるベンチを見つけて休む事に。
だめだこりゃ。
「だいごろ先に見てきて。私無理やわ。」
ということで、だいごろは一人で見て回り、私は1時間以上ベンチに寝そべっていました。
だいごろが戻って来た。
おなか痛い…けど、何としてでもツタンカーメンのマスクは見ないとカイロを離れられない。
何とか起き上がり、おなかを押さえたままフラフラしながらマスクの場所へ。
だいごろに連れられ、最短ルートでツタンカーメンの秘宝がある部屋に入り、あの有名な黄金マスクを目に焼き付けた。
カイロは今、治安の問題で観光客が少なくて、ツタンカーメンの部屋もがらがら。
さっさと見られて助かった。
黄金のマスクの前で背中を丸めた姿はきっとおばあちゃんみたいだったに違いない。笑
それから、動物のミイラとか死の書をちらっと見て、もう一度トイレに行って(笑)博物館終了。
一人75ポンド(約1100円)もしたのに、もったいなー!
おまけですが、このカイロでの下痢生活で一つ知恵を身に付けました!
その知恵とは「経口補水液」が作れるようになったこと!
経口補水液とは、最適な比率で塩分と糖分が入っていて、水分・栄養補給できる飲み物のこと。
つまり、ポカリみたいなものです。
汗で水分が失われたとき、水ばっかり飲んでも身体に水分が蓄えられないんだって。
身体の塩分濃度は一定に保たれるので、汗で塩分が失われたときは水分と塩分を同時にとらないといけない。
そんなときに最適なのが経口補水液です。
おなか壊して何も食べられないときや、熱が出たとき、炎天下を出歩くときなんかに重宝します。
【経口補水液の作り方】
水1ℓに対して、塩小さじ1/2、砂糖大さじ4〜5、レモンを入れて、しゃかしゃか振れば完成!
砂糖はこれでもか!ってぐらい入れて、レモンは果肉も入れるようにするとおいしいです。
ほんとにポカリみたいな味になるのでびっくり!
どこでも手に入る材料なので役立ちます。
以上、まるさんからの受け売りでした!
おわり。笑
kicco
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