バロット。それは卵とひよこの間の食べ物。
28/APR/2014 in Cebu
バロット(balot)、すなわち有精卵が孵化する前に茹でて食べる、なんとも残酷な食べ物。
フィリピン人の好物でもあります。
栄養価が高く、強くなる、元気になると言われています。
しかし、見た目のグロさから都会では夜にしか売られない。
*ボホールの港で撮ったバロット(21days)の写真。
この新たな食べ物を試すべく、授業後に学校の仲間とColon(コロン)へ繰り出しました。
屋台がたくさん出ていて、セブの中では治安が悪いと言われているところです。
偽ブランドものの安いお店がたくさんあります。
人づてに聞いて、お目当てのバロット売りを発見。
「どれが欲しい?16、18、21?」
この番号は、受精してからの日数。
日数が大きい程、ひよこに近く、中身が堅くなります。
バロット屋の近くには、既にバロットを食べている地元の人がたくさんいて我々に興味津々。
メンバーは8人。
食べられそうな気がする私、Kicco
絶対無理だと思いながらも挑戦したいDaigoro
バロットに怯えるAmy
好奇心旺盛のChika
試したいけど体調不良で今回は様子見Kosuke
とりあえずついっていってみるJeeks
バロット経験者、かわいそうすぎて食べられなかったNana
同じくバロット経験者、美味しさを知ったTaka
一番最初に挑戦したのは、Taka。
なんとまあ、一番ひよこに近い21日を選択。
そして、むしゃむしゃぺろりと平らげる。。。
「普通にうまいっすよ、でもなんか中身が堅くて、何食ってるのかよく分からないっす。」
ちょっと勇気が出てきた、私とDaigoro、Jeeks、Chikaが続いて購入。
一個18peso(≒38円)。
初心者の私たちは、16日を選択。
殻を剥くと、中身が良く分からない物体が…。
ぐちゃぐちゃ…でも翼のようなものが確かに見える…。
そして、周りには黒い液体が。
フィリピン人は、実においしそうにこの液体を飲むのです。。
塩と、ビネガーのようなものをかけて、いざ、むさぼるだいごろ。
グロい…
そして、一口かじってみる私。
口に広がる、ちょっと繊維ばった感触。うすめた卵の黄身みたいな味。
一口かじった後のBalotからは、黒い毛のようなものの中から内蔵のようなものがうにゅっと飛び出してきていて、それを見た途端、嘔吐しそうになるのを必死にこらえる。
もう一度かじってみたけど、吐きそうになり限界。
結局私は、ここでギブアップ。
だいごろは、そのまま完食!
わーお、がんばった!絶対無理って思ってたのに。
ものすごい形相で食べきったChika
元軍隊だ、俺はできる!と頑張ったJeeks
食べられた人は8人中4人。
完食した男たちの表情は何とも言えない達成感で満ちあふれていたのでした。
kicco
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