YouTubeで800万回以上再生された囚人のダンスパフォーマンスを見てきました。
26/APR/2014 in Cebu
世界的に有名な、セブの囚人のダンスを見てきました。
私はセブに来るまで知りませんでしたが、彼らのパフォーマンスはYouTubeで800万回以上も再生されたそうです。
お値段はなんと無料!!
毎週月末の土曜日限定のイベントです。
場所は、CPDRC (Cebu Provincial Detention and Rehabilitation Center) 、すなわちセブ更生施設という名の監獄。
学校の友達何人かと行ってきました。
Provincial Captol(セブ州庁舎)の隣の建物に集合し、そこからシャトルバスが出るとのこと。受付開始時間は12時とか、13時半だとか、いろんな情報が錯綜していました。心配だったので、12時前に行くことに。すでに20人ほど集まっていました。
12時ちょうど、受付開始。
大行列。軽く100人はいたと思う。
日本人、台湾人、フィリピン人がほとんど。西洋の人もちらほら。
でも、不思議なことに韓国人は全く見なかった。
受付では名前を書いて、番号札をもらうだけ。簡単。
それからしばらく待っていると、護送車登場!!
人生初の体験にテンションがあがる。
車が止まると来た順番なんて無視して、我先にと乗り込む人々。
第一陣はあっという間に行ってしまいました。
それから、灼熱の中30分待ち続け、第二陣が登場。
またしても乗り遅れる私。私は日向で待ってたのに、日陰で待ってた人に先を越される…。でもだいごろはちゃっかり乗り込む。
その次の護送車で私も何とか到着。所用時間は15分ぐらいかな。
椅子もないのに真ん中に座らされた女の子がずっと辛そうにしててかわいそうだった…。
到着すると、鞄の中身とタバコを持っていないことを確認され、inspectedの判子を押される。
二階席でパフォーマンスが始まるのを待つ。
遠くに囚人の姿が見える。みんな笑顔だ。
なぜか子供まで…
しばらくすると、一階も解放され、囚人に会いに行けた。
写真撮影もOK。
みんな手を振ったら振りかえしてくれる。すごくフレンドリーで意外だった。
本物の囚人ですよー!
それからいよいよ、パフォーマンス開始!!
だいごろは至近距離で見られる一階席、私は全体が見られる二階席へ移動。
何百人もの囚人が一斉に踊る姿は圧巻!
数は少ないけど、女性の囚人もいます。
途中、隣にいた台湾人のJoeyが、「PEACEマークだ」と言った。
このマークよく見るけど、知らなかった。
その直後に囚人が手でPEACEしながらPEACEを叫んだ。
私は思わず首を傾げてしまった。
少なからずPEACEを乱した彼らが平和を願うってなんて皮肉なんだろう。
最後に、みんなで囚人と一緒に踊ろう!!という曲がありました。何たるエンターテイメント精神。
彼らは少なくともこのダンスの最中は誇らしげで、生き生きと楽しそうに、笑顔を振りまきながら踊っていた。間違いなく観客を楽しませようとしていたし、その表情はプロフェッショナルそのもの。
よくぞここまで、個性の強い囚人たちを鍛え上げたものだと感嘆した。
丸一時間踊り続けるには相当な練習が必要だし、それだけの規律を保つのは並大抵な努力ではない。
終わった後、その場にいる囚人たちに思わず Very good!! と褒めてしまいましたが、よく考えたら犯罪者を褒めるって、複雑。
彼らの犯した罪によって傷ついた人やその家族がこの光景を見たら、きっと怒りを抑えられないと思う。
彼らは一体どんな犯罪を犯したんだろう。
強盗?殺人?レイプ?麻薬?…こわっ。
でも、そうやっていい意味で認められることで、更生していくことがもしできるのなら、世の中全体としてはいいことなのかな。
でも、純粋に、本当に楽しかった!
撮影:だいごろ&きっこ
編集;だいごろ