フィリピン語学学校卒業しました
フィリピンでの語学学校を卒業しました。
長いようで短かった1ヶ月。英語の上達具合や授業の感想などを書きます。
きっこ 授業の感想&先生紹介
Stephane
カナダ人の発音の先生。
父はフランス人、母は韓国人、本人はカナダ人のインターナショナルファミリー。
もう6年間も同じ授業をし続けているベテランなので、授業はきっちり順序立てて構成されています。
クラスメイトに順番に発音させ、正しく発音できているか教えてくれます。
基本の子音、母音はもちろん、文中の”the” “to”などがどう発音されるか、
アメリカ英語とイギリス英語での発音の違いなどなど、盛りだくさん。
最終週は生徒たくさんになっちゃいましたが、
初めの3週は生徒が4人だったので効率よく教えてもらえました。
Cher
小グループクラスの先生。
この先生の授業の進め方はとても好きでした。
単語だけ繋げて伝えてしまおうとする生徒に対して、必ず正しい文法で話すように考え直させます。
ちょっとした文法ミスも見逃さず正してくれます。終始和やかな雰囲気でした。
個人的に一番フィリピンビューティを感じる美しい先生でした。
週一回ちょっとしたプレゼンがあって、ビジネスするならどんな店にするかを考えたり、
ニュースをリポートしたり、日本の昔話を紹介したりしました。
AJ
マンツーマンの先生。まだ21歳ぐらいの若い先生です。
先生が話すのは3割、生徒が7割の精神で、授業はきっちりしてくれます。
冗談を言って私を驚かせた後に、ピースして”kiddiiiiiing!!”の決め台詞。
たまに質問した後に眠そうにするのがちょっと残念。もう一人の先生Joanととっても仲良し。
この学校は給料が少ないので、早く抜け出したいと考えています。
公立の学校は待遇がいいので、それを目指して勉強中。
できることなら、シンガポールでまず働いて、そのあとカナダかオーストラリアで働きたいと言っていました。
Joan
先生を変えるかどうか一番悩んだ先生。子持ちの30歳。
ずーっと自分だけが話していて、私が話す隙を見つけるのが大変でした。
文法ミスも直してくれないし、本人も間違った文法話したりしてました。。。
話している内容は、給料が少なすぎる、仕事がきつすぎる、政府が何もしてくれない、などの愚痴が多い。
週末の話をしても、いくら使ったかということばかり聞かれる…。
でも、信仰が厚く、家族を大事にしてて、一般的なフィリピン人の考え方なんだろうな。
英語を伸ばすという意味ではあまり効果的ではないけど、フィリピンのことを知るつもりで受けました。
Kathleen
一番気さくに喋れた可愛い先生。21歳。
リアクションがすごく大袈裟で可愛くて、嬉しくなってがんばって話してしまう。
考え方も私の感覚に近く、一番話しやすかった。
卑屈なところが全くなくて、「結婚するまでに日本に行きたい!」と、日本語の勉強中。
折紙の鶴を一緒に折ったり、日本語教えたりしたので、先生という感じは全くなく、一番の友達でした。
最終日に筆ペンあげたらめっちゃ喜んでくれました。笑
フィリピン人にしては非常に珍しく、キリスト教を信仰していませんでした。
ホーリーウィークも教会に行かず、ひたすら日本のアニメを見ていました。笑
Janine
Dictationの先生。この授業だけ唯一だいごろと同じでした。ちっちゃくてかわいい。
フィリピン人はだいたいちっちゃいけど、その中でもさらにちっちゃい。
もちろん、写真のセンターにいる先生です。
Dictationは、ドラマや詩や歌などから聞き取り穴埋めします。
ほとんど分からなくて、いつも解答用紙が真っ赤に…。生徒たちのはちゃめちゃ回答に爆笑でした。
授業の内容も良かったけど、メンバーがとても好きでした。
台湾人の2人と、私とだいごろの4人。いい友達になりました。
だいごろ 授業の感想&先生紹介
Ruth
二人の子供を持つお母さん先生。
学校の授業の他に、個人的にやっているWEB英会話、週末は大学院生として学校に通うという超多忙生活を送る。
知識が豊富なので、僕が興味を持った話題に対していつも深い情報を提供してくれる。
最後の週は体調を崩して余り会えなかったのが残念。しかも会える回数が少なすぎて写真撮るの忘れたー!
Dear Ruth> I forgot to take a photo with you!! OMG!!
Stephane
アメリカンイングリッシュの発音を教えてくれるカナダ人先生。
これまで10年以上英語を勉強していて一度も教わらなかった発音の仕方。
個人的にはこの授業が一番ためになりました。目から鱗の連続でした。
Ice
CNNニュースを聞いてディスカッションする授業の先生。
明るく話すのが好きで授業を盛り上げてくれます。
リスニングはやっぱりニュースよりも映画を見た方が上達する気がする。
単語は使いそうなものばかりなので今後役立ちそうです。
Lou
マンツーマンの先生。
歳も近いのでいつも話が弾みます。
一応この授業用の教科書があるのですが、開いて1行目を読み始めたと思ったらフリートークになっていて、気付いたら終業のベルがなるという。。。
良くも悪くも完全に雑談タイムになっていました。
でも同世代ならではの話題を色々と話せて楽しかったです。
Andrew
21歳、看護師の資格を持つ先生。
眠そうな顔で授業中に椅子にのけぞり返り、ゲップを連発するという問題児。
趣味は酒とタバコと寝る事。僕とは正反対の性格。
しかも彼の英語にはなまりがあって、なおかつしゃべるスピードがめちゃくちゃ早いので、始めは何を言っているのか全然分かりませんでした。
授業スタイルは、自作のノートに書いたトピックを出題して、それに対して自分の意見を述べさせるというもの。
トピックを出してから答えるまで数分しか与えてくれないし、後でさんざんダメ出しをしてくるのでかなり疲れます。
おかげさまで生徒離れがヒドく、来週教える生徒がいないといつも嘆いています。
僕も一日目の授業で別の先生に変えてもらおうかと思ったのですが、聞き取りやすい先生とばっかり喋っていても上達しないし、質問されてから答えるまでのレスポンスが上がりそうだったのでそのまま続けました。
終盤の授業では意見に説得力を付ける方法、観衆の注意を引く方法などを教えてくれて、今考えれば自分にとっては意外と効果的な授業でした。
卒業式
最終日に、その週に卒業する生徒たちの卒業式がありました。
卒業証書の授与や生徒のスピーチが行われます。
スピーチは任意で、やりたい人だけがやります。
スピーチをする人はみんな紙に話す内容を用意して来ていました。
私とだいごろは前日にボホールに行っていて考える余裕がなく、スピーチはしない事にしていました。
しかし、今回はスピーチの希望者が少ないとかで、何も用意してなかったのにだいごろが無茶ぶりでスピーチさせられました。笑
突然の事で焦っていましたが、いきなり話したのにすらすら話せていてえらい!
成績表
最後に先生からの嬉しいコメント付きの成績表をもらいました。
だいごろ
肝心のスピーキングのレベルが上がらずにがっかり。
MB(Middle Beginner)のままでした。
スピーキング担当のAndrewも何故MBなのか分からないと言っていました。
とにかく悔しいです。世界旅行中にもっと勉強します。
きっこ
Speaking、Writingは初めは”MB”、Middle Beginnerだったけど、
語学研修後”MB/HB”つまりMiddleとHighの間に上達。
ListeningとReadingはintermediateという結果です。
実感はそれほどないけど、前よりは文章として話せるようになってきたし、
関係代名詞とかもすらっと使えるようになったかな。
しかし、これだけ英語勉強してきて未だBeginnerの域をまだまだ超えられないとは…。
涙が出ちゃう。笑。
1ヶ月程度で、めきめき上達すると勝手に思っていましたが、そんなに英語は甘くなかったです。
まだまだ、こつこつがんばるしかなさそうです。
でもその前に、スペイン語を勉強せねば…。
おまけ
きっこがマンツーマンの先生と一緒に最後にフィリピンローカルファーストフードJollibeeでランチしました。
フィリピン人代表JoanとAJは、フィリピン人が大好きなチキン。
フィリピン人らしくないKathleenはガーリックペッパービーフを選択。
私も、チキンよりビーフの方が好きでした。
そのころ、だいごろはというと。
いつもの食堂で、いつものご飯を美味しそうに食べていましたとさ。
セブで暮らした一ヶ月間、おかげさまで充実した時間を過ごす事が出来ました。
皆さん本当にありがとうございました!!
kicco
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