まずい、時間がない…。ヒッチハイク旅を中断してジャスミンに会いに行ってきます!!
23/JAN/2015 from Chiloé Island to Santiago
チロエ島でイースター島へのチケットを入手できて、一晩経ってもニヤニヤが止まらない僕たち。
今日は朝からムール貝のワイン煮を食べて、二人でこの先の作戦会議です。
まずは今の状況の整理してみるとこんな感じ。
①昨日取れたイースター島へのフライトが1ヶ月後の3月頭。
②アフリカへ戻るフライトが3月末。
③アフリカに戻るまでに南米で行っておきたいのが、チリ北部、アルゼンチン中部、ペルー、ボリビア、パラグアイ。
④アフリカへのフライトはブラジルのサンパウロからだし、僕もきっこもサンパウロにそれぞれの知り合いが住んでいるので、ブラジルにも最低1週間ぐらいはいたい。
ん?
ということは、イースター島までの1ヶ月とイースター島から帰って来てからの2週間、合わせると1ヶ月半ぐらいでチリ北部、アルゼンチン中部、ペルー、ボリビア、パラグアイ、ブラジルに行かないといけない。
…。
ぜんぜん無理やん!!!
見所満載のペルーとボリビアがまだ残ってるのに全部で1ヶ月半だけ。
しかもイースター島に飛ぶために1ヶ月後にはチリのど真ん中にあるサンティアゴまで一旦戻って来ないといけない…。
無理です。
どう考えても時間が足りません…。涙
全く笑えない状況に頭を抱える二人。
なんでこんな事になったんだろう…。
去年の12月頭に南米に帰って来てから3月にアフリカに戻るまでに4ヶ月はあったはず。
おかしい…。
パソコンのカレンダーにこれまでの予定を入れてあったので、それを見返してみます。
すると、すぐにその原因が分かりました。
アルゼンチンだ…。
カレンダーに入れていた当初の予定ではアルゼンチンには2週間ぐらいのはずだったのに、もう1ヶ月近く滞在してしまってる…。まだアルゼンチン中部を残しているというのに…。
今更気付いてももう遅いのですが、元々全く計画になかったヒッチハイクを突然ブエノスアイレスで思いついて、やればやるほど楽しくなってきて、いつの間にか時を忘れて二人してヒッチハイクに没頭してしまって…。
夢中になりすぎて先の事を全く考えてませんでした!(泣)
ああ、楽しみにしていたインカの遺跡づくしのペルーが、大自然に浸るつもりだったボリビアが…。
…。
二人ともしばらく愕然としていましたが、もう終わってしまったものは仕方ない。
楽しかったからいいや。笑
とにかくここからは行く所をしぼって、効率よく旅をしないと…。
まずはここから一気にサンティアゴまでバスで駆け抜けて、そこでヒッチハイク中に知り合ったジャスミンとマウリシオに会おう。
で、その後にダッシュでチリ北部を通ってペルーとボリビアに行ってサンティアゴにまた戻って来てイースター島。
その後は、時間が許す限りヒッチハイクをしながらアルゼンチン中部、パラグアイを通ってサンパウロを目指そう!
目指せサンティアゴ!探せジャスミン!
よし!
やる事が決まったら即行動!
まずはチロエ島のカストロから、チリ南部の大都市プエルトモンを目指します。
バスは船に乗って海を渡り
4時間後にプエルトモンに到着。
この街も海鮮が美味しい事で有名らしいのですが、チロエ島でさんざん食べたし、時間がないのでスルー。
バスターミナルで食べたのは、チリのホットドッグのチェーン店”Doggis”のホットドッグ。
アボガドのペーストとマヨネーズをたっぷり乗せるのがチリのホットドッグの特徴です。
ちなみにチリで安いご飯を食べようと思っても、ハンバーガーかホットドッグぐらいしかありません。
なので貧乏人の僕たちも、自炊をしない時はホットドッグぐらいしか選択肢がなくてかなりキツかったです。
たまに食べる分には美味しいんだけど…。
チリに住んでいる知り合い数人に聞いたのですが、チリも経済格差が激しくて、ほとんどの人は安いというだけの理由でホットドッグを食べているそう。
そうすると、さらにホットドッグの店が増えて、みんながまた食べて…。
チリの大都市のショッピングモール行くと、フードコートにホットドッグとハンバーガーの店だけが10店舗以上も並ぶような異常な光景を見る事ができます。
プエルトモンではそんなホットドッグを食べただけで、バスターミナルからは一歩も出ずに次のサンティアゴ行きのバスへ乗り込みました。
(実はこのプエルトモンの街でカウチサーフィンのホストが見つかりかけたからすごく残念だけど仕方ない…。)
そしてバスに揺られる事15時間ぐらいでサンティアゴへ到着。
バスを降りたらそのままバスターミナル直結のメトロに乗って、サンティアゴのセントロに向かいます。
サンティアゴのメトロは時間帯によって料金が変わるシステムです。
そしてセントロに着いたら、公園である人を待ちます。
でも待ち合わせは昼過ぎ。今は朝の8時。
長いバス移動で疲れたので、公園のベンチでおやすみなさい。
気付けば2時間近く爆睡してしていた僕たち。
お腹が減ったので、食べ物を求めて朝の街を徘徊します。
するとやたらと目に入る何かの売店。
とりあえず食べてみようと買ってみると、モモの果肉に麦みたいな穀物が入った ”モテ” という食べ物でした。
うーん。甘ったるくてあんまり美味しくない…。笑
さらにその足で街の市場へ。
サンティアゴも海が近いので新鮮な魚介類がたくさん売られていました。
市場の中には安く海鮮が食べられる店があったので、そこで昼ご飯兼朝ご飯。
最近は海鮮三昧で魚介好きのきっこが大喜び。美味しかったなぁ。
ご飯を食べた後は教会で昼寝。
しばらくステンドグラスを眺めながら寝たり起きたりしていると、携帯にメッセージが入りました。
「用事が終わったから迎えにいくわ。今どこにいる?」
連絡をくれたのはチリの南部にある街プンタアレーナスの宿で偶然出会った女の子、ジャスミン。
宿の共有スペースで何度か話しているうちに、彼女がサンティアゴに住んでいる事が分かって、しかも僕たちが行く時は是非泊まって行ってねと言ってくれていたのです。
メッセージを返してからセントロでジャスミンが来るのを待っていると、ジャスミンが現れました。
「久しぶり!!」
1ヶ月ぶりの再会を喜ぶ三人。
これから数日はジャスミンの家でのんびりさせてもらいます◎
のんびりしすぎてまた時間が無くならないように気をつけながら…。笑
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移動日:2014/1/23
出発地:カストロ(Castro)
目的地:プエルトモン(Puerto Montt)
出発時刻:30分おきくらいで随時
バス会社:Curz del Sur社
運賃:6,000ペソ
所要時間:4時間
メモ:プエルトモンからはバス会社がたくさんあるので、カストロから直行でサンティアゴまで買うよりもプエルトモンでチケットを買った方がサンティアゴまで安く行くことができます。
移動日:2014/1/23
出発地:プエルトモン(Puerto Montt)
目的地:サンティアゴ(Santiago)
出発時刻:20時ぐらいから22時ぐらいまで各社あり
バス会社:Vio Tur社
運賃:18,000ペソ
メモ:朝食付き、WiFiありでした。
daigoro
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