ヒッチした車の荷台に乗って絶景ドライブ。感動のアウストラル街道!!
19/JAN/2015 from Coiyhaique to Puerto Cisnes
コヤイケ滞在中にチロエ島を目指す事にした僕たち。
今日はチロエ島までの船が出るプエルトシスネスの街まで、アウストラル街道をヒッチハイクして向かいます。
まずはコヤイケの街から歩いてアウストラル街道へ。
重いザックを背負って歩く事30分。
ようやくアウストラル街道に出ました。
そしてヒッチハイクする事40分ぐらい。
一台の車が止まり、中に乗っていたドライバーが話しかけてきました。
「ちょっと先まで行くけど乗ってくか? ここよりはヒッチハイクしやすいと思うよ。」
乗せてくれたのはオスカル。
10分ぐらい走った所にある建設現場で降ろしてくれました。
彼はここにレストランを建てる仕事をしているそうです。
”確かにこの場所だったら街の外へ出て行く車しか来ないからヒッチハイクにピッタリだ。”
”ありがとう、オスカル。”
そして横でオスカルが仕事をしているのを眺めながらヒッチハイク。
パタゴニア南部にいた時は寒かったけど、もうかなり北上して来たのでかなり暑い。
日差しがキツすぎてフラフラしてきます。
そんな中でヒッチを続ける事1時間ちょい。
車が止まってくれました。
”プエルトシスネスまで行きたいのですが。”
「俺はプエルトシスネスの先の街まで行くから途中の分岐で降ろしてやるよ。」
”やったーありがとう!!”
車内は荷物で一杯だったのできっこが助手席に座って、僕は荷台へ。
ここからプエルトシスネスまではおよそ3時間半。
これまで荷台に乗せてもらった事なんてなかったから3時間半も乗るのは大変かと思ったけど、これが最高だった!
荷台に後ろ向きに寝転がると、目の前に広がったのはこんな景色。
今日は快晴だからポカポカだし、風を切って走るのがめちゃくちゃ気持ちいい!
車が山に入ると途端に森の香りがしてきて、まるで冷蔵庫に入ったみたいに寒くなる。
川の近くを走ると湿った土の匂いと水の流れる音。
次から次へと目に飛び込んで来る絶景!
代わる代わるやってくるポカポカした空気と冷たい空気。
そして空気に乗ってくる木や土の匂い。
五感を刺激されて最高に気持ちいい。
あー気持ちいい!
気持ちよすぎる!!!
一方その頃。
きっこは車内でマルコおじさんとお話タイム。
気持ちよすぎてニヤニヤしながら車内をのぞいて来る僕を訝しげに思いながら、つたないスペイン語で頑張ります。
=以下きっこの日記=
だいごろが絶景を見ている間。
私は助手席でマルコおじさんとお話。
「目がちっちゃい!鼻がちっちゃい!口がちっちゃい!!」
と言いながら、私の鼻をつんつんして終始大喜びするおじさん。
喜んでもらえるような小さい鼻で良かったよ。笑
その後もいらなくなった地図でツルを折ってあげたらまたしても大喜び。
「うわーぉ、なんて綺麗なんだ!!地図の新しい使い方だね!!」
そんな話をしながらしばらく走ると、途中の分岐でヒッチハイクしている人を発見。
数えたら8人もいる!!
ひー、こんな何もないところで降ろされて、しかも8人も順番待ち。
もしそんな事になったら何日経っても目的地に辿り着けない…!
その後も、何もない道の途中にもたくさんのヒッチハイカーがいました。
車通りがめちゃくちゃ少ないのに、ヒッチハイカーがめちゃくちゃ多い。
アウストラル街道は噂通り、絶景だけどヒッチハイクが大変すぎるところでした。
マルコおじさんに出会えて助かった…!
ちなみにここを通り過ぎたとき、マルコおじさんは顔をしかめて「彼らは乗せないよ。」と言いました。
“なぜ?”
「○○人かもしれないから」
どこの国の人だと思いますか?
チリに限らず、他の国でもこの国の人のことを嫌っている人はとても多いです。
答えはイスラエル。
だからこの辺りでヒッチハイクをする人の中には、目的地じゃなくて「私たちはチリ人です」と書かれたダンボールを持った人の姿も。
他に乗せてくれたチリ人に聞いた話によると、アメリカ人も嫌厭されることが多いそう。
地元のヒッチハイカーたちはみんなその事を知っているようで、私たちがヒッチハイクをする道々では「私たちはチリ人です」と書かれたダンボールを見かける事もしばしば。
みんな私たちの知らない所で苦労しているようです。
そうこうしている内に車はプエルトシスネスへ向かう分岐点に到着。
”マルコおじさん、乗せてくれてありがとう!”
最後に「んー!僕の恋人!!」と言ってハグされました。笑
=きっこの日記終わり。=
マルコおじさんに降ろされた所は、プエルトシスネスの40キロぐらい手前の分岐点。
車は全然走ってこないけど目的地まであとちょっと。
頑張ろう!
すると、ヒッチハイクを始めてから15分ぐらいで一台の乗用車が止まってくれました。
乗せてくれたのはプエルトシスネスに住むアルベルト。
アルベルトは休暇でサンティアゴに出かけていて、今はその帰り。
プエルトシスネスで海運関係の仕事をしているそうです。
その後もアルベルトの仕事について色々と聞いていると、彼が突然車のスピードを緩めました。
”どうしたの?” と聞いてみると、
「ここで数日前に友達が亡くなったんだ…。」と悲しそうに言いました。
彼が車を止めたところには花やワインなどが置かれた場所がありました。
同じような場所はブエノスアイレスからウシュアイアを通ってここまで北上して来るまでの間に何度も見かけた事があります。
”チリやアルゼンチンでは車が主な移動手段だから、その分事故もすごく多いんだ。”
”特にここみたいな田舎道ではね…。”
静かに目を閉じてお祈りをするアルベルト。
しばらくすると、アクセルを踏んで再び車を走らせました。
プエルトシスネスの街へはアルベルトに乗せてもらってから30分ぐらいで到着。
”乗せてくれてどうもありがとう。”
アルベルトと別れた後、街を歩き回っていると良さげな宿を発見。
しばらくこののんびりした港街でチロエ島への船を待とうと思います。
今日は久々のベッドでゆっくり眠るぞー!!
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