世界の果てからメリークリスマス♪♪
24/DEC/2014 in Ushuaia
ブエノスアイレスからのヒッチハイクの末に辿り着いた世界最南端の街ウシュアイア。
到着から一夜明けた今日はクリスマスイブです。
昨日はウシュアイアについてから2時間ぐらいかけて宿を探しましたが、どこもハイシーズンで宿泊料が高騰&どこも満室でなかなか見つかりませんでした。
ウシュアイアと言えば上野山荘という超有名な日本人宿があったんだけど、今は閉鎖中。
そんななかで唯一空室があった宿に今は泊まっていますが、ドミで一人180ペソ(1800円)もして超高い…。
テントを持ってるからどこかで野宿しようかとも考えたけど、クリスマスイブに、しかも寒い寒いウシュアイアで野宿はさすがになぁと思い留まり一泊だけここに泊まる事にしました。
でも広いリビングルームと一続きのキッチンもあるし宿自体はすごく良い感じです。
管理人は厳しいけど宿の雰囲気も良いし、宿泊人は僕たち日本人の他に、台湾人、フランス人、ドイツ人、アルゼンチン人、ブラジル人と多国籍で楽しいから良しとします。
可愛い遊び相手もいるしね◎
宿に泊まっている人たちと話していると、南極へ行く船の出港を待っている人も何人かいて、ここが世界最南端の街だという事を思い知らされます。
外を歩いてみると、すごく寒いし風も強い。
僕たちの滞在中は天気も不安定で、空はどんよりしている事が多かったです。
同じ部屋のブラジル人(名前忘れた)に ”南極っていくらぐらいするの?” と聞いてみると。
「6000USドルぐらいかな。」という回答が返ってきました。
同じく南極へ行く予定の台湾人のトニーも「6100USドルだったよー」と言っていました。
街のすぐ近にある港に行くと、南極への出航を待つ船を見ることができます。
出航していく船や、みんなの話を聞いてると行きたくなるんだけど…
高すぎ!!無理!!(涙)
さて、そんなウシュアイアで迎えたクリスマスイブ。
夜はみんなでパリーシャをしようという事になり、夕方から準備開始。
みんなワインやビールを飲みながら、慣れた手つきでテキパキと調理を進めていきます。
さっきも書きましたが、今宿に泊まっている人たちはホントに多国籍。
でも台湾人のトニーが別の宿のパーティーに行ったので、日本人の僕たち以外は全員クリスチャンです。
僕たちは何を作ったらいいのかよく分からず、とりあえずアルゼンチンの安くて美味しい牛肉(400gで200円!)と玉ねぎと冷凍のポテトを買って帰ってきて調理開始。(って言っても切って焼くだけですが…)
そして22時頃にはみんなの料理が出来上がって、宿の中は美味しそうな匂いが充満。
昨日からろくな物を食べていなかった僕たち二人はよだれを垂らしながらパーティーの開始を待ちます。
でも料理は出来ているのに23時になってもみんなおしゃべりをしたりタバコを吸ったり。
全く食べ始める気配がありません。
”みんな夜型で朝起きるのが遅かったからお腹空いてないのかな?”
そう言いながら待つ二人。
パリーシャから出る香ばしい肉の匂いにどんどん理性を奪われていきます。
そして23時半。
”もういいや。ちょっとだけ食べよう。”
肉汁のしたたる美味しそうな肉を前に、もうよだれも出なくなった僕たちは限界を超え、こっそり肉をほおばります。
”何これ!めっちゃおいしい♪♪”
炭火で焼かれたアルゼンチンの牛肉はびっくりするほど美味しくて、食べる手が止まらない僕たち。
こっそり食べるつもりが、全く周りを気にせずガツガツ食べまくります。笑
と、そのとき。
「メリークリスマス!!」
誰かがそう言うと、宿にいた全員から拍手と歓声があがりみんながグラスを手に取りました。
??!
ふと時計を見ると0時ちょうど。
”あ、そういう事??”
フォークに刺さっていた肉を皿において、慌ててワイングラスを取ります。
「じゃあ全員で!」
「メリークリスマス!!!」
ふー。なんとか間に合った。笑
日本で生まれ育った僕たちは全然知らなかったのですが、どうやらクリスマスイブのパーティーは日付が変わった瞬間がスタートのようです。
ニューイヤーと同じ感覚。みんなこれを待ってたんですね。
乾杯の後は、みんなの国の言葉で「メリークリスマス!」と言い合ったり、それぞれの国の言葉で歌を歌ったり、ムービーを撮ったり。
楽しい宴は朝まで続いたのでした。
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