アマゾン川を船で下ってW杯を目指す。その2
04-07/JUN/2014 in Amazonia
だいごろのハンモック危機で始まったアマゾン川を下るフェリーの旅。
私たちが乗ったフェリーは”Oliveira”とう名前の船。
まずはこの船の中の様子や設備を紹介していきます。
アマゾン川を船で下ってW杯を目指す。その1はこちら
▶︎アマゾン川を船で下ってW杯を目指す。その1
船内の様子
船の中は3階建てになっていて、1階は野菜や家畜などの物資が積まれていて、横の空いたスペースに主に地元の人がハンモックを貼っています。
2階、3階はハンモックスペースとシャワー&トイレ。
2階には食堂、3階には売店があります。
食堂
ごはんは毎食出ます。特別美味しいということはないけど、普通に食べられます。
食堂はこんな感じ。
20人ぐらいがMAXの小さい部屋です。
朝食。
コーヒーが砂糖入れ過ぎで甘過ぎ。ちょっと飲んだだけで気持ち悪くなった。。
昼食。
夕食。
なぜか2日目の夕食だけバリエーションが多くていつもよりちょっとリッチでした。
ここで、初めて目にしたのが、鳥のエサのようなこの食べ物。
Farinha。なにで出来ているのか全く分かりません。
味はほとんどなく、日本のふりかけみたいな、かっちこちの粒。
堅すぎてすぐに歯に詰まります。
でも、地元の人はわんさかふりかけて食べていました。
おなか壊しそうなのに。。
フェリーに乗って2日目を過ぎた頃から、だいごろが突然、「現地人ぐらい大量にかけたら鳥のエサの良さが分かるかも知れない」と言って、あほみたいに掛けて食べ始めました。そしていつの間にか鳥のエサの魅力に目覚め、ブラジル滞在1ヶ月が経った今では現地人のように大量におかずにふりかけて食べています。
あと、食堂は狭いのでごはん待ちのために数十分待ちます。
ごはん待ちの列。
売店
3階の売店ではドリンクやお菓子、軽食を買う事ができます。
写真はサンドイッチ(4R$)とカップ麺(5R$)とジュース(3R$)。
トイレ&シャワー
アマゾン川の茶色い水が出てきます。
とてもきれいとは言えませんが、3日間使う分には十分です。
真っ昼間に浴びるアマゾンの水シャワーは気持ちいいです。
船内からの景色
ゆっくり進む船。
ハンモックに寝そべっていると、視界にはアマゾン川のジャングルがずっと見えています。
たまに他の港に停まって、物資をおろしたり、人が乗り込んで来たりします。
一日に2、3回港に停まります。
荷物の積み降ろしの時は、1階へ降りる階段はポリスによって封鎖され、新たに乗り込んで来る人の荷物チェックが行われます。
乗り遅れた人は小さなボートで追いかけて、乗り込んできます。
毎日、朝日と夕日をゆっくり眺めます。
日が沈んで。
また昇る。
アマゾン川から見る朝焼けはとてもきれいでした。
だいごろハンモック危機!その2。
フェリーの旅、二日目。
朝日の眩しさで目を覚ますと、目の前に寝ているだいごろの真上に黄色くて丸い物体が!
!!?
なんと、ブラジル人のおばちゃんがだいごろの真上にハンモックを張っていました…
よくこんな隙間に入ろうと思ったな、と驚くほど急接近。
だいごろが弱そうで、隣のコロンビア人も弱そうだから、ここなら行けると思ったんだろうな。
だいごろは残り日数が減ってきて徐々にハンモックの上で自由に動けるようになっていたのに、またしても障害が立ちはだかりました。
どうなる、だいごろのハンモック!
つづく
kicco
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