世界の半分がある場所で出会ったたくさんの笑顔とイラン美人たち。

Check

Pocket

21,25/JUL/2015 in Esfahan

今日も昨日に引き続きエスファハーンでの日々のお話。

どうでもいいけど、”エスファハーン”は”イスファハーン”と呼ばれることもあります。
街中で見つける英語の看板とか道路標識の綴りもEsfahanだったりIsfahanだったり。
アラビア語はエとイの音の区別がないのかなぁ。

今日の午前中は宿で少しゆっくりしてから街歩き。
街歩きのお供にはピロシキをよく食べました。
ピロシキといえばロシア料理ですが、イランでもよく見かけました。
店によって当たり外れが結構多いです。

これは募金箱。
イランの街中の至るところに置いてあって、イスラム教の助け合いの精神を感じます。

これは服屋さん。
昨日もニセ警官から服装を注意されたし、トラブルに合わないためにも地元の人が着ているような服を買おうと入ってみました。
でも意外と安くないし、あまり気に入ったものが見つからなかったので結局何も買わず。
後で聞いたところによると、ムスリムの女性が着ているような丈の長い服はトルコで買うと一番安く買えたみたいです。

イランに住むアルメニア人。

実はこのエスファハーンにはアルメニア人が住んでいる地区があります。
イスラム教がっちがちの国の中にキリスト教徒のアルメニア人が住んでいるなんて驚き。
アルメニア居住区はジョルファと言われているところです。

行ってみると、まるでモスクみたいなドームがある建物に申し訳程度に十字架がついた教会がいくつかありました。
アルメニア正教の教会です。

ジョルファの小さな中心広場に面したお店で、紫の花のステッカーを見つけました。
アルメニアの首都エレバンで数えきれないほど見た、アルメニア人虐殺100年を思い出すためのステッカーです。
ペルシャ語で書かれているから読めないけどアルメニアを旅していたお陰でその意味を知ることができた。

「どこから来たの？」
教会の前で座って休憩していると、いつものように話しかけられました。

イラン人なんだろうなぁと思いながら話してみるとトルコ人でした。何人かのグループで訪れているそうです。
この中にはアルメニア人虐殺の資料や記念碑もあるので、加害者側のトルコ人が観光に来ていることが意外でした。
どんなことを感じたのか、どう思っているのか聞いたら良かったけど、このときはアルメニアとトルコの関係がまだよく分かっていなくて聞けなかった。残念。