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16〜17/OCT/2014 in Zanzibar

今日はザンジバルにある”マライカゲストハウス”という宿へ向かいます。

この宿は、東アフリカを縦断する日本人バックパッカーだったら全員知ってるんじゃないかって言うぐらい有名な宿です。

マライカゲストハウスは私たちが船でやって来たストーンタウンからバスで2時間ぐらいの所にあるジャンビアーニという村にあります。

私たちはエジプト・スーダン・エチオピアで時間を使いすぎた(2ヶ月半)ので、マライカゲストハウスへは一泊二日だけの予定。

少しでも滞在時間を増やすために、朝早くに起きてまずはバス探しです!
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マライカゲストハウスへ。

ストーンタウンのダラダラ(ミニバス)乗り場でドライバーに聞いて回ったけど、どうやらジャンビアーニ行きの直行バスはないみたい。

なので、まずはジャンビアーニ行きが出ているバス乗り場までダラダラで移動。(10分ぐらい)

バス停に着くと、今度はジャンビアーニ行きのダラダラを発見。
こんな車です。
窓がなくて解放的!でも車外からの引ったくりに要注意です!
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しかし乗り込んだのは良いものの、なかなか発車しません。
満車になるまで発車しないシステムなのかな?

私たちの乗っている荷台や屋根の上にはどんどん荷物が積み込まれていく。
荷物ばかり増えるけど、人が増えないので発車までなかなか時間がかかりそう…。
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一泊二日しかない楽園の滞在時間がどんどん減っていく…。

と思ってたら、意外にも20分ぐらい待ったところで空席を残したままダラダラが発車。
ダラダラしてなくて助かった。笑
 


乗り合わせた女性は7人で全員がムスリムでした。

アフリカを旅する前はイスラム教は中東近辺だけで広まってるって思ってたけど、アフリカ南部に近いこんなところにまでイスラム教の影響力があることに驚かされます。

ダラダラの上には重たい荷物が山ほど積まれていて、ずっと天井がミシミシ音を立てます。
天井が今にも落ちてきそうで心配です…。

屋根から荷物を降ろすときはめちゃ雑。
ボトッと音がして振り返ると、天井から落とされたジャガイモが爆発していました。笑
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ダラダラは狭いし座席も固いので、走り出して1時間ぐらいするとエチオピアで苛められ続けただいごろのお尻が悲鳴を上げていました。

あと1時間半。がんばれ。笑
 

アフリカの楽園ここにあり!

ドライバーや集金係はマライカゲストハウスのことを知ってるみたいだったので、事前に伝えておいたら宿の近くで降ろしてくれました。

歩いて到着したのは小さなゲストハウス。
オーナーのハジさんが出迎えてくれました。

この辺はリゾート地なので物価が高く、マライカゲストハウスも一泊20USドルと言われました。でも交渉して一人16USドルにしてもらいました。(支払いはタンザニアシリングでできます。)
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ハジさんは8年前ぐらいからこのゲストハウスを経営しているけど、2年前ぐらいにお酒で荒れて客足が減り、今はお酒はやめたんだけど全然覇気がなくてなんだか抜け殻みたいです。

部屋はきれいで広々。
海からの潮風が窓から入って来て気持ちいい。
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宿からビーチへ向かって歩いて行くと、海が見えてきました!
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ビーチに出るとこんなにきれい!!
アフリカではずっと内陸を移動してたので、海は久々に見ました。
アフリカにこんなきれいな海があるなんて!
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昔ながらの船が絵になります。
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船の模型を使って遊ぶ子供たち。
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海岸を走り回って元気いっぱいです。
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海に飛び込んで遊ぶ子供たち。気持ち良さそう!
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そうだ!海に来たからにはシュノーケルとかしたいな!

ハジさんに聞いてみると、シュノーケルの道具を貸してくれるそう。
移動で疲れていたので明日の午前中にしようかどうか迷ったけど、今日はいい天気だしご飯を食べて腹ごしらえしてから行くことにしました。
 

お昼ごはんはフィッシュカレー。
5000Tsh(300円)でこの辺りではお手頃なお値段です。
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隣町のPajeにあるParadise Lodge(日本人が経営する有名な宿)の冷麺は15,000Tshらしいし、近くのレストランもパスタだけで20,000Tshしていました。
 

海だ!釣りだ!シュノーケルだ!

ご飯を食べた後はハジさんが知り合いの船乗りに電話してくれて、釣りとシュノーケルをしに行くことにしました。

ビーチに行くと用意されていたのはこんなダウ船。
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だいごろも手伝ってみんなで帆を張ります。
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風の力でぐいぐい進む!!気持ちいい!楽しい!!
帆を張っただけの船がこんなに速く進めるなんて知らなかった。
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20分ぐらい沖合に出たところで錨を降ろして、まずは魚釣り!

魚釣りと言っても釣竿はなくて、釣り糸の先端に餌をつけたものをピューっと遠くまで投げて、魚がかかったら糸を手繰り寄せるだけ。
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でもこれ、簡単に見えてかなり難しい。
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私たちも二人で何回もやってみたけど遠くに投げるのが難しくて、一匹も釣れませんでした。笑
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宿の情報ノートにも書いてあったけど、みんな全然釣れていなくてかなり難しいみたい。

でも大丈夫!
全然釣れない私たちがシュノーケルをしている間に、船乗りの二人が夜ご飯の分の魚を釣っておいてくれるそうです。笑
 


という事で私たちはシュノーケリング!

さっそく潜ってみると魚やウニがいっぱいいました!
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そしてシュノーケルを始めてすぐに、一匹の黄色い魚がいるのに気付きました。

どうやら、だいごろのヒゲに興味を示したらしくずっと着いてきます。
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(ちなみにだいごろが旅を始めてからヒゲを全く剃らないのは、「自分の本当の姿を見てみたいから。」だそうです。笑)
 

だいごろがレンタルしたマスクは完全に壊れてて、海水がゴボゴボ入ってきて苦しそうですが、黄色い魚ちゃんは苦しんでいるだいごろの周りをずっと着いてきます。

どうもだいごろのヒゲの事を自分の家だと思っているらしく、それから30分以上シュノーケルしてたけど、一度も離れずにずーっとだいごろの近くを泳ぎ回っていました。
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この黄色い魚はだいごろの周りをぐるぐるして、おなかや背中に回り込んだりしてすごく可愛かった。

だいごろは犬や猫にはよく好かれるけど、魚に懐かれたのは初めて。

船に上がった後に、「ほんまにずっとだいごろの周り泳いでたで!」と言うと、「え!そうなん?!」と言ってすごく嬉しそうにしていました。笑
 

獲れたての海の幸でディナー!

私たちが遊んでいる間に船乗りの二人が釣った魚はこんなにたくさん!
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その魚をハジさんが刺身&フライにしてくれました♪♪
醤油とわさびまであって最高!!
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それに私がずっと食べたかったタコまで!!
一緒に泊まっていた韓国人のチャンが買ってきたのを分けてくれました。それをハジさんが丸茹でにしてくれました。
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タコはプリプリで美味しかったー!幸せ!!

ちなみにチャンは私のお父さんが仕事で韓国に住んでいた田舎町で生まれ育ったそうです。
なんて偶然!

食後は宿の庭にあるベッドに寝転がって、綺麗な星空の下で潮風を浴びながらのんびりしました。
 

さよならザンジバル!!

今日はあいにくの雨。
朝からザンザン降り続いています。
一泊二日だけの滞在なので、昨日シュノーケリングしておいてほんとに良かった!

晴れた日と雨の日で全然ちがう表情を見せる海岸では、貝や海藻を拾う少女たちがいたので私たちも一緒に拾ってみました。
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砂浜を掘ると小さい貝がザクザク出てきます。

この貝や海藻を持って帰るとハジさんが料理してくれるそうですが、私たちは今日ストーンタウンまで戻らないといけないのでここでタイムオーバー。

バス停に行って帰りのダラダラを待ちますがなかなか来ません。

待ちに待った1時間半後にダラダラが来ましたが、ダラダラが来るまでの間だいごろが子供にまとわりつかれて大変なことになっていました。
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そしてストーンタウンへ戻った私たちは、まささんの泊まっている宿へ。

実は私たちが弾丸でマライカゲストハウスに行っている間、まささんの泊まっている部屋にずっとバックパックを置かせてもらっていたのです。
まささんありがとう!
 

今回は二泊三日の短い滞在でしたが、綺麗な海とのんびりした人々に囲まれて、アフリカ旅とキリマンジャロ登山の疲れを十分に癒す事ができました。

最高だったなぁ。

ありがとうザンジバル!!

ありがとうハジさん。今度来る時はもっと元気になっててね!笑
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おわり


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〜移動情報〜
出発地:ストーンタウン(Stonetown)
目的地:ジャンビアーニ(Jambiani)
移動日:2014/11/15
所要時間:1時間半〜2時間半

1、
まずは教会前の通りの東側のダラダラでジャンビアーニ行きダラダラ乗り場まで300Tsh。

2、
ジャンビアーニ行きのダラダラ乗る。2000Tsh。

帰りはダラダラを乗り継がずに戻ってこれました。ダラダラの頻度は1〜2時間に一本。余裕を持って行動しましょう!



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