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17/SEP/2015 from Chengdu to Shanghai

朝6時すぎ。
早起きしてバス停へ。

今日は大雨が降っています。

バスの本数が少ないけど、ちゃんとバスは来るかなぁ。
しばらく待っていたら、無事にバスがやってきました。
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バスは鉄道駅に直結されたバス停に到着。
雨に濡れずに行けるから快適!
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立派な外観です。
いつものように、厳重なセキュリティチェックを受けて中へ。
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しかも駅構内もめちゃくちゃ綺麗で、空港みたい。
フリーWi-Fiまであるし、もちろん給湯器もあってお湯が無料でもらえました。
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搭乗ゲートもこんなの。本当に空港みたい。
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今日目指すのは上海。私たちの旅のラストストップです。
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もう直ぐ私たちの旅も終わり。

いよいよ「世界ぽろり旅」最後の街へ向けた列車に乗り込みます!
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悲劇の再来?!赤ちゃんと一緒の列車旅。

成都から上海への列車は8:22発、到着予定は23時すぎ。
所要時間はなんと15時間半!
一番速い列車でこんなに時間がかかる。
やっぱり中国はでかい!!

車内では出発のアナウンスがされていますが、アナウンスの度にいちいちハウリングする。
キーンキーン。

なかなか耳障りです。笑

ハウリングにめげずに車内でブログを書いていると、隣に哺乳瓶らしきものが。
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まさか…。

嫌な予感がしてあたりを見渡してみると
 

出たー!

隣の席に、赤ちゃんを抱っこしたお母さんが戻ってきました。
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列車の中で赤ちゃんと聞いて思い出すのは、この前列車に乗った時におこった大事件。

ああ、思い出してしまった。。。

(詳しくはこちら▶︎ 
ひぃぃぃーっ!!衝撃の中国文化!ウ○コの海と化す特急列車…!!
 

隣にやってきたいかにも中国人っぽい顔をした男の子
この前の悲劇がトラウマになっているのか、「顔がおっさんやん。全然かわいくない」と、だいごろ。笑

でも、この子はちゃんとオムツを履いてるから大丈夫。助かった。
 


中国の列車のいいところはお湯が出るところ。
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いつでもお茶を汲めるし、カップ麺が作れる。
私たちはインスタントコーヒーとプラスチックのカップを持っていたので、コーヒーを作ったり。

もちろん中国人の乗客たちがみんな食べているカップ麺も街のスーパーでたくさん買ってあります。
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それに列車の中は全席禁煙。素晴らしい!

でもタバコが大好きな人たちは、駅に停車する度にタバコを吸いに行きます。
スタートダッシュに遅れないように、駅が近づくとドアの前でスタンバイ。
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そして車内から見てるこっちがヒヤヒヤするぐらい発車ギリギリまで吸う。
駅に止まるたびに車掌さんに注意されていました。笑
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窓の外が暗くなってきたら、夜ご飯はおなじみの蒸気でホカホカになるお弁当。
これまで何度もお世話になりました。
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車内では高いお弁当しか売ってないから、用意しておいて正解でした。
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その後はうとうと寝たり、ブログを書いたり、ぼーっとしたり。

最後の街へ向かう15時間半の移動を感慨深く味わったのでした。
 

最後の野宿はここ。

列車は23時を回った頃、上海虹橋(ホンチャオ)駅に到着。
ほとんどの人が成都から上海まで乗りっぱなしでした。
みんなお疲れ様。

そしてここが私たちの旅のラストストップ。
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ああ、ここ、四年前ぐらいにも来たことあるな。
仕事で中国出張のときに使った。

あのときはスーツ着てスーツケース転がして、鼻高々に(?)闊歩してた。
まさかこんなボロボロになってまたやってくることになるとは思ってもみなかった。笑

そして、まさかここで野宿することになるなんてね!!
社会人だった頃には予想すらしなかった展開。人生いろいろです。
 


 

今日は朝からずーっと移動で疲れてるけど、戦いはまだ終わらない。

上海虹橋駅は、虹橋空港と直結で、かなり大きな駅。
ここで空港泊か駅泊をしたいから、寝床を探さないといけない。
事前の情報では24時間開いてるっぽかったけど…

周りを見渡してみると、野宿仲間が他にもたくさんいます。
…っていうか、ここに住んでる人たちかもしれないけど。
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これだけ人がたくさんいれば、きっと駅泊できるんだろう。

と思いきや、24時ぐらいになったらお店が次々と閉まっていく。
だめかもしれない。鍵がかかって追い出されちゃうかも。

そしたらどうしよう?泊まるあてがない。
宿の客引きはちらほら目につくけど、こんな時間から客引きについていくのも逆に不安。

まあ、まずはこのあたりで寝床を確保して、追い出されてからその時はその時で考えよう。
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すると午前0時半ごろ、警察が小さな室内用パトカーに乗ってパトロール。
ウー、ウー、とサイレンが鳴ったので、いよいよ追い出されるかと思ったけど意外にも大丈夫だった。

貴重品のカバンをしっかりパックセーフ
で保護して、カバン同士をチェーンで束ねて、寝る準備。
さらに上から布をかぶせたら完成です。そうしたら貴重品ってバレにくいし、カバンがどうなってるか分からないから狙いを定めにくい。

1年半の旅でこれまで一度も物を取られたり盗まれた事はないから、最後まで気を抜かずに就寝。
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こんなところでも意外と爆睡できました。
気温が程よかったのがありがたかった。
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今日は大移動で成都から上海まで無事到着。
日本もすぐそこです。

つづく



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