豪華寝台列車でバルセロナへ!のはずが…。ヘコんだついでにクレジットカードも失くしました…。
27〜28/APR/2015 from Granada to Barcelona
一時はどうなることかと思ったけど、無事アルハンブラ宮殿を堪能した僕たち。
これから予定通り、夜行列車に乗ってバルセロナへと向かいます。
列車は事前に予約してあって、その名も『Tren Hotel』スペイン語でトレン・オテル。
英語にするとそのままトレイン・ホテルのこと。
つまり寝台列車!!
予約する時にホームページで写真を見てみたけどめっちゃ綺麗で快適そう。その名の通りホテルみたいでした。
しかもこの列車のチケットがなんとたったの35ユーロで売ってたもんだから、小踊りしながら購入しました。
だから、今日は一日アルハンブラ宮殿をへとへとになるまで歩き回ったけど、寝台列車で横になってぐっすり眠れると思って頑張りました。
グラナダの駅までは街中から歩いて30分ぐらい、ザックが重くてしんどかったけど、あとちょっとで寝台列車が待っているので問題なし!
駅に着いたら列車が到着するホームを確認しておいてから、休憩所で夕食を食べます。
こういう小皿に入ったおつまみ(スペインではタパスといいます。)が一皿1ユーロぐらいで安かった。
どれも美味しかったので二人で4皿ぐらい食べてしまいました♪
そして待つこと40分。
待望のトレン・オテルがやってきました!!
おお!ホテル!!笑
電車が止まると、ホテルみたいな車両から降りてきた車掌さんにチケットを見せて車両を確認します。
そしたら、なぜか一番後ろの車両に行けと言われました。
ん?一番後ろ?
なんか嫌な予感がしてきた…。
言われた通りに一番後ろの車両に向かいます。
そしたら他のホテルの車両には車掌さんが一人ずつ待機していたのに、この車両には誰もいない。
まさか…。
そして中に入ってみるとそこは…
やっぱり普通の席だった…orz
期待してただけに超がっかり。。。
チケットが妙に安かったのはそういう事か。
物価の高いスペインで35ユーロの寝台列車なんてちょっと考えればおかしいって分かりそうなもんなのに、なんで気付かなかったんだろう…。アホな自分たちが情けない…。
今日は豪華なホテルが待っているからと、ちょっと無理して公共交通機関をほとんど使わずに一日中歩き回ったのに…。
もう寝台車以外からだが受け付けなくなってる…。
って言っても誰かが同情して寝台車に乗せてくれる訳もなく、固くてリクライニングしないしょぼい座席で泣き寝入りしたのでした…。
ついにやってきた!!バルセロナ!!!
次の日の朝。
固い車両であんまり眠れなかったけど、電車は予定通りバルセロナに到着。
僕がヨーロッパの街の中から一つだけ選んだ、ヨーロッパで一番来たかった街です。(詳しくはこちら)
ホームから駅構内に出てみると、でかい!!さすが大都会!!
そして駅構内にはバルサのオフィシャルショップ!!
うひょー!笑
まだ駅の中なのにテンション上がりっぱなしの僕たち(というか主に僕)ですが、まずはメトロに乗って宿に向かいます。
そしたら数ユーロしかしないメトロの切符もクレジットカードで買えました。さすが先進国!
メトロを乗り継ぎ、予約していた宿の最寄り駅で降ります。
そしたらメトロの駅から外へ出ようとした時に気付いた!
ここはスペインのはずなのに看板がスペイン語じゃない!!
なんでだろう?、としばらく分からなかったんだけど、宿の人に聞いたら教えてくれました。
それがこれ!
なんとバルセロナではスペイン語ではなくてカタルーニャ語がメインの言語として使われているんです!
もちろんスペイン語も通じますが、単語とかが全然違う!!
カタルーニャ州が独立しようとしている話はニュースで何度か見ていましたが、言語まで違うなんて知らなかったのでびっくりしました。
メトロの駅から地上に出ると、そこから宿までは急な上り坂。
しかも500メートルは歩かないといけません。
重いザックを担いだまま登りはきついなぁ。
まあ宿はかなり安かったし、立地が悪いからなんだろうなぁ。
と、思っていたら、
なんと!
こんな住宅街にエスカレーターがついてました!
奇跡!!笑
先進国の発展具合に感動しながら、3つのエスカレーターを乗り継ぎ、険しい登りを楽々クリアです!
でも、実はこんな所にエスカレーターがあるのには理由があったのですが、例によってアホな僕たちには知る由もなかったのでした。詳しくは次回!
そして宿に到着。
昨日あんまり眠れなかったから、これでようやく一眠りできる…、はずだったのですが…
“あれ?クレジットカードがない!!”
と、突然きっこが騒ぎ始めました。
なんと、宿のお金を払おうとした時にクレジットカードを紛失した事が判明!!
“さっきのメトロの駅でカード入れたまま取り忘れた!!”
”えー!!マジで??!そんなん絶対もう誰かに持っていかれてるやん!!”
と言いながらも、わずかな可能性にかけて急いで最初に乗った駅まで戻ります。
今の時点でチケットを買ってからもう30分以上経っているし、今から駅に戻ったらさすがにもうカードは誰かに取られてしまっているだろな…。
半ば諦めモードのまま30分かけて駅に到着、駅のオフィスで名前を言ったら、「とりあえず待っておけ」と言われたので待ちます。
そしたら係の人がどっかに行ったまま放置される…。
いったいどういう状況?
訳が分からない…。
昨日は全然トレン・オテルじゃないトレン・オテルであんまり眠れなかったし、宿と駅を往復してもう疲れたよ…。
それから待つこと1時間以上。
係の人がやってきた。
そして…
なんと!
カードが戻ってきた!!
券売機に差しっぱなしになっているカードを見て、別のお客さんが係の人に届けてくれたそうです。
すごい!絶対盗られたと思ったのに!さすが先進国!!
カードを取り戻して宿に戻ったら、今夜の予習をしながら昼ごはんをかき込みます。
そして今度こそ一眠り。
クレジットカードを失くしたおかげで1、2時間しか寝れなくなってしまったけど、今はトレン・オテルの疲れを取るために休むことが重要。
次に目を覚ましたら…、いよいよお待ちかねの時間が始まります!!
daigoro
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