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26/APR/2015 from Tangier to Algeciras

早朝のシャウエン。

ザックを担いで誰もいない街を歩きます。
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そしてバスに乗って目指すはタンジェ。
モロッコの北側にある、ジブラルタル海峡に面した港町です。
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快適なバスに乗っているとあっという間にタンジェに到着。
バスターミナルからタクシーに乗って、やってきたのは港。

ここからアフリカ大陸とユーラシア大陸を結ぶフェリーが出ています。
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フェリーは円安の影響で一人5000円ぐらいして泣きそうだったけど他に手段がありません。
モロッコの人もスペインから来た人も当たり前のようにお金を払っていましたが、高くてなかなか買う決心ができませんでした。笑

まだアフリカ大陸にいるのに物価の高いヨーロッパの洗礼を受けつつ、フェリーターミナルへ。
綺麗な建物で中には免税店がありました。
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これはフェリーターミナルから見たタンジェの街。
丘の上に広がる白いメディナがきれい。
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しばらくフェリーターミナルからタンジェの街並を眺めていると、乗船が始まりました。

これで半年以上も旅したアフリカ大陸ともお別れ。
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車と同じ入口から船の中へ。
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フェリーにはライダーやチャリダーがたくさん乗っているらしく、自転車やバイクがずらりと並んでいました。
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階段を上って船内に入ると、こんなに綺麗な船!!
エジプトからスーダンに入ったときみたいなもっとオンボロのフェリーを想像してたのに!
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船内にはカフェや免税店があって、ついさっきまでアフリカ大陸にいたのが嘘のようです。
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きれいな船内でゆったりくつろぎます。
でも、靴も服も鞄もぼろぼろな自分たちだけ浮いている気がしてちょっと落ち着かない…。笑
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そして出航。
船のデッキに出て、どんどん離れていくアフリカ大陸を感慨深く見つめます。

最高に楽しかったなぁ。

ばいばいアフリカ!
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この海を渡ればいよいよヨーロッパ。

でもヨーロッパは物価が高いし、日本からでも行きやすいし、だいたいどんな所か想像できてしまうし、あと数十年経っても今と全然変わってなさそう。

そんなイメージがあったので、ヨーロッパ旅はあらかじめルールを決めておきました。
 

それは、

「ポーランドには友達が沢山いるので絶対に行く。」
「それ以外に、だいごろ・きっこがそれぞれ行きたい街をひとつずつ選び、そこだけ行く。」

というもの。
 

そして、二人が選んだ街は、

だいごろ:バルセロナ
きっこ:クレモナ

 

ヨーロッパで行きたい街なんて数えきれないほどたくさんあるのに、2人ともほぼ迷いなくこの答えが出てきました。

という事で、まずはスペインに入ってから陸路で移動し、途中の街に立ち寄りながらバルセロナを目指します。
その後、イタリアのミラノに飛び、そこからクレモナへ。
そして最後にローマへ移動してからポーランドのワルシャワに飛ぶ事にしました。

ポーランドから先は「陸路で日本へ帰る。」という事以外は未定です。
 


 

タンジェを出た船が向かうのはスペインにあるアルヘシラスという街。

所要時間はたったの1時間です。

アフリカとお別れをした感慨に浸りながら窓の外を眺めていると、あっというまにユーラシア大陸が見えてきました。
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着岸を待つ船内は人と車でごった返し。
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船内にはバイクのエンジン音が響きます。
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船が着岸すると、目の前にあるのはもうユーラシア大陸、スペインの領土です。

ドキドキしながら岸に向かって歩き始めます。
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そしてユーラシア大陸へと踏み出した最初の一歩。
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いよいよ始まるヨーロッパの旅。

ヨーロッパといえばきらびやかな建築や、深い歴史を持つ街、そして世界を代表する芸術作品の数々。
存分に満喫しよう!とウキウキしながら降り立ったスペインの地。

でも、この先に待ち受けていたものはそんな期待を遥かに超えるものでした。
ガイドブックに載っていないどころか、夢にも描けないような出会いや体験。

これを読んでいるみなさんも絶対に想像できないような旅が待っているので、お楽しみに!!



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