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13/SEP/2014 in Danakil Depression

ダナキルデプレッションにあるエルタアレ火山。

3時間の登山の末に眼前に広がったのはこんな光景。

火山の淵ではマグマが赤や橙に色を変えながら、グツグツ、プシューッと音をたてる。
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時折、火口の黒い部分がゆらゆらと動いたかと思えば、真ん中の方でプシューッとマグマが噴き上がる。

そして、今までに感じたこともない程の熱気が伝わってくる。
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地球って生きているんだ。

これが、私たちが生きる地球の呼吸。

熱くて、強力で、危うい。

何年も噴火してない火山だけど、たまたま今日気まぐれに爆発したらどうしよう。

ちょっと心配になったりもする。

マグマの動きをじっと見つめていたら、気づけば2時間も経っていました。
 


それからキャンプサイトへ戻って、屋根も何もない砂の上にマットを敷いて就寝。

朝起きたら意外と身体が冷えていた。

と思って横を見たら、私が被っていた布をだいごろに全部奪われてた。笑
 


早朝4時ごろ。下山開始。

暑くなりすぎる前に山を降りないといけない。
 

下山中に見た朝日。
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昨日の夜は暗くて何も見えなかったけど、こんな道を歩いていたみたい。
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これは野生のラクダ。
私たちの荷物を運んでくれた家畜のラクダは自由がなくてかわいそう。
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日が登るとソルジャーの姿もはっきり見える。
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こんなところにも、きれいな白い花が咲いていました。
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麓のキャンプサイトが近づくころには日もすっかり昇り、気温もかなり高くなっていました。

帰りもぴったり3時間のトレッキング。おなかぺこぺこで朝食の時間。
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食事の後は、来たときとおなじボコボコ道を車で走ります。

途中でスプリングボックを見ました。
サバンナに住んでいると思っていたから、昨日のダチョウに引き続きこんな所で出会うなんて驚きです。
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途中で一旦標高が上がり、山道を進みます。
エチオピアの山々はどこを見ても絶景です。
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そして4時間ほど走り、今日宿泊する村へ。

ガイドによるとこの宿はローシーズン限定の宿で、ハイシーズンに泊まる宿よりも広くて快適らしいです。
バケツから汲む式だけどシャワーを浴びれてさっぱり!!
トイレも穴が空いているだけだけどきれいにしてありました。
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これはガイドの一人が身につけていたアップルウォッチ。
まさかAppleの発表前から付けているとは。
やっぱりエチオピアは私たちの住む世界とは別の時間軸を進んでいるみたいです。笑
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それからしばらくは自由時間。

ツアーメンバーと一緒に散歩に出かけます。
メンバーは上海出身なのに英語がネイティブ並みにペラペラのYinと、メケレ大学の留学生チャーリー、ニコ、ヨナスの3人組。

村を歩いてみると子供がわんさかいたので一緒に遊びます。
観光客を見つけるとみんな大喜びで近づいてくる。
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これぐらいの歳の子供になると赤ちゃんの面倒を見るようになります。
日本の老老介護と対照的に、子供が多いこのエチオピアは子子守り。
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でも、ほんとはまだまだ甘えたい年頃。
一緒に行っていたメンバーの一人が子供をおんぶしてあげると子供たちは「私もおぶって!」「私も!私も!!」と、どこまでも追いかけてきます。
私も何人かおんぶしてあげました。子供は大喜び!
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かわいこちゃん!髪型はウルトラの母×前髪カチューシャのコラボレーション。
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この子はこんなにかわいい顔をして、人に向かって石を投げつける危険な遊びをするやんちゃ坊主。
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それにしてもエチオピアは美人が多いなぁー!
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これはサッカーしてた子供たち。
私たちが近づいた途端、試合にならなくなります。笑
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だいごろ、逃げろー!!
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この日の夕方に宿の家族が作ってくれたシロ(豆といろんなスパイスを入れたペースト状の伝統料理)がエチオピアで食べた料理の中で一二を争うほど美味しかった!
おいしすぎて写真撮り忘れましたが。笑

インジェラは酸味控えめだったけど、もっと酸っぱいやつだとより良かったかな。

これはインジェラを食べるニワトリ。
エチオピアではニワトリもインジェラが主食の模様です。笑
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夕食後、近くに滝があるから見に行かないかとガイドに誘われたので、みんなで行ってみることに。

滝までの道は石ころがゴロゴロ転がっていて歩きにくい。
岩場歩きが苦手な私には苦行。

しかも、歩きはじめてすぐに日が暮れてあたりは真っ暗闇。
ヘッドライトを持ってくるのを忘れたのは失敗だった。
それにチャーリーのサンダルも壊れてたりで、ドタバタの散歩になりました。
 

1時間後。

真っ暗で何も見えない中ようやく滝に辿り着いたけど、やっぱり滝も真っ暗でなんにも見えない。

途中から薄々感づいてたけどなんじゃそりゃ!!笑
 

でも地元の人たちとツアーメンバーのみんなでの散歩はワイワイしていて楽しかった◎

明日の朝にもう一度みんなで滝まで散歩する約束をしてから眠りにつきました。
 

▶︎次回:地球の果ての塩湖から続くラクダのキャラバン。



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