エチオピアではこんなものを食べていました。
エチオピア料理なしにしてエチオピアを語ることなんてできない!
個性的な料理の数々を紹介します。
エチオピアと言えば何と言ってもインジェラ
『見た目は雑巾、味はゲロ』と揶揄されるほど個性的な食べ物。
それがエチオピアの主食、インジェラ。
ゲロは言い過ぎにしても、酸味が強く苦手な人が多いようです。
他の旅人に聞くと「食べれるけどできれば食べたくない」という意見が大半。
中には、一口食べて口に合わず、もう二度と口にしないことを決意した人もいました。
でも、私たちはこのインジェラが好きでほぼ毎日食べていました。
最後の方はさすがに飽きてきたけど。笑
これがインジェラの基本形。
一面に広げられた敷物がインジェラです。
インジェラを少し破って、具を包んで食べます。もちろん手で食べます。

インジェラを拡大するとこんな感じ!

インジェラはスカスカなので、料理をインジェラでくるんで食べると手がドロドロになります。
でも大丈夫!(?)
エチオピアの食堂はどんなに小さな食堂でも手を洗う場所やタンクがあって、青い石鹸が添えられています。
食事の前後は綺麗に手を洗って食べました。
具は何でもあり。
卵とインジェラ。

パスタとインジェラ。
ちなみに、パスタは細麺で5cmぐらいに刻まれていて、インジェラに包んで食べやすいようになっています。
味付けもインジェラと合うようにできているみたいで、パスタ単体で食べるよりもインジェラと食べる方が美味しいのが不思議。

ティブス(ヤギ肉)とインジェラ。赤い粉を付けて食べると美味しい。

これも肉。辛過ぎることもしばしば。
辛いものを食べるとすぐにお腹が緩くなるのでなるべく避けたいけど、如何せん言葉が通じないのでうっかり頼んでしまうことも。
辛いのも味はおいしいんだけどなぁ。翌日のことを考えると進んで食べられないのが残念。

見た目が楽しいベイアイナトゥ。
添えられているのは、紫芋、キャッサバ、レンティル(豆)などの野菜料理。
エチオピア正教の肉の断食の日(毎週水・金と年末など)によく食べられます。
どちらかというと草食の私たちはよくお世話になっていました。

ベイアイナトゥのセルフサービス。

これは魚料理。

サラダとインジェラ。サラダにインジェラが添えられるなんて意味分からん。笑

黒い容器に入ったのはシロ。豆といろいろを混ぜたものです。

シロは家庭によってそれぞれ。べったりしたシロ。

これもシロ。

これもシロ。
肉はごちそうなので、普段はシロをよく食べているようです。

極めつけはこちら。ティブス・フィルフィル。
フィルフィルというのは、具とインジェラをぐちゃぐちゃにしたものということ。
それをさらにインジェラでくるむ。インジェラを愛する人の為の究極のインジェラ料理です。笑

インジェラは足りなくなったら追加でもらうこともできます。
そのときの出し方は芋虫バージョンだったりもします。

おしゃれな店では雑巾バージョン。

うーん。雑巾だ。笑

これはアディスアベバの店で食べたフィッシュ・ゴラッシュという魚料理。
めっちゃ美味しかった!

そしてその料理に添えられていたインジェラはおしぼりバージョン。
こんな風に入れられていたら、間違えて手を拭いてしまいそう。笑

これはエチオピア最後に食べたベイアイナトゥ&パスタ&インジェラ。
ここのお店のインジェラは当たりでした!最後に美味しく締めくくれて幸せ!

インジェラについてもっと知りたくなった方は、私たちがインジェラと初対面したこちらの記事も見てみてください。
▶︎インジェラ初体験!ゲロ雑巾のお味はいかに??
アボカドジュース
私たちが大好きだったアボカドジュース!!
最高!!もう何杯飲んだか数えきれないほど。
一日2、3杯飲む日もありました。

アボカドがめちゃくちゃ濃厚なので、ストローでは吸えません。
スプーンですくって食べる(飲む?)のがエチオピア流です。
ジュース一杯にアボカド5、6個入っているそう!
それでお値段は10〜18ブル(50〜80円)程度だからめちゃお得!!
アボカド一色だと、私には濃厚すぎるのでフルーツとのスプリス(複数のフルーツを一つのグラスに入れる頼み方)を頼んでいました。
これはアボカド&マンゴー。

何層にもなっているのが美しい。

私はグァバとアボカドの組み合わせがシンプルで好きだった。

だいごろのお気に入りは瓶に入ったディントという甘いシロップを入れて飲むこと!

ほんとに美味しかったエチオピアのアボカドジュース。
いつも二人でうっとりしながら飲んでいました。
エチオピアコーヒー
エチオピアと言えばコーヒー。
安いし美味しいので毎日のように飲んでいました。
店によってかなり味にばらつきがあるので、美味しい店を見つけるのは大変ですが。
甘党のだいごろはコーヒーと一緒にスイーツをよく頼んでたけど、スイーツが美味しかった店はアディスアベバにあった1軒だけ!!
他の店はシロップべたべだのケーキばっかりで甘すぎて食べられませんでした。

エチオピアコーヒーは酸味が強いのが特徴です。
アディスアベバにある名店Tomoca Coffeeがやっぱり一番美味しかった。

コーヒーとマキアート。
私はミルクたっぷりのマキアートがお気に入りでした。

10ブル(50円)のコーヒー一杯でホテルのWifiが使えたりするので、よくコーヒーを飲んで居座っていました。
ラリベラという街の山の上にある素朴な家でコーヒーを入れてもらったこともあります。
最強に不味かったけど、良い思い出です。

インジェラが苦手な人は…イタリアン
イタリアの影響下にあったことがあるので、パスタ・ピザなどのイタリアンのお店はよく見かけます。
ただし、美味しいものが食べられるのは首都アディスアベバのみと言っても過言ではありません!
アディスアベバ意外の街でパスタを食べた旅人たちはみんなかなりの衝撃を受けていました。
これはアディスアベバで食べたベジタブルパスタ。
今まで食べたパスタは何だったんだと思うほど美味しく感じました。

ピザ専門店もちらほらあります。

みんなでシェアしたピザ。美味しかった!

エチオピアのお酒
これは地ビール。ゲロじゃないよ。笑
ビールっぽい味がするけど後味と匂いがすっぱい。

テジと呼ばれるハニーワイン。
フラスコに口を付けてそのまま飲みます。
甘すぎずさっぱりしていて美味しい。

香り付きの炭酸水がよく売れていました。
お酒とかコーラとかに入れて飲んでいる人が多かったです。節約のためかな?

小腹が空いたら…軽食シリーズ
小さい鍋に入っているのがフールという、豆をすりつぶしてピリ辛に煮た食べ物。
パンにつけて食べます。エチオピアでは朝食でよく食べられていました。

ハラールでは毎日のように朝ごはんにフールと卵焼きを食べていました。

露店のフライドポテト。2ブル(10円)。安!
お隣はサモサ。サモサも安くて、2〜5ブルぐらい。

麦とピーナッツを炒っただけのスナック。
シンプルな味が好きで、バス移動の時はいつもお供にしていました。

驚愕の食べ物シリーズ
ヤギのヨーグルトはかなり臭いがキツい。
ヤギのヨーグルトとパンを混ぜて生ピーマンが入っただけの料理があったのですが、ほとんど食べられませんでした。。

これはエチオピアではよく食事としてパンと一緒に食べられているのですが、大盛りのサラダ。
サラダがまずいなんて考えられないけど、トマト・バナナ・レタス・アボカド・キュウリ全ての野菜がミスマッチ。
口の中でケンカしまくり。特にバナナがだめなんだと思う。
それを塩とビネガーだけで食べます。地元の人は全部ぐっちゃぐちゃにして食べていました。

これは魚フライ。
おなかぺこぺこでかなり長時間待たされた上に出てきた、このひどい食べ物。
魚の味は微かにしかしなくて、ほとんどが小麦粉で出来ていました。
ショックだったな。。
ケチャップを付けて何とか飲み込みました。

これはエチオピアで食べたカルボナーラ。
味のないパスタの上に卵とチーズが丸く固まった物体が乗った食べ物でした。
材料は合ってる。でも、きっと料理人はカルボナーラを見たことがないんだと思う。。

これは衝撃のフレンチトースト。
なんともどぎつい…。普通は卵と牛乳を使うはずが…シロップ漬け。

よく見ると、メニューには”フレンチトースト”じゃなくて”フリーチトースト”と書かれていました。
新しい食べ物なのかも知れません。
(詳しくはこちら。)
これで長く濃かったエチオピア旅行も終わり!
日本ではもうすぐ年明けですね。
それでは、最後はエチオピアらしいケーキで!
”Happy New Year!!”

※2007年になっているのは、エチオピア暦のためです。
kicco
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