地球の果ての塩湖から続くラクダのキャラバン。

14/SEP/2014 in Danakil Depression

ダナキルツアー３日目。

この日泊まっていた宿は標高が高いので涼しくて快適。
すっかり熟睡できました。

朝食はイスラエル風オムレツ。パンにはさんで食べます。
めちゃ美味しかった！でも量が少なかった。
もっと食べたかったな…。

朝食後は散歩がてら昨晩行った滝にもう一度向かいます。
昨日の夜に行ったときは澄みきった透明の水だったのに、昨晩雨が降ったので水量が多く茶色い滝になっていました。

子供は元気いっぱい！
滝のそばでパパッと服を脱いだと思ったら、滝壺にじゃぶじゃぶ。
すっぽんぽんで気持ち良さそうに泳いでいました。

滝の周りの岩場では子供がぴょんぴょん跳ねていて、サルみたい。というか、人間って本来こんなにポテンシャルがあるものなんだな。木登りだってお手の物！

私たちが歩いているとやっぱり子供がついてきます。

モデル志望の女の子。

 

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素朴な村の散策をした後は、塩湖の近くのキャンプサイトへ。

塩湖と言えば最近はウユニ塩湖がもっぱら人気ですが、エチオピアにも塩湖があるのです。

途中に立ち寄った村で昼食。今日はジャガイモごはん。まあ普通の味。

 

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村から５時間ぐらい走って辿り着いた今日のキャンプサイトはこんなところ。

看板に「Hotel」と書いてありますが、ホテルとは名ばかり。

スタッフもいなければ水道もないし屋根もない。

ただベッドだけがそこら辺に無造作に置かれていました。

トイレはもちろん穴式。

一昨日のエルタアレ近くのキャンプサイトはトイレすらなかったからあるだけまだましかも。

40℃を超える暑さだというのにシャワーなんてある訳もなく、ウェットティッシュで身体を拭いてごまかします。
 

余りの暑さに動物も乾涸びています。

 

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さて、キャンプサイトで一休みしていよいよ塩湖へ！

キャンプサイトのある村で雇ったソルジャーも一緒です。

銃を持った人が近くにいるのは海外では当たり前だけど、私はいつまで経っても慣れません。

日本みたいに銃がほとんどない国だったらいいのにな。
 

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塩湖に向かう途中の道を走っていると、遠くから何かが歩いて来るのが見えました。

ドライバーに車を止めてもらって近づいてみると、何とラクダが行列を作って歩いていました。

実はこれ、塩湖で採れた塩をラクダに積んだキャラバン。

これから何日も歩いて塩を売りに行くそうです。

 

さらにその後、別のキャラバンが塩を採掘している現場にも遭遇しました！

今の時期はキャラバンは少ないとガイドが言っていたので、キャラバンが歩いている姿と採掘している姿のどちらにも出会えるたのはラッキーだった。
 

地面をめくりあげ、塩の部分を採取します。

めくれた部分をよく見てみると、塩の結晶になっています。

綺麗に削って長方形にして、どんどん積み上げて行きます。

使うのはこんな道具。

周囲はラクダのうんちだらけだったけど、こんなところで採掘された塩は…まあ、誰も気にしないかな。笑
たぶん暑すぎてばい菌は即死だろうし。

塩は１ブロックが4kgで20ブル（140円）。

ラクダ一匹で10ブロック運ぶことが出来るので、一匹当たり200ブル（1400円）。
一人のラクダ使いが連れているラクダが６匹ぐらいなので、１回キャラバンする度に1200ブル（8400円）。

よく儲かってると思うかもしれないけど、１回のキャラバンは塩湖に行くまでに最低２日、採掘に１日、村に戻るのにまた２日で最低５日は必要。

この人が住めない程の炎炎炎天下でずっと作業をして延々歩いて、それでこれだけの売り上げなので大変な仕事です。

 

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その後は再び塩湖を目指して進みます。

地面は最初は茶色くてぼこぼこでしたが、みるみるうちに変化。

ちょっと色が白っぽくなって、なだらかになっていきます。

そして、最後は真っ白。

いよいよ湖に到着です！

真っ白な塩の大地の上に、薄く水が張っています。
ぱっと見はボリビアのウユニ塩湖のようですが、ここは風がかなり強いのでウユニみたいに綺麗な鏡張りになることは少なそうです。

 

塩湖についたからには写真を撮ろう！と思ったけど、どんな感じで撮ったら良いのかが分からない。
ふたりでうんうん悩みながらウユニの予行練習をしてみました。

車を食べる！

踏みつける！

一緒にツアーに行ったメンバーもおおはしゃぎ。

 

あと、だいごろがいけない遊びをしていました。
といっても銃を持たせてもらって写真を撮っただけですが。これはエチオピアならでは。ウユニでは出来なそう。

だいごろは嬉しそうだけど、私は冗談でもあんまり好きじゃないなぁ。。。

 

今日はさっきのキャンプサイトに帰って、星空の下で就寝。

明日は硫黄でできたカラフルで不思議な場所、ダロールに向かいます。
 

 

▶︎次回：金星へやってきました。