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31/JUL/2014 in Cairo

カイロに到着した次の日。
ロストした荷物をカイロでしばらく待つ事になった我々は、着替えもカメラのレンズも無いのでしばらく観光する気にはなれず。

ひとまずWi-Fiのある安宿に移動して、情報収集をしながら待つ事にしました。

移動した先の宿はSafari Hotel。
このホテルを含め、同じビル内にSultan Hotel、ベニス細川屋ホテルという老舗日本人宿が入っていて、日本人バックパッカーの集まる場所として世界的に有名です。
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(写真のSultan hotelの看板がある所がビルの入口。入ると生ゴミと糞尿の匂いがする汚いビルです。)

三つの宿を見てみると、Safariが今年の5月に新装開店したらしく小綺麗で、最新のエアコンを導入したばかりの部屋が期間限定でMixドミとして解放されていたのでそこに決めました。
基本的にエジプトのドミトリーはイスラム国だけあって男女別が普通なので、カップルで旅している私たちには有難い。一人一泊30ポンド(450円ぐらい)

今日は私たち二人だけらしいのでこの広い部屋をしばらく貸切で使えるそうです。
ラッキー!
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写真に写っているのは新オーナーのイスラムさん。日本語ペラペラで親切。
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本棚には日本の漫画が大量にあります。
 

ショッピングモールで買い物三昧

しかしお手頃で清潔な宿に無事たどり着いたはいいものの、もう丸三日も同じ服を着ていてめちゃくちゃ気持ち悪い。。。
しかも八月のカイロは暑く、日中は軽く40度を越えています。今日も宿を移動するだけでに汗だくになっていたから直ぐにでも着替えたいのにパンツすらないという。。

身動きが取れない上に、荷物の情報は何も入って来ない状況にイライラしながらも、加入している海外旅行保険を確認してみると、航空荷物遅延に関するオプションをつけていた事が分かりました。自分で指定してつけた記憶がないので、おそらくデフォルトでついていたやつ。
内容を見てみると、航空荷物遅延による生活必要品の購入10万円までと書いてあります。

ん?!!

10万円!!!

生活必要品といえば、数日分の着替え、シャンプー、タオル、サンダルとか?
どんなに買ったって10万円もあれば値段を見ずに買っても余裕で足りる!
という事は、ショッピングモールのブランド店で自分の気に入った物を値札を見ずに買うという夢のような体験ができるのでは!!

さっそく調べてみるとカイロにはエジプト最大の超巨大ショッピングモールがあるではありませんか。
そんな場所で大人買い。
想像しただけでも顔がニヤけてくる。
 

荷物が届いたらその時点で10万円が無効になってしまう。急げ!!

という事ですかさずやって来たエジプト最大のショッピングモール、シティスターズ。
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広大なショッピングモールにはグランドピアノの生演奏が響き渡り、これまで行ったどの国のショッピングモールよりも大きい。
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死ぬほど暑い外とは違って天国の様な空間に感動しつつも、さっそくショッピング開始。

高級ブランドからファストファッションまで。
店の名前も値札も見ずに気になった服を試着してバンバン買っていく。
レジに行ってから値段を見てびっくりする物もあったけど、ほとんどは普段のショッピングと同じぐらいの金額に収まっていた。
やはり、分相応の物を身につけろと言う事でしょう。
 

ショッピングモール内にはイスラム国ならではの服屋さんや、
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遊園地のような子供用のヘアサロンがあった。
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宿に戻ると買ってきたばっかりの新品の服と下着に包まれてスッキリ。
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ショッピングでストレス発散した2人はすこぶる機嫌が良くなり、いつの間にか細かい事は水に流してもいいような気分になっていました。

保険会社からも問題ないですという連絡があったので一安心。

後はロストした荷物が届くのを待って、カイロの観光を開始しよう!
 

しかし、ここは沈没の名所カイロ。(*沈没とは旅人が何をするでもなく同じ宿に居座ってだらだらする事。)

私たちは元々沈没するタイプではない(と思う)のですが、ちょうど中南米旅が終わったタイミングだったし、この後きっこがお腹を壊したりして、しかもロスバゲ待ちという大義名分があった事もあって、ここから我々の沈没生活が始まってしまうのです。
 

つづく



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