いよいよ東チベット旅スタート！ × 抗日戦争勝利70年を盛大に祝う中国の人々
3/SEP/2015 from Chengdu to Kangding
今日は成都から東チベットへの入り口となるカンディンへ移動する日。
でも成都は昨日からずっと大雨。
宿にいた人も、東チベットの向こう一週間の天気予報が雨なのをみて、予定を変更していた。
なんと明日クアラルンプールに飛ぶんだって。行動が早い！
私たちは、雨にも負けずなんとかバスターミナルへ移動してバスに乗り込み、朝7時20分に成都を出発。
カンディンまでは7時間の道のりです。
成都を出てしばらくすると、雨が止んできました。
でも空にはまだどんよりとした雲が居座っています。
これは移動のお供に買った味付きのひまわりの種です。
私は結構美味しいと思って食べていましたが、だいごろは調味料の味が変であまり好きじゃないって。
言われてみればそうかも。
これは私たちが成都で泊まっていた”Hello Chengdu International Youth Hostel” で有名な東チベットマップ。
昔のオーナーさんが東チベットのことをこよなく愛していて、どんどん開拓して行って作ったもの。
説明文から東チベットへの愛情がたっぷり伝わる、とってもいい地図です。
１冊15元（約290円）と高めだったのでかなり迷いましたが、結局買うことにしました。
山間の街をいくつも通り抜けていくと、だんだんと分厚かった雲も晴れてきました。
そして成都を出てから10時間。
７時間の予定を大幅にオーバーしてカンディンのバスターミナルに到着しました。
中国のバスは予定通りに着いた事がないな。。
抗日戦争勝利70年を盛大に祝う中国の人々
さて、街に着いたらまずは宿探し。
カンディンは標高2700mの高地にあるので成都よりも肌寒い。
宿はバスターミナルの近くにあるはずなのになかなか見つけられず、ウロウロと歩き回ってようやく発見。
ここは”Konka International Youth Hostel”と言う宿で、ホットシャワーもあるしトイレも普通だし、なかなか快適そうな宿です。
ドミトリーはこんな感じ。一泊40元（約750円）でした。
ベッドには電気毛布（ホットカーペット）が一つずつ付いていました。
私たちが言った９月は寒くない季節なのでほとんど使いませんでしたが、冬はこの電気毛布の有無がかなり重要。電気毛布がなかったら全く眠れないほど極寒だそうです。
荷物を置いて宿の共有スペースに来てみると、宿泊客の中国人の人たちが食い入るようにテレビを見ていました。
何を見ているのかと思ったら、この日は中国が「抗日戦争勝利70年」を主張していた日。
そういえば成都の街中にもポスターがでかでかと貼ってあった。
みんなこの映像を見て何を思っているんだろう。
センシティブな内容すぎて何も聞けませんでした…。
東チベットへの入り口。カンディンの街。
宿を出たらまずはお金を下ろしてから街をぶらぶら。
前も書きましたが、中国のATMでお金をおろす（クレジットカードでキャッシングする）なら、「中国交通銀行」か「中国農業銀行（中国农业银行、ABC銀行）」の二つが優秀です。「中国建設銀行」は頻繁にカードが吸い込まれているようなので要注意！
カンディンはまだ東チベットの入り口だけど、チベット仏教の僧侶がたくさん街にいます。
険しい渓谷沿いに家やお店が並ぶカンディンの街。
岩山には鮮やかな宗教画が描かれています。
街を歩く人たちの顔つきや衣装も成都とはガラッと趣きが違います。
違う民族なんだっていうのを肌で感じます。
くるみを売る女性。
店の前にあった怪しい乗り物。店の子供が乗って遊んでいます。
いやー、気持ち悪い。もっと可愛らしいキャラクターにすればいいのに。笑
こんな街中にまでマニ車が！
さすがチベット人が多く住む街なだけあります。
通りがかったチベット人の経営するお茶屋さんには、民族衣装を着た人がたくさん。
内装も特徴的です。
街を歩いていたらそろそろお腹が減ってきた。
バイクの上にずらりと並んだこのキノコたちは美味しいのかなぁ…？
いろんな種類がある。さすが中国！
そんな路地を歩いていると、ちょっとさびれた定食屋さんがあったので入ってみる。
中国に入ってからはどこへ行っても美味しいご飯にありつけていたから、味のことなんて何も心配せずに入った。
出てきたのがこんな料理。
見た目は美味しそうだったけど…。味はイマイチ。味付けもそうだし、野菜も全然火が通ってなくてシャキシャキすぎた。。
1日バス移動してきてお腹がペコペコなところにイマイチなご飯。
まだ食べ足りないし悔しかったので、今度は慎重に美味しそうなラーメン屋をチョイス。
そして、お客さんがみんな頼んでいる看板メニューを一つだけ頼んでみた。
でもこれも麺が伸びきっていたし、、、ぶちぶち千切れて、食べ応えが全くない。
今日は頼んだご飯は全部外れ。美味しくなかった。
中国に入ってからこんなこと初めてだったのでショックを隠せません。
期待していた夜ご飯に裏切られ、がっくりと肩を落として夜の街を歩く私とだいごろ。
今日はおとなしく宿に戻って寝たほうがよさそうです。
宿に戻って硬いベッドに転がると、この先に待っている東チベット旅に期待を膨らませつつ、明日は美味しい料理に出会えますようにと願うのでした。
つづく
kicco
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