一人っ子政策終了直前の中国 × 四川省の大都会”成都”に到着!
31/AUG~1/SEP/2015 from Jiuzhaigou to Chengdu
絶景づくしの九寨溝を満喫した後は、九寨溝の出入り口付近のレストランを物色します。
観光地だけあって結構お高い店が多い。
どの店も川魚料理を売りにしていました。
店の前の水槽には川魚が泳いでいます。
横にあるのはいろんな椎茸!
これは中国人が大好きなひまわりの種。
こうやって調理するんですね。
これはザリガニです。
アルメニアでザリガニを食べたことを思い出します。
と、いろいろな珍味が並んでいたけれど、宿のお父さんと約束した送迎の時間が迫っていたので、この周辺で夕食を食べるのは断念しました。
お父さんに送ってもらって、いつもの宿に戻ってきました。
この宿は家族経営で、お父さん、お母さんが毎日熱心に客引きをしたり送迎をしたりしています。
子供は小学生ぐらいの娘さんが2人。
落ち着いた感じのお姉ちゃんと、元気発剌とした妹です。
帰ってから少し娘さんたちとお話しました。
「ねぇねぇ、どこから来たの?」と聞かれ、私たちが日本人だと告げると、妹の方は息をハッと吸い込んで口に手を当てて、明らかに驚いた表情を見せていました。
日本に対するイメージはこんな幼い子にとってももしかしたらあまり良くないのかもしれない。
お父さん、お母さんは全くそんなそぶりを見せないけど。
娘さんたちも、私たちが日本人と知って驚いてはいたけど、その後も中国語を教えてくれたり、一緒にお話したり。楽しい時間を過ごしました。
ふと気になって、お父さんに尋ねてみました。
”子供が二人いるけど、大丈夫なの?”
「うん、ここでは全然問題ないよ。」と、笑顔で答えるお父さん。
私たちが旅をしていた頃はまだ一人っ子政策が廃止されていない頃です。
農村部や少数民族の間では一人っ子政策もそれほど厳しくないみたいだから、認められているのかな。
お父さんとお母さんが留守の間、姉妹で仲良くお話しながら待っている姿を見て、やっぱり兄弟がいるっていいなぁと思うのでした。
ちょっと休憩したら、宿の近くの食堂に行って麻婆豆腐とラーメンを食べました。
四川料理が多くて、どれもピリ辛で美味しい!
四川省の大都会、成都へ!
そして次の日。
今日は成都に向かいます。
成都は中国の地図でいうとちょうど真ん中あたりにある都市です。
今朝も宿のお父さんに送ってもらってバスターミナルにやってきました。
お世話になったお父さんともお別れです。
バスは九寨溝のバスターミナルを7時発、17時成都着。141元(約2,700円)。
予定通りバスに乗り込みます。
朝ごはんにバスターミナルに売っていたお粥を買います。
でも、これがびっくりするぐらい美味しくなかった。
豆がほんの少し入った、変な匂いのするごはん。。
これはバスターミナルで焼いていたパン。これもイマイチだった。
昨日おとといと、標高の高い黄龍と九寨溝を歩き回って疲れていたので、バスの中では爆睡。
前の席から出ているアレが気になったけど(笑)、二人ともほとんど寝て過ごしていました。
しばらく走ると、お昼ごはん休憩。
麓のスーパーで事前に買ってきていたカップラーメンにお湯を淹れさせてもらおうとすると拒まれてしまいました。まあ仕方ないか、商売だもんな。
普通は5元で買えるカップラーメンを10元(約190円)で買いました。
あとは、野菜がごちゃごちゃ乗った不思議なこんにゃくみたいな麺。
15元(約280円)もしてコストパフォーマンス低!でも味は悪くなかったです。
再びバスに乗り込み成都に向けてぐんぐん進みます。
でも、この休憩所で買ったばかりの水を置き忘れてしまったことが判明。
大した金額じゃないけど、中国に入ってからどうも置き忘れが多い。
この前も、節約しようとして買ったカップラーメン4つを全部バスの中に置き忘れてしまってショックでした。
節約しようとして裏目にでるなんて最悪。気をつけないと。
そして舗装された道を走ることおよそ10時間。
ついに成都の街に到着しました!
さすが四川省の省都だけあって大都会!
道路もちゃんと整備されている。車が多くて渋滞してる!
そして原チャが多い!これぞ、中国の大都市っていう感じがします。
原チャなのに傘をさしている人もいます。
今まで訪れた中国のどの街よりも大きい。
バスターミナルからは久々の大都会の中を歩き、途中からバスに乗って宿まで向かいます。
途中で渡った橋では魚を釣る人々。
美味しい魚釣れてるかな?
成都といえば四川料理。火鍋屋さんも目に付きます。
成都は今までに来たウルムチや蘭州に比べて店構えがちゃんとした所が多いのも特徴的だったな。
工事現場の足場が心もとない。
おなじみの大型スーパーもあります。
中国語ではこんな風に書くんですね。
そしてやってきた宿は”Hello Chengdu International Youth Hostel”というホステル。日本人の間ではとっても有名な宿です。
この宿を選んだ理由は、ここ成都で中国ビザの延長手続きをするから。
情報が欲しかったこと、滞在証明が欲しかったこと、ビザ延長について経験豊富な宿だったら安心だったこと。
そしてこの後大ピンチが訪れ、この判断が大大大大大正解だったと分かるのは、もう少し先のお話。
このホステル、ドミトリーの値段は確か一人45元(約850円)だけど、Hostel Worldで事前予約するとなんと30元(約570円)で泊まれます!お得!
そして、なんとこの宿には飼い豚がいます!たまに体当たりしてきます。笑
でも豚は実はすごく綺麗好きらしく全然臭くない。
ここは元々日本人が経営していて日本人もよく来る宿なので、日本語の案内も書かれています。
ベッドはカーテンで仕切られていて、それぞれに電源とベッドライトが付いています。
そして、中国のユースホステルはどこでもそうだけど、なんか敷布団がぺっちゃんこ。薄い座布団みたいな厚みしかなくて、めちゃくちゃ寝心地悪い。
それ以外は快適で、特に不満はありませんでした。
部屋に荷物を置いた後はお待ちかねの夕食タイム。
中国はご飯が美味しいから、毎食が楽しみです。
宿に日本人が二人泊まっていたので、一緒に出かけました。
夕暮れ時の街は賑わっていて、道端にテーブルが出てディナーを楽しむ人たちもたくさん。
中国っぽい顔をした犬。野良犬なので噛まれないように注意です。
これはドリアン屋さん。
1個10元(約190円)もしたので買うのはやめておきました。
意外に高いんだ。
夕食は街のローカルレストランで。
肉が入ったおかずが18元、野菜だけのおかずは10元。
これはお酒みたいだけど、虫?!
調べてみると、この漢字はイラストの通り「蟻」っていう意味らしい。つまりこれは蟻のお酒。
おかずは好きなものを指差して選べるから簡単。
3品選んで同じ宿にいた4人でシェアしたら、おなかいっぱい食べても一人10元(約190円)しかしませんでした。安い!!
そのあとは、食料の買い出しに大型スーパーへ。
なかなか品揃えの豊富なスーパーで、日本のビールもありました!
スーパードライが8.9元って、160円ぐらいだ。日本より安いです…よね?
ビールの値段忘れてしまった。
宿は夜になるとバーに大変身。
外のバーと室内のバーがあって、どちらもすごく広々していて賑わっていました。
夜の盛り上がりを見せる成都の街で、今日は移動もしてきて疲れたので早めの就寝。
明日は、成都で果たすべき重大任務、ビザの延長申請をしに行ってきます!
つづく
kicco
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