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29/JUL/2014 in New York

イグアナチョコレートからサンホセに戻り、次の旅程に思いを馳せる日々。
中米をメキシコまで北上するのも面白そうだったけど、アフリカにたっぷりと時間を使いたかったのでコスタリカから一気にエジプトまで飛ぶ事にしました。

コスタリカからエジプトまでの飛行機を調べてみると、この先一ヶ月以内で一番安かったのがニカラグア、ニューヨーク、イスタンブールを経由するフライト。Aviancaとトルコ航空の組み合わせというのがちょっと不安だったけど、お金がない今は安さが全て。数日値動きを見てやはりそれが最安だったのでチケットを購入。

思いのほか長居をしてしまったコスタリカに別れを告げ、サンホセの空港を飛び立ちました。
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ちなみにコスタリカの出国税は29USDもします。
かなり痛い出費。
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最初に経由したニカラグアの首都マナグアは激しい雷と雨。
着陸するまでの一時間は、総フライト数100は超えている二人が久々に経験したと思うほど激しい揺れでした。
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ニカラグアの空港では荷物と人の載せ替えの為一時間待ち。
特にすることもなかったし眠たくもなかったので空港内をウロウロ。
ニカラグアの空港は首都の空港にしてはかなり小さく薄暗い。
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トイレに行くのに荷物チェックがあった。
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セキュリティチェックは全部手作業。
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結局人と荷物の載せ替えには一時間半かかり、再び暴風吹き荒れるマナグアの空にテイクオフ。

四時間後には眩しく輝くマンハッタン島の光が見えてきました。
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という事で、今回”せかぽろ”がやってきたのは世界一の大都会ニューヨーク!
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次のイスタンブールまでのトランジットは16時間待ち。ちょっと遊んで帰ってくるには十分な時間。
二人とも初めてのNYなので着陸前からテンション高めです。
 

機内から見えて来た眩しすぎる夜景に、昨日までいたコスタリカの山奥の暮らしとの大きなギャップを感じつつ、深夜のJFKに降り立ちました。

しかしこの空港はでかい。着陸前に窓から外を見ると、視界入っただけでも四機の飛行機が空中を飛んでいました。
着陸後も滑走路からターミナルに移動するのに機体ごと橋を渡ったりして三十分ぐらいかかりました。

ニューヨークに到着したのは深夜の2時半。そして同じ日の18時半にイスタンブールへ向けて飛び立つ予定です。
到着したのが深夜で睡眠不足。空港への行き帰りの移動を考えると実質動けるのは10時間ぐらい。なので飛行機の中で行きたい場所をピックアップし、入念にスケジュールを立てました。
そして出来上がったのが超弾丸ニューヨーク10時間ツアー。

まずは空港で仮眠を取るところから始まります。
 

まずは空港でエネルギーチャージ

空港で入国手続きやら荷物ピックアップやらしていたら、すでに午前4時頃。

だいごろはニューヨークに着いた途端、目をキラキラさせて今にも動きだしそうでしたが、
眠いのがめちゃくちゃ苦手な私は寝ることを懇願。
ちょうど荷物預けサービスが空くのが7時だったので、6時まで寝ることにしました。
ここでもベネズエラで買ったブランケットが活躍。足を伸ばせるベンチがあったので快適でした。だいごろ曰く「日本の家の布団で寝てるような気分だった。ここになら住める。」そうです。
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6時から徐々にがんばって目を覚まして、荷物をまとめて7時にお店が開くと同時に荷物を預けます。

ちなみに、JFKで荷物を預けると、パックパック2個とサブザック1個でお値段なんと$23!!
高すぎ!

アメリカは荷物検査が厳しいので一度チェックインバゲッジを全て出さなくてはならず、止むを得ず出した手荷物を預けると荷物預けサービスでがっつり儲けてくる。
荷物を載せるカートを使うのに$5もするのにも驚きでした。。
 

メトロでマンハッタンへ

という事で、午前7時過ぎ。

ようやく身軽になった2人はメトロでマンハッタンへ。
目ぼけ眼をこすりながら、移動開始。
だいごろはやる気満々です。

マンハッタンへは、最安値で行けるメトロ+エアトレインを利用。
メトロは歴史を感じさせる雰囲気。
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9.11メモリアルパーク

マンハッタン島に来て最初に訪れたのがここ。

9.11の跡地。3000人以上の方が亡くなった場所です。

今は公園になっていました。
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ビルの土台を型どってあって、水が中央に流れていきます。
周りには亡くなった方々の名前が刻まれていました。
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水が周囲から流れて、中央の正方形の部分に流れ込む。
中央部分は底が見えなくて吸い込まれそうでした。
強く死を連想させるデザインです。

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当時の事を思い出しながら、しばらく水の流れに見とれてしまいました。

ちなみに、私たちは何も知らずにサウスプールのみに訪れましたが、同じ大きさ・デザインのノースプールもあるそうです。
 

アメリカンな朝食

お腹が減ったのでメモリアルパークの近くにあった店に入ってみると、そこは工事現場のおっちゃんたちが押しかける人気店。

店員さんの威勢が良く、注文を聞くのに「Next! Neeeext! Next, please!」と大声で叫んでいました。
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さらに、品物ができるとカウンター越しに注文した人目掛けてぽんぽん放り投げていました。

頭上にサンドイッチが飛び交う光景は、昨日までコスタリカの片田舎にいた私たちには衝撃的でした。笑
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買ったのはサンドイッチとパンケーキ。
中には大量のケチャップやシロップが入っていました。アメリカンだ。
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ウォール街

ウォール街にやって来た2人が向かったのはニューヨーク証券取引所。

言わずと知れた世界最大の証券取引所。
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特に中に入って見学できるわけではありませんが、毎日テレビで目にする場所だけあって「ここが世界金融の中心地かぁ」と感慨深げに眺めていました。
 

自由の女神

ニューヨークといえばやっぱり自由の女神。
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何故か大量のリスがいるバッテリーパークを抜けた先に見えてきました!

「おおー。」

2人のリアクションはそれだけ。(笑)
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ここからだと自由の女神をひたすら眺めるぐらいしかする事がないので、さっき買ったエッグサンドを朝食代わりに食べながら写真を撮ったりして過ごす。
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自由の女神はフェリーに乗って近くまで見に行くのが定番のようですが、私たちには時間もお金もないしここからでも十分満足。

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これから始まる10時間のめくるめくシティライフに心躍らせながら、オシャレな駅からメトロに乗って次の目的地へ向かったのでした。
 

後編へつづく



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