キルギスの山奥で見つけたお気に入りの宿と、絶品B級グルメ!
18/AUG/2015 from Bishkek to Karakol
ビシュケクについた翌々日。
今日からの数日間、キルギス東部ある山奥でのトレッキングに向かいます。
今回の世界旅行ですっかりトレッキングが好きになってしまったきっこ。
そもそもキルギスに来ることに決めたのも、きっこがトレッキングをしたいと言い出したから。
目指すは、アラコル湖。標高3400mの高地にある湖です。
宿で朝ごはんを食べたらさっそく移動開始。
走り出して2時間ぐらいで昼ごはん休憩でした。
レストランに焼きたての美味しいパンをたくさん売っていたので、昼ごはんはパンを買いました。
飲み物はアイスティー。
トルクメニスタンもウズベキスタンもそうだったけど、ここキルギスでもフルーツフレーバーの甘いアイスティーが人気のようです。
そこから車はビュンビュン進んで、車窓からは大きな湖が見えてきました。琵琶湖の9倍の大きさを誇るイシククル湖です。
抜けるような青!!透明度は20mもあるんだとか。
ビーチ沿いにはテントがたくさん立っていて、人々が泳いでいます。
リゾート地もたくさんあるそうです。気持ちいいだろうなぁ。
湖をこえるとだんだん景色が変わってきました。
遠くに見えていた山々がだんだんと近づいてきます。
牧草を荷台いっぱいに積んで走るトラック。
そして、ビシュケクから乗り合いバンに乗ること5時間ぐらい。
トレッキングの拠点となる街、カラコルに到着しました。
写真の右に写っているのは一緒のバンに乗っていた少年。
長時間の移動お疲れさま。
カラコルで発見したお気に入りの宿と絶品B級グルメ!
ここからは歩いて宿探し。
おめあての宿が満室だったので途方に暮れていると、宿の人が別の宿のオーナーに電話してくれました。親切!
迎えに来てくれたのは、ヌルディンさん。
ものすごく物腰が柔らかくて、本当に優しい男性です。
宿の名前は、”Home Stay in Karakol”
https://www.facebook.com/HomeStayinKarakol/?pnref=lhc
オススメです!!
そして連れてきてもらったのは、こんな感じのめちゃくちゃ良さげな宿!
宿泊客はまだ僕たちだけのようです。
部屋も大きなベットがある個室を二人で使えて快適。一人7ドルだったからお手頃!
もちろんWi-Fiもあります。最初泊まろうとしていた宿は宿泊客が多くて、Wi-Fiが劇遅だったけど、ヌルディンさんの家はさっくさくでした!
キッチンも広々で、頼んだら快く使わせてくれました。
家で休憩した後は、遅めの昼ごはんを求めて街へ。
中心部からは少し離れているので、親切なヌルディンさんが車で乗せて行ってくれました。
中心部と言っても、すぐ先には雄大な草原と山々が見えています。この感じ好きだなぁ。
街の広場で結婚式が行われていました。
これは新郎新婦が乗るリムジン。近所の子供達が珍しそうに見ています。笑
こっちにはこんなに可愛いロシア正教の教会が!
ムスリムの国だけど、ロシアの文化もしっかりと根付いています。
夕暮れ時のカラコルの街。
ご飯の前に、スーパーで明日からのトレッキングの食材を買い出し。
商品に書いているロシア語が分からず困っていたら、英語が話せる地元のお姉さんが助けてくれました。
このスーパーで見つけたのは日本の食材!
こんな田舎町の店にまで置いてるのを見てびっくりしました。
もう日本もすぐそこです。
買い物を終えて街の中心を歩いていると、どからともなくいい匂いが。
かすかな匂いを頼りに建物の中に入ってみると、そこには食堂がずらりと並んでいました。
よく見ると、どの店も同じ料理を売りにしているみたい。
その中の一軒が賑わっていたので入ってみると、店のおばさんが何やら寒天のようなものをカットしています。
何だかよく分からなかったけど、試しに一つ頼んでみます。
すると、寒天のようなものを細い麺状にカットしてスープに投入し、それに小麦粉で作った麺もミックス、さらにネギなどの具材とピリ辛のスパイスを投入。
こんな料理が完成しました!
食べてみるとめちゃくちゃ美味しい!!
食べ慣れた小麦粉の麺と、ツルッツルの寒天の麺のハーモニー、そしてちょっと酸味がありつつも辛くて冷たいスープは病みつきになる味!
僕もきっこも偶然口にしたこの料理の虜になってしまい、トレッキングから帰った日にもここの味が恋しくなって再訪しました。
その時はお昼ご飯どきだったので、新鮮な野菜を使ったお惣菜がずらりと並んでいました!美味しそう!
ああ、この記事を書いてるだけでもよだれが出る。。笑
カラコルの街を訪れた際は絶対食べてみてください!
小さい町だし、同じような店がたくさん並んでいるので探したらすぐに見つかるはず!市場のすぐ近くです。
これだけいろいろ頼んでも、たった125ソム(約250円)!
宿に戻った後は明日のトレッキングに向けてまったり。
それにしても、オーナーのヌルディンさんはすごく親切でいい人!
英語が話る上に、以前アーティストとして日本に来たことがあるからで日本語も少しできます。
それに、家にはヌルディンさんが描いた絵が溢れていて楽しい。写真に写っているの絵もその一つです。
お風呂に入ろうとバスルームに行くと、ヌルディンさんが日本で買ってきたと思われる洗剤が並んでいました。
この日は偶然にも僕たちの他に日本人の旅人が二人も泊まっていたので、ヌルディンさんも含めてみんなで夜までお話し。
すごく刺激的で楽しい夜を過ごすことができました◎
さて、いよいよ明日はトレッキングに出発。
そこでは今回の世界旅行の中でもベスト3に入る絶景と思いがけない出会いが待っていたのでした。
つづく