だいごろ愕然。レンズが壊れて撮影不能に。
03/SEP/2014 in Gondar
僕たちが旅で使っているカメラはOLYMPUSのOM-Dとレンズ三本。
その中でメインで使っているのが、OLYMPUSの超広角レンズ。
街中のスナップショットからダイナミックな風景まで、これ一本あれば旅の記録を残す分には十分なレンズ。
しかしそのレンズがカイロに入ってから調子が悪く。ズームリングを特定の焦点距離に合わせるとカメラの状態を確認してくださいというエラーメッセージが出て撮影できなくなります。
でも、エラーが出るのは一番狭い画角に合わせたときだけで、ワイドレンズとしての役割は十分果たせていました。
それに、カイロのサファリホテルで写真を教えてくれていたブライアンには、このレンズを使うなら焦点距離は14ミリに固定して使えと言われていました。だから、ちょうどその辺りの焦点距離だけを使える状態は練習には打って付けだなと思いました。
なので、これはブライアンの呪いだとか2人で笑いながら、スーダンに入ってからもそのまま使い続けていました。
しかし笑っていられたのも束の間。
エチオピアに入った直後にゴンダールの宿で写真を撮ろうとすると、全ての焦点距離でエラーメッセージが出て、完全に撮影不能になってしまいました。
おそらくエジプトからスーダンにかけて旅する中で砂が中に入ったのが原因だと思われますが、何も撮影できないというのは痛すぎる。
他に持っているレンズは玄人向けの単焦点と動物撮影用の望遠レンズ。
どっちも街中のスナップをとるには厳しいレンズです。
このままではこれから先の旅路の写真がまともに撮れなくなくなってしまう。
今すぐにでも修理に出したいけど、ここは最貧国エチオピアの片田舎。
まず修理できそうな店が全く見当たらない。しかも使っているのはオリンパスという世界的には全くメジャーではないカメラ。
とにかく中に入った砂を掃除すれば直るのではないかと考え、近くの携帯電話修理ショップから工具を借りて来て、まずは自分で分解を試みる。
しかし途中で断念。
バラすにはバラせそうだったけど、中の構造が複雑すぎて元に戻す自信がなかった。。
仕方ないので街で修理屋を探すも、ゴンダールにあるのは携帯電話の修理屋ばかりでまともに修理できそうな店は全然ない。
近いうちに行く予定のメケレという街がエチオピアで二番目に大きい街らしいので、ひとまずそこに行くまでは諦める事にしました。
という事で、しばらくの間はこいつ!
水中専門だったOLYMPUSのTG-2にぽろり旅のメインカメラとして頑張ってもらう事になります!
でもこのカメラは少し暗いところになるとブレたり、油絵みたいなガビガビの写真しか撮れない事を知っているので不安がいっぱいです。
まさかこいつに全てを託す事になるとは。。。
という事でしばらくこのブログはTG-2で撮影したショボい写真で溢れかえる事になりますのであしからず。。
とはいえポテンシャルはあるカメラだと思うので、諦めずにTG-2の性能を最大限に引き出せるようにテクニックでカバーしていこうと思います◎
daigoro
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