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7/AUG/2015 from Mashhad to Ashgabat

ついにイランを出る日がやってきました。
イラン滞在はなかなか長かったし、濃い毎日を送ることができたな。

次に向かうのは、謎が多い国トルクメニスタン。

イランのマシュハドでの滞在を終えて、バスで向かったのはグーチャンという街。
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グーチャンのバスターミナルからはタクシーに乗ります。
タクシー代は300,000リアル(約1,200円)。
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辺りの景色が砂漠っぽい感じになってきました。
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そしてイランとトルクメニスタンの国境の入口に到着。
ここから国境まではまだ数キロの距離があるけど、タクシーはこれ以上入れないみたい。
仕方ないので歩きます。
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国境までは急な上り坂。
こんな坂を何キロも歩くなんて暑いし憂鬱だなぁと思っていたら、後方から走って来た車が私たちの横で止まりました。
ドライバーは国境の係の人で、何かの用事のついでに国境まで送ってくれました。ラッキー!
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そして、国境に到着。
最後に残った10,000リアル(約40円)だけトルクメニスタンのお金に両替。
あまりの所持金の少なさに両替屋さんに失笑されました。笑
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イミグレーションの建物には民族衣装を着た女性がたくさん!!
イランにはいなかったから、きっとトルクメニスタンの人たちだ!
突然漂ってきた中央アジアの空気。新しい国に入る感じがしてワクワクしてきました。
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それに、これでやっと長袖長ズボン、そしてヒジャブ(ムスリムが頭から被る布)から解放される!!!
暑い暑い夏のイランにいたおよそ3週間、この鬱陶しさに何度イライラさせられたことか。
 


トルクメニスタン側のイミグレでは、ニヤゾフ前大統領が満面の笑みで出迎えてくれました。
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トルクメニスタンは独裁国家。
ニヤゾフ前大統領はとにかく意味不明な政策を次々と展開してきました。

例えば…
◎8月の第2日曜日をメロンの日に制定。
 ニヤゾフ大統領の大好物はメロンである。「この神の賜物は、輝かしい歴史を持っている。美味しいメロンの名前を称えて、国民の祝日にする」とテレビで発言。
◎首都ではほぼ50メートルごとに、ニヤゾフ大統領の肖像や銅像が設置されている。
◎ニヤゾフ大統領の著書「ルーフナーマ(Ruhnama)は国民必読の書とされ、クルアーン(コーラン)と同等とされている。
◎首都と大学を除く図書館の廃止を命令。
  ニヤゾフ大統領の「田舎の人はどちらにしても本など読まないのだから」という見解による。
◎過去10年間に外国の大学で取得された卒業証書を全て無効化。
◎オペラ、バレエ、軽演劇、サーカスの上演を禁止
  ニヤゾフ大統領の「どうやってバレエ愛をトルクメンに適応させられるのか?」という見解による。
◎コンサートやテレビなどのみならず、結婚式などでも口パクで歌うことを禁止。
  ニヤゾフ大統領の「歌や音楽の発展に負の効果をもたらす」という見解による。
◎首都を除く地方の病院を閉鎖。
  ニヤゾフ大統領の「ちゃんとした医師は首都にいる。病人は首都に行けばよい」という見解による。
◎金歯を禁止。
  ニヤゾフ大統領の「教員達は薄給なのに、金歯なんて!国際組織が査察に来て、教員の口の中に金歯があったらどうするのか?文化でもなけりゃ、伝統でもない。」という見解による。
◎健康のため、閣僚に36km走に参加させた。
◎すべての閣僚、地方行政府長官、軍人などにベンツの新車が支給された。
◎キプチャク村には黄金のニヤゾフ大統領家族像や利用者皆無のホテルが建設されている。
◎年金廃止。ニヤゾフ大統領の「親の面倒は子供が見るもの」という見解による。
◎外国人がトルクメニスタン人の女性と結婚する際は、トルクメニスタン政府に1万~360万円支払わなければならない。ニヤゾフ大統領の「トルクメニスタンの女性は小麦色で美しいのでそれだけ払う価値がある。」という見解による。
◎テレビのニュースキャスターの化粧禁止。

 

なんじゃそりゃ!
というツッコミどころ満載すぎる法律がわんさか!

そして、今さら気付いたけどこんなのも。
◎若者が髭をのばすことを禁止。
  ニヤゾフ大統領の「見苦しい」という見解による。また、男性の長髪も禁止された。

誰にも注意されなかったから私たちが訪れた時期も禁止されていたのかどうかは分からなかったけど、とにかくヒゲもじゃもじゃのだいごろが捕まらなくてよかった。笑

そんなヒゲもじゃのだいごろも無事国境を通過。

ちなみにトルクメニスタンのビザを取るのはかなり面倒だったので、無事入国できて一安心です。
私たちが取ったビザは5日間のトランジットビザなので、何が何でも5日以内に通り抜けないと。
 

そしてイミグレの建物の前にあったのは、大量の…

ペルシャ絨毯!
イランからトルクメニスタンに運び込まれていました。
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トラックいっぱいに積み込まれています。そして、ここにもニヤゾフ前大統領の姿が。
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国境から先は、強制的にめちゃくちゃ値段が高い専用バスに乗せられるという噂でしたが、たまたまローカルのバスが待っていました。ラッキー!
運賃は本当はトルクメニスタンの通貨マナトで払わないといけないところだけど、2人合わせて5ドルを渡したらそれで大丈夫でした。
バスの中にも民族衣装を着た人がたくさん乗っています。
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バスの途中で立ち寄った停留所でも、色とりどりの民族衣装を着た女性たちが乗り込んできました!!!
すごい!!なんておしゃれなんだろう!華やか!
そしてどの国でもそうだけど、男の人ってお洒落じゃない。笑
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バスの終点で降りると、そこはトルクメニスタンの首都アシュガバードの郊外。
ここから街の中心まではタクシーしかなかったので、一人5ドル払ってタクシーに乗り込みました。
民族衣装を着たおばさんも相乗りです。
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そしてタクシーが走り出してしばらくすると、衝撃の景色が目に飛び込んで来ました。

イランでは見たこともないような広い道!6車線ぐらいあるのに車が全然走ってない!
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言葉もペルシャ語からトルクメン語に変わりました。
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そして、どこまで走っても道路沿いに建っている大きすぎる建物!
これは高級ホテルのようですが、人が泊まることはほとんどないんだとか。
どの建物もみんな真っ白!!
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何から何まで白い!!
そして車がめちゃくちゃ綺麗!!ピカピカの外車ばかりで、日本車もたくさんありました。
イランではボロボロの車ばっかり走ってたのに!
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白!
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白!!!
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モスクも白!
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こんな近代的なビルもありました。
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何だか近未来に来たみたい!!
こんな街が地球にあったなんて!!!

まるで現実感のない異様なビジュアルと、そのスケールにただただびっくり!
 


 

そんなアシュガバードでバックパッカーが宿泊できる宿の選択肢はたった一つ。
”シーヤハットホテル”というホテルで、別名ツーリストホテルとも呼ばれています。

でも、ここには泊まりたくないんだよなぁ…。

外見は立派そうに見えるけど、中はぼろぼろという典型的な旧ソ連時代に建てられたホテル。
ゴキブリが出るのは当たり前。南京虫被害も多く、ネズミが出ることすらあるらしい。
インターネットは規制されているのでもちろんありません。
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ボロボロの宿でも値段が安いならいい。
これまでアフリカや南米で、そんな宿はいくらでも泊まってきた。

でもこのホテル、お値段なんと衝撃の…60USドル!!!!!
50USドルの部屋もあるらしいけど、もう満室なんだって。

これ、私たちが今まで泊まったホテルの中で二番目に高い。
スペインのお祭りの時に泣く泣く60ユーロのホテルに泊まったことがあってそれが一番高かった。でもそのときは時期も時期だったし、国も国だったし、部屋のクオリティはさすがで満足だったけど、さすがにこのホテルは…。
 

ダメ元でホテルの受付のお姉さんに値段交渉してみます。
でもニコリともしない受付のお姉さん。まったく交渉する気がないみたい…。予想通りの対応の冷たさです。
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いやだー!
値段だけ高くてクオリティの低い宿なんて!
60USドル払って南京虫にさされるなんていやだー!

過去のバックパッカーたちの情報をいくら調べてみても、みんなこの宿にしか泊まっていない。

仕方ないので、新しい宿を開拓しようと、かなりの距離を歩いて付近の宿を数軒当たってみました。
でも、私たちを見るなり「満室よ、満室!!」という冷たい対応…。
ここ、アシュガバードでは外国人が泊まれないホテルがかなり多いと聞いていたけれど、その通りみたい。

いっそテントを張ろうかとホテルの周辺をうろうろ。
でも警察にもよく遭遇するし、テントを張れそうな場所もない。
私たちのビザはトランジットビザなので、この国に滞在出来るのは5日だけ。もしこんな癖のある国で警察に捕まったら大変だ。

それに何より、もう疲れた…。
 

2時間ぐらい街を彷徨った挙げ句、結局諦めてシーヤハットホテルに戻りました。
そしてシーヤハットホテルの部屋を見せてもらうと…

あれ、意外と綺麗。
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バスルームもちゃんとあります。
※部屋は何部屋か見せてもらいました。
部屋によってはバスルームが汚い・匂う部屋もあったので気になるときは何部屋か見せてもらって下さい!

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あー疲れた!
せっかく高いお金を出して泊まってるし、しばらくベッドでくつろごう!

南京虫が怖いので、念のためにベッドにアルミシートを敷きます。
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疲れてたからそのまま寝てしまおうかと思ったけど、今日のうちにアシガバートの観光を終わらせておかないと。
60ドルもする宿に2泊するなんて絶対できないから、何としても明日の昼には次の街へ移動してしまいたい。

ということで、この後はいよいよ謎の独裁国家の首都アシガバートの街に繰り出してみます!!



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