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18/APR/2014 in Cebu

サントニーニョ教会の近くで二回目の血圧測定をしました。

前回と同じく血圧測りますよーの紙を持って、じっと待つ。

前回の反省を活かし、紙に以下の内容を書いて用意。
1、高血圧基準
2、高血圧の対処法(食事、運動など一般的なこと)
3、血圧は変わりやすいので測定結果を信じすぎないこと
4、私たちが医者じゃないので、心配だったら医師に相談すること

程なくして、同じ場所に座ってたおじさんが興味を示してくれた。

このおじさん、何とも好奇心旺盛で、何で測ってるのか?君たちは何者なのか?この血圧計をもらえないか?と、次々に質問を投げかけてくる。

そもそもの目的があやふやなので、あやふやに答える。
単なる興味だけ、と言うと納得いかない様子。

でも何やかんやで一人目測定完了。
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道行く人に笑顔を向け、若い女の人一人と、おばあちゃん二人を測定。
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そこで、またしても準備不足を痛感。
測定中に言葉でちゃんと説明できない、紙に用意したことすら伝えられていない自分に嫌気がさし、店じまい。
 

しょんぼりしながら、だいごろと今日の反省会をして、帰ろうとした矢先、一番最初に測ったおじさんが再登場。

「さっき自分の車にある血圧計で測ったら130mmHgぐらいだったけど、こっちで測ったら150mmHgだった。姿勢が悪かったんだと思う。もう一回測らせてほしい。」

もう一度測定するとき、「脈が聞こえるところの上にチューブがくるように。机の上に腕を乗せるように。ほんとは水銀が一番正しいんだ。」と、やたら詳しい。

それもそのはず、おじさんは医学生だったとのこと。

でも再測定結果は前回とほとんど変わらなかった。
(確かに、おじさんの言う通りで、ほんとは机に腕を乗せるべきだけど、路上では机がないので、膝に腕を乗せていたのでした。チューブの位置はもちろん確認済み!)

それから話は弾み、おじさんの血圧計を見せてもらうことに。

おじさんの車へ行ってみると、ダッシュボードから超年代物の血圧計が出てきました。
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ちゃんと箱にしまってあって、箱はテープで補強してありました。
毎日、車に乗せてることからも、愛用っぷりが伺えます。
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アメリカで仕事をしていたときに買ったんだとか。
今は高くて買い替えられない。道理で私の血圧計を欲しがる訳だ。
おじさん談によると、1台1,000ペソ(≒2,400円)ぐらいだったら買う人はいるだろうとのことでした。

ただ、おじさんの血圧計は狂ってしまってるんじゃないかと、心配にもなりました…

君たちはいい人だから、今度一緒に食事でもしないか、と有難いお言葉。
現地の電話を持っていないので、私たちのメールアドレスを教え、お別れしました。

反省点は多いものの、路上血圧測定の最大の目的である、
「地元の人とコミュニケーションをとる」という目的をまずは果たせたことに満足したのでした。


ちなみに血圧計は高級品なので庶民は買いません。オムロンの認知度は全然高くないです。
私が話した中では、唯一このおじさんだけがオムロンを知っていました。

Hertmannという会社の血圧計を薬局で見つけました。
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オムロンの製品もひっそりと置かれていました。
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これまでのぽろり旅で血圧測定したブログ記事一覧は以下のリンクから。
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「世界の国で血圧測定サービス実施中!」

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