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24/SEP/2014 in Harar

時刻は午後6時過ぎ。

11時間半のバス移動を経てようやくハラールに到着しました。
 

エチオピアに入ってからもう3週間が経つけど、ローカルバスでの移動をしすぎて体力的にも精神的にもキツくなってきた。
私もだいごろもキツい移動には耐性があって他の旅人と話していてもかなり強い方。
だけどエチオピアのバスはこれまでに書いた通りなかなかの曲者。それにエチオピアに入ってからはほとんど休みなしに移動し続けている。それに泊まる宿は汚いし虫だらけ。

1週間や2週間なら何ともないけど、さすがに1ヶ月近くなって来ると限界が近づいている気がする。
 

バスを降りるともうヘトヘト。頭もぼーっとする。

もう日が暮れて暗くなろうとしているし、すぐに宿探しを開始しなければ。
 

———–

ハラールにはラリベラで出会ったドイツ人から紹介してもらった宿があったので、まずはその宿を目指していつもよりも重く感じるザックを背負い歩き始めた。

でも全然見つからない。

20分ぐらい歩いて最初に見つけた宿は、教えてもらった宿とは違う宿。値段は一部屋350ブル(約1800円)。

高すぎたので、部屋も見ずに他の宿を探す。
 

———–

さらに15分ほど歩き、次に見つけた宿は一部屋100ブル(約550円)。
窓が着いていて明るくて、ベッドはきれいでまあ問題なし。

でも水が出ない。
トイレにバケツがひとつ置いてあって、これで流せというタイプ。

今までもトイレが流せない(バケツから手桶で汲んで流す)宿はあったけど、洗面台からでさえ水そのものが全く出ない宿はなかった。エチオピアに入って最初の頃だったら耐えられたかもしれないけど、もう精神的な疲れがかなり蓄積されている。

そんな状況で水が出ない宿に泊まるのは正直辛かった。

もうザックを担ぐのにもフラフラだったけど、頑張ってもう少し探すことにした。
 

———–

その次に見つけた宿は、さっきの宿の斜め向かい。

メインストリートからちょっと横道に逸れたところ。

汚い共同トイレ・シャワーにシーツ交換されていなさそうな宿。一部屋100ブル(約550円)。
 

さらに歩いて探した別の宿はレストラン併設で、部屋は日陰でじめじめ。
窓が小さくて風も通らない。同じく汚い共同トイレ・シャワー。同じく一部屋100ブル。
 

———–

はぁ…。どれも似たり寄ったり。

ため息をつきながら、もう一度ドイツ人に教えてもらった宿を目指す。

でも発音が悪いのかなかなか知ってる人がいない。いろんな人に聞きながら、15分ぐらい歩いてようやく見つけた。

一部屋200ブル(約1100円)で、きれいにベッドメイクされた部屋と清潔なトイレとホットシャワー。
今まで、一部屋100ブルぐらいで泊まってきていたので、この宿は予算オーバー。せめて150ブルでないかな…。

なかなか良い宿が見つけられない…。
 

———–

すでに一時間以上重たいザックを背負って宿探ししてる。

かなり疲れたけど目ぼしい宿が見つからない以上探し続けるしかない。
いい宿が見つかるように祈りつつ、さらに少し離れたところにある地球の歩き方に載っていた宿へ向かう。

15分ほど歩いて見つけたその宿には中庭があって、一見綺麗な外観。
期待したけどやっぱり水は出ない。バケツに組む方式。それで一部屋150ブル(約800円)。
明るくもない部屋。こんな部屋で150ブルなんて…。
 

———–

そのとなりの宿も見てみる。
同じく水が出ない。一部屋100ブル(約550円)。
さらに部屋がじめじめの上にトイレ臭い。

ハラールは水が出ない宿が本当に多い…!
 


宿探しを始めてからもう1時間半。

みんな同じく水が出ないなら、最初の方に見つけた宿が一番良かった。

ここからあの宿まで20分。

仕方なく元来た道を引き返す。。
 

ザックを抱えて歩き回って、フラフラになりながら重い足取りで宿の薄暗い階段を登る。

宿に荷物を置くと、電球に大量に虫が群がっているのに気づく。

またノミやダニにも刺されそうなので、ベッドに殺虫剤をしてからレストランに向かう。
 


レストランは、最初に見た一部屋350ブルのホテル併設のレストラン。
宿は高いけど食事は35〜50ブルと標準的な値段。

窓の外から入って来るアザーンの音を聞きながらの夕食です。
なんだかエジプトやスーダンに戻ったみたい。
キリスト教が大多数の国なのにハラールだけイスラム教というのはすごく不思議です。
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ハラールはイスラムの街なのにビールが特産品。
だいごろはバスにゆられて溜まった疲れをビールを飲んで発散します。
P9240041

このレストランのトイレがすごく綺麗だったので、あの汚い宿でトイレに行かない為にもここで用を済ませておこう。

でもここのトイレもまさかのバケツから水をくんで流す方式だった。。

ハラールの水道事情、ひどすぎる。。
 


食事の後、宿に帰っていつもの通り電気をつけたままアイマスクをして眠る。

南京虫が光に弱いという噂を聞いて、エチオピアに入ってからは虫刺されが嫌で電気が消せなくなってしまった。

電気をつけてても、私だけはどこの宿に泊まっても大抵刺されまくったんだけど。
 


そして次の日の朝。

まだ日本にいた頃の夢を見て、夢の中の私は仕事仲間と楽しく冗談を言い合っていた。

でも朝起きたら、私はとっくに日本にはいなくて、安宿のベッドに横になっていた。

足には大量の虫さされ。
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一気に現実に引き戻され、トイレに行きたくないけど行くしかなくて、長い方のトイレを済ませて、バケツから水を汲んで何回も何回も流してようやく流れて(汚い話でごめんなさい)、それから手を洗いたいけどバケツの水から洗うしかなくて、部屋に戻ってウェットティッシュで手を拭いて、そのとき、ふつっと何かが切れて、涙がぽろぽろ流れた。

つらい…。

嫌だと分かっていた宿に無理矢理泊まったからだ。

こんなに嫌な思いするぐらいなら、200ブルの宿に泊まったら良かった。
安いものなのに…。

汚い宿にはある程度慣れっこな私だけど、一ヶ月近くもそんな状況が続くとさすがに疲れてくる。
 

宿が嫌で涙したのはブラジルに引き続き2回目。

衣食住の「住」がこんなに大切だとは知らなかった…。。
 


元々は同じ宿に2泊してハラールを観光する予定だったけど、私のダメージの大きさを見兼ねてだいごろが別の提案をした。

「ハラール観光は後回しにして、今日ソマリランドに移動しようか。ソマリランドに入ってからハラールのいい宿ちゃんと調べて、戻ってこよう。」

ハラールはソマリランドからの帰路でも必ず通る町。
先に観光しても後に観光してもいい。

同じ宿に2泊することも、もう一度宿探しすることも、限界を超えた私にはもうできなくて、だいごろの提案に従うことにしました。
 

▶次回:自称独立国家ソマリランド入国!



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