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20/AUG/2014 in Karima

クッルの遺跡を訪れて、そろそろ帰ろうとしていた矢先。
とあるおじいさんが話しかけてきました。
少し雑談をしたあとに、おじいさんはこう言いました。

「良かったら今から一緒に朝食を食べにおいで」

クッルの村は泥で作られた家ばかり。
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家の中がどうなっているのか、すごく興味があった私たちは、ちょっと戸惑いながらも行ってみることにしました。
おじいさん優しそうだったし。
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訪れた家は遺跡からほど近い場所にあって、おじいさんに案内されて門をくぐりました。
この区画の中に9軒の家があって、家族みんなで一緒に暮らしてるそう。
家はドアも窓もなくて、家族は誰でも自由に行き来できる開放的な雰囲気。
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部屋の中にはベットが並んでいて、家の中は風が通るようになっているので殆ど外で寝ているのと同じような感じ。
この暑さではやっぱり外で寝た方が気持ちいいもんね。
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家には息子のムハンマド君がいて出迎えてくれました。
(ちなみに、スーダンでは”ムハンマド”という名前がめちゃくちゃ多い。男の子の3分の1はムハンマドかと思うほど!)
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ムハンマド君はスーダン大学で農業の勉強をしています。
メスキーテという植物の研究をしていて、この植物を植えることによって、土壌が肥えてその周りに別の植物が育つことが期待されてるみたい。
乾燥に苦しむ地域ならではの研究です。

彼はかなり英語が喋れて、論文も英文でした。
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子供たちが私たちが来たことに気づいてやってきました。
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みんなおじいちゃんのことが大好きです。
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かわいいなぁー。
少しだけおやつを持っていたので分けてあげました。
嬉しそう^_^

私たちもあめちゃんをもらいました。
そのあめちゃんの名前がこれ!Kiko!!
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この国に来たときから、名前がKikoだと言うと、みんな何だかにこにこするな、と思ってたけど、これか!
もっと変なものかと思ってたからよかった。笑

しばらくお話してから、11時になるとじわじわと家族が集まってきました。
みんな、まずお父さんに握手して、それから私たちに笑顔で握手してくれます。
言葉は伝わらないけど握手から伝わる歓迎の気持ち。

今から家族みんなで一緒にごはんを食べる。
スーダンでは11時に朝ごはん、昼寝をして16時に昼食、22時に夕食を摂ると言っていました。
朝は5時ぐらいに起きてるのに、11時まで食事なし。3食の食事の中で朝ごはんがきっと一番楽しみだろうな。

食事をする順番は、男性が最初。
男性が食事を取って食後のお茶までした後に、女性が食事をするのがこの地域の文化。

私はゲストだから、先に食べていいよ、と言ってくれたので男性陣と一緒にいただきました。
どの食事も、私たちが先に口をつけるのを確認してから、みんな食べ始めます。
みんなで輪になって手でつかんでごはんを食べる。
(次の日、予想通りおなかが緩くなったけどそんなことは取るに足らないこと!)
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みんなすっごく温かい雰囲気で、これも食べてみて?こっちも食べてみて?とどんどん進めてくれました。
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ごはんはどれも本当に美味しかった!!
タマネギと肉とパンみたいなものを煮込み、豆の煮物、ビーフンみたいな麺、卵焼き、豆をすりつぶした揚げ物などなど。
どんなレストランよりも、家庭料理が一番!しあわせー^^
スーダンに来てから、食事がすごくおいしいです。
味付けが優しいので口に合う。
最初に頼むときは勇気がいるけど。笑
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そして、シャイもごちそうになりました。ちなみに料理は必ず女性の仕事。
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激甘!でもこの暑い国ではこの甘さがおいしい。ほんと。
炭酸飲料の炭酸抜けた後ぐらい甘いです。
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そのあと、私だけ女性の食事を見せてもらいました。
だいごろは男だから見ることもだめ。

女性の方も、顔を出した瞬間に、ごはん食べなさい、とみんな言ってくれる。
さっきももらったばっかりなのに。
みんな本当にやさしい。

28歳で子供がいない、というと不思議そうな顔をされました。
スーダンは10代で子持ちの人もたくさんいるぐらいだから。

だいごろはその間に家の敷地を案内してもらっていました。
家にはニワトリ。
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この袋の中はぎっしりデーツが入っています。
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この家は人の温かさが心地よくてもっと長居したいところだったけど、もうペットボトルの水がないので脱水症状になる前に帰ることに。
家の人は泥水同然の水を飲むけど、申し訳ないけど私たちにはとても飲めない…。
 

一番暑いお昼1時頃、お暇することにしました。
お父さんも「もっとゆっくりしていっていいし、何日でも泊まってくれても良いぐらいだよ」と言ってくれたので、後ろ髪ひかれるような思いで家を後にしました。

ムハンマド君が暑いのにわざわざ近くの道路まで案内してくれました。

家を出てすぐに下校中の村の子供たちに遭遇。みんな一斉に駆け寄ってきます。
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「ハローハロー!!!」
「わっつあねーむ?」
「はうあーゆ?」
カメラを向けるときゃあーと言いながら走って逃げたり。本当に可愛らしい。
この国では誰一人として、「マネー、マネー」と言ってくることはない。
私たちが見えなくなるまで、ずっと手を振って「ハローハロー!」を元気いっぱいに叫び続けてくれました。

途中、ヤシの木畑を通りました。ここで取れるヤシの実のデーツを売るそう。
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これが、デーツの実の残骸。去年のものだそうです。
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ヤシの木に水をやるための水路もありました。
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さて数十分歩いて道路に着いたものの、炎天下でみんな活動しない時間なのでヒッチハイクしたいのに車が全然来ない。
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来ないなぁ。
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心優しいムハンマド君、「ここに入って休んでいていいよ。車が捕まったら呼んであげるから。」と言って、この道路沿いで唯一の日陰に連れて行ってくれました。雨季に水を通すための穴です。
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30分以上待ったかな、ようやく車が捕まり無事村まで辿り着けました。
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ほんっっと暑かった!
暑い中ずっと手伝ってくれたムハンマド君に感謝!
 

カリマの村に戻ると、こっちでも子供たちの下校時間。
頭に布を被った女の子たちが「ハローハロー!」と近づいてきます。
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撮って欲しそうに近寄ってくるのに、カメラを向けるときゃーきゃー言いながら顔を隠す子も多いです。
子供と言っても小学校高学年ぐらい。これぐらいの年代から写真を控えるようになるみたい。
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ここは世界でも有数の厳しい環境だけど、人々は本当に温かくて平和に暮らしている。

スーダン人の優しさがじんわり身に沁みた思い出深い一日になりました。



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