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12/JUL/2014 from Maracaibo to Cartagena

マラカイボの宿を出て向かったのはバスターミナル。
今日はここから国境を超えて、ベネズエラからコロンビアを目指します。

移動手段は乗り合いタクシー。
バスターミナルに客引きがいるので、値段交渉をして乗り込みます。
6人乗りの車が満席になったら出発です。
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乗客は助手席に私たち2人と、後部座席にベネズエラ人の親子3人。
車にはベネズエラの国旗とコロンビア代表のミニチュアユニフォームが飾られていました。
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朝食に15分だけ停車したので、屋台でポテトを丸めてトマトソースで煮込んだ料理を。
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その後、2回ほど警察の検問がありましたがパスポートチェックのみで特に問題なく通過し、2時間ほどでベネズエラーコロンビア国境に到着です。
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30分ほど列に並んで出国のスタンプをもらい車へ戻りましたが、コロンビアへ抜ようとする車の数が多すぎて大渋滞。
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時間がありそうだったので、そこら中にいる闇両替商に頼んでボリバルをコロンビアペソに両替してもらいました。若干レートは悪かったですが、余らせても仕方ないので全額(日本円で8千円ぐらい)替えました。

結局車がベネズエラ側のゲートを抜けるまで1時間近くかかり、コロンビア側のゲートへ車で移動。
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コロンビアのスタンプはあっさりもらえ、トータル3時間ほどでコロンビア国境のまちマイカオへ到着です。

これでついにベネズエラを抜けました!!

これでもう腐敗した警官や軍人に怯えながら旅をする必要もありません。

何か色んな物から解放された気分!!
 

2人とも上機嫌でマイカオのバスターミナルをうろうろ。
コロンビアのカルタヘナまで行くバスを探していると、直ぐに客引きがやって来た。
ロンリープラネットに乗ってた値段よりも安かったので、30分後に出発するというバスに即決で乗り込む。

ベネズエラとは違ってバスがボロボロじゃない!
寒くない!!笑
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これはバスに乗ってから買ったお弁当。
売り子が車内に乗り込んで来るので注文すると、10分ほどで持って来てくれます。
コロンビアやエクアドルでよく食べていたチキンとライスとスープのセット。
五百円ぐらい。
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なんか数ヶ月前に食べていた味がもの凄く懐かしくて、パクチー入りのスープがまるでみそ汁のように感じました。
 
車が走り出して目に飛び込んで来たマイカオの街はゴミだらけ。
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ファベーラの様な家屋が点在していて荒れ果てていました。
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しばらく走るとよく目に入ったのが路上でガソリンを売る人たち。
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ベネズエラ国内でリッター数円のガソリンを大量にコロンビアに持ち込んで、さっそく店を開いているようです。
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コロンビアのマイカオを出発して3時間ほど。

何もない所でバスが停車した。

よく見ると警察が他の車も含めて検問を行っている!!
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まさかコロンビアでも検問があるなんて。
ようやくベネズエラから解放されたと思ってたのに。。

警官はバスに乗り込んでくると、手持ちの荷物はおろか、バスの下にあるラゲッジスペースの荷物も全部チェック。乗客の内数人はバスを降ろされて質問を受けていました。
幸い我々は何事も無くバスの中で待機していましたが、トータルで三十分以上かかりました。。

まさかベネズエラの検問よりも長時間足止めを食うとは思わなかった。
おそらくコロンビアーベネズエラ国境付近はゲリラも多く、麻薬の密輸なども横行しているので取り締まりが厳しいのでしょう。
 

その後、バスは2時間遅れてカルタヘナのバスターミナルに到着。
何か南米に来てから毎回2、3時間はバスが遅れているので麻痺してしまっていますが、一回ぐらいまともな時間に付いて欲しいなぁ。

乗っていたのは意外にもイカついバスでした。
昼だったし急いで乗ったから気付かなかった。
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時間が遅かったしだいごろの体調もいまいちだったので、バスターミナルから旧市街へは仕方なくタクシーで移動。
 

30分で到着したカルタヘナ旧市街。

ちなみに我々がここへ来た理由は「パナマへ飛ぶ飛行機が一番安いのがカルタヘナ発だったから。」

それだけ。

この街の事は何も知らないし、今日通って来たマラカイボやマイカオとかの延長線上にある一つの街だと思っていました。

思っていたのです。

なのに、

タクシーに降ろされた場所がこんな所だったんです!!
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なにこれ!!

西洋風の石畳の街並に馬車がパカパカ走ってる!!

ここどこ??

ヨーロッパ??!

驚きと喜びでテンションがおかしくなりつつある2人でしたが、ひとまず予約していた宿へ行くと

こんなアフロに出迎えられました。
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夕食はこれまた欧風のプレートとパスタ。
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あれ、おかしい。

美味しすぎる。
 

一体ここはどこなのか??

私たちはどうなってしまうのか??

分けも分からず迷い込んだカルタヘナ。

たくさんの疑問で頭が一杯でしたが、さすがに疲れがたまっていたので、アフロがかける大音量の音楽に乗ってこの日は眠りにつきました。


▶︎次回:コロンビアで一番美しい街、カルタヘナ。



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