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今日は昨日に引き続き、「534日の世界旅行で、行って良かった国ランキング24!」を発表していきます!

気に入った国ばかりで一つ一つに思い入れがあるので、色々と書きたいことが出てきて大変です。

それではさっそく17位から見ていきます。
 

 

17位 コスタリカ

コスタリカは、私たち二人がこの旅で唯一「住みたい!」と口を揃えた国。

大自然と過ごしやすい気候、洗練された街並みに、自然に配慮した暮らし。

道を歩けば美女だらけだし、だいごろが人生で一番美味しいと感動したコーヒーにも出会えた。

中米のスイスと呼ばれるコスタリカは、その名に恥じないものすごく魅力的な国でした。
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私にとって特に興味深かったのが、環境問題に対する取り組み。

街中の商店では「環境負荷が少ない」と表記された商品がずらり。
一人一人の意識の高さが伺い知れました。

今、再生可能エネルギー100%での発電を実現している国でもあります。

それとコスタリカは小さな国土に、世界の鳥類の10%が暮らしているという鳥たちのパラダイス。
コスタリカにいるときは毎日のようにバードウォッチングしていましたが、全然飽きることがありませんでした。
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16位 トルクメニスタン

トルクメニスタンはユーラシア大陸を縦断する途中で通るまでは全く知らなかった国。

そして、この旅で最も衝撃を受けた国の一つでもあります。

まるでスターウォーズにでも出てきそうな首都アシガバードの近未来的な街並み。
どの建物も真っ白!!真っ白な建物が何キロにも渡って続いていました!
舗装された道路には日本や欧米の高級車が走っていました。
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豪華な噴水があって、きちんと剪定されて、青々とした緑が広がる公園で寛ぐ人は誰一人おらず、ただ係りの人が黙々と草花に水をやっていました。
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ここはトルクメニスタン最大の見所とも言うべき、地獄の門。
世界広しといえど、こんな夕焼けが見られる場所はなかなかありません。
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ビザの関係で3日しか滞在できませんでしたが、最初から最後まで楽しむことができた国です。

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15位 ボリビア

こちらも見所満載の国ボリビア。
見所が多すぎでもう一回行きたいぐらいです。

そんなボリビアで良かったのは何と言っても標高4000m〜6000m級の山々に囲まれた大自然!
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ウユニ塩湖の鏡張りも期待を裏切らない美しさでした。
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ちょうど世界三大カーニバルの一つ「オルーロのカーニバル」の時期だったので、伝統的なダンスや音楽や町の人たちとの泡かけバトルも堪能!
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鉱山で栄えた町、ポトシで行った炭鉱ツアーも印象に残っています。
知られざる悲しい歴史のある場所です。
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14位 スペイン

世界的観光地として大人気のスペイン。

その評判は噂通り、いや、噂以上でした!

サグラダファミリアを始めとするガウディの建築群を見ていてもワクワクしたし、それ以外にもアルハンブラ宮殿やプラド美術館など見所満載!!
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特に、サッカー好きのだいごろはバルセロナでサッカーを見て、大はしゃぎ。
感激しっぱなしでした。「あー、バルセロナ住みたい!!」と口癖のように騒いでいました。笑
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セビーリャの春祭り”フェリア”では、中世の貴族みたいな人たちが数え切れないほど歩いていました。みんな綺麗なドレスを着飾って、頭には大きな花をつけ、飲めや踊れやの楽しいひととき。こんなに華やかな世界があるんだ!!
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そんなフェリアの中で今年一番の賑わいを見せていた闘牛にはショックを隠しきれなかったりもしました。
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短い滞在だったけど、とにかく盛りだくさんのスペイン!
バックパッカー以外にも、いや、バックパッカー以外の人にこそ、自信を持ってオススメできる国です。(物価が高いのでバックパッカー的にはかなりの出費を覚悟しなくちゃいけません。)

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13位 イラン

中央アジアのビザ取りもあって、長期滞在になったイラン。

カウチサーフィンをするまでは、話しかけられすぎて疲れちゃったりしたけど、カウチサーフィンで深く接することになったら、その途端にホスピタリティ溢れるイラン人のことを大好きになりました。
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イランは観光客が少ないけど、イランの人は旅人をもてなすのが大好き。
だから、カウチサーフィンをするとすぐにホストが見つかります。
今までのどの国よりも簡単!

イランに行ったら、ぜひカウチサーフィンに挑戦してみてください!

それに、イランの秘境で全く言葉の通じない遊牧民のテントに泊めてもらったのは本当にすごくいい思い出です。
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その一方で嫌な思いをしたりもしたけど、それも含めて良かったと思える。
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イスラム教やゾロアスター教を始めとする宗教や建築、独特の文化に触れることができました。
中でも、聖地マシュハドで朝から晩まで祈りを捧げる人々の情熱には驚きが隠せませんでした。
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12位 ルワンダ

行くまでは20年前の内戦のイメージしかなかったルワンダ。

悲しい歴史を持つ国だけど、今は民族の違いもなく穏やかに暮らしています。

ルワンダに来て最初に驚いたのが、この国の人たちがとにかく綺麗好きなこと!

宿の床もちょっと汚れたら雑巾で拭いてるし、首都キガリの街中にはゴミ箱がたくさん設置されていて、街にはゴミ箱ひとつ落ちていない。アフリカに来てからというもの、そこらじゅうにゴミが散らばっている光景が当たり前だったのでびっくり。
ビニール袋が禁止されていて、何を入れるにも紙袋を使う、エコな国でもあります。
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しかもなんと月1回掃除の日が決まっていて、その日は国民全員が働くことを許されず、車に乗ることすら許されないというから驚きです。

その日たまたま熱を出しただいごろは病院に行きたいのに行けずに大ピンチ。パトカーをヒッチハイクする羽目になったのでした。笑
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首都のキガリに滞在していた時には、ルワンダで20年も義足を作り続けている、日本人のルダシングワ(吉田)真美さんの活動を見学させてもらいました。

One Love ProjectというNGOを立ち上げ、目標に向かって一直線に進む姿は力強く、とてもかっこよかったです。
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ルワンダはまだ紛争から20数年しか経っていないため、小さな国土のいたるところに悲しい紛争の爪痕があって胸が痛みました。
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ルワンダに来るまでは、「戦争にならないためには、世界中に友達を作ること」が一番だと思っていたけど、ルワンダでの現状を見て、それだけじゃだめなんだということを思い知らされました。

だって、ルワンダでは「隣人が隣人を殺す」ということが起こってしまったから。
大衆心理って本当に恐ろしい力を持っている。

情報を正しく得ること、自分の頭で将来を予測して考えること。
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話はそれるけど、日本の報道の自由度ランキングは世界で61位。
2010年は11位だった日本がここまで順位を下げているという事実に、私は危機感を覚えています。

私たちが得ている情報は、すでにかなり選別され、限定されているものだということ。
ラジオが唯一の情報源だったルワンダとは状況が違うけれど、気をつけておかないと同じことを繰り返してしまうのではないかと思ってしまいます。

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ルワンダで義足を作り続ける日本人。
 

以上、「行って良かった国ランキング」、17位〜12位でした!!

あー疲れた。笑

明日はいよいよ上位11か国の発表に入ります。

どの国がランクインするのか、皆さんも予想してみてください。

つづく



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