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09~10/JUL/2015 from Mestia to Tbilisi

メスティアの絶景トレッキングの後、急いで山を下って目指すのはメスティア街の中央にある広場。
探すのはメスティアの南西にあるズグディディという街へ行くマルシュルートカ。

ナジの家の人にはズグディディ行きのマルシュルートカは朝の8時しかないと言われていたけど、今はもう12時をまわってる。

半分諦めながら広場に行ってみると…

いた!!やった!
1時ぐらいに出発してくれました。ちょうどいい時間に出てくれて助かった。
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マルシュルートカには意外なお客さんが。

子犬!
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ずた袋に入れられて、怖いみたいでずっとキャンキャンないていました。
飼い主のおじさんが、あまりにうるさいから他の乗客に迷惑だと思ったのか、「この犬、車の屋根に乗せるよ。」とジェスチャー。

乗り合わせたイスラエル人と私たち全員で、「いや、全然大丈夫!このままでいい!!」と猛アピールして、何とか子犬は車内にキープされました。良かった。
 

途中の休憩で立ち寄った店で売っていたのは美味しそうなパン。
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肉が入っていて焼きたて!
ジョージアの食事おいしい!
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その後マルシュルートカは順調に進み、3時間ちょっとでズグディディに到着。
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ここから夜行列車で首都のトビリシへ。
チケットオフィスに行くとあっさり夜行列車のチケットを入手できました。

22:15ズグディディ発、翌6:30トビリシ着です。
300km以上の移動&寝床が確保できて、たったの18ラリ(約1000円)!すごい!
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今の時刻はまだ夕方の5時。
夜行列車が来るまでまだだいぶ時間があったので、近くのスーパーへ。
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そしたら中にはカフェエリアがあって、そこに無料のWi-Fiまでありました!
コーヒーを買って居座り、ブログを書いたりして過ごしたりしました。
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そしてスーパーから駅前に戻ってきて夕食。
これはハルチョー(牛肉とごはんのスープ)かな。
ジョージアの食事はいい感じです。今のところ外れがない。
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駅のホームへ行くと電車が来ていました。
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まだ入れないみたいだったので、しばらく待ってから中に乗り込みます。
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あら、意外にもきれい!
安いからもっとボロボロだと思ってたのに。
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私たちのチケットは4人用のコンパートメント。
下の段のベッドの下に荷物を入れられるようになっているから、寝ている間も貴重品は安心です。
ちなみに、1ランク高い車両は2人のコンパートメントだそう。
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こんな列車だったらめっちゃ寝れそう!…と思ったけど、この夜行列車は意外にも寝心地が悪かった…。

理由はいろいろあるけど…

<その1>
何度も停車する。
たぶん15分に一回ぐらい。その度に目覚める。
なんか落ち着かないなぁ。

<その2>
周りの乗客のノイズ
同じコンパートメントのおじさんのいびきがうるさい。
隣のコンパートメントに若者4人組が乗っててパーティーしてる。

特におじさんのいびきは電車が止まってると、もううるさくて仕方ない。耳栓してるのに。
でもいびきは…本人も辛いだろうな。
いびきが大きい人は決まって眠りが浅そうだ。おじさんは時々いびきが止まったと思ったら呼吸困難になって、ぶはっ、て突然息をする。そして、はぁ、はぁ、すぅー、はぁー、すーぅー、はぁーって苦しそうに深呼吸し、いびきがしばらくの間、静かになる。苦しくて目が覚めちゃうんだろうな。

<その3>
南京虫の恐怖
寝始めて1時間ぐらいのころ、あごと足を何らかの虫に刺される。
蚊かもしれないけど、南京虫の気がして気になり出したら眠れない。
何度もライトを照らして南京虫チェック…。

<その4>
夜中に売り子のおばちゃんが車内を歩き回る。
そんな時間に売りに来んでいいのに。夜中1時やで。
 

はぁ。
寝苦しい…。

諦めて本でも読みたい気分だけど、だいごろのベッドの下にあるからとれない。
結局何もする事がないまま朝を迎えることになったのでした。
 


午前6時半。なんやかんやで予定通りにトビリシ着。
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駅前の治安はなかなか悪そうです。
この道をてくてく歩いて向かったのは…
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トビリシの超有名日本人宿、『ホステル・ジョージア』。
ここはめちゃくちゃお得な安宿。一人10ラリ(約550円)でなんと夕食付き!
朝食付きの安宿はよくあるけど、夕食付きの安宿は初めて。
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辿り着いたはいいものの、朝早すぎて鍵がかかってる。
しばらく玄関で騒いでいたら、中の人が開けてくれました。

部屋は2人部屋でもドミトリーでも同じ値段なので、2人部屋にしました。
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イランビザをゲットせよ!

トビリシに到着して真っ先に向かうのはイラン大使館。
バトゥミでのビザアタックに失敗した私たちは、ここで取れないともう後がない。
気合いを入れて宿を出ます。

でも大使館の場所がいまいち分からない。
ウェブページに書いてある住所を検索すると2つの場所が出てきて、どっちもなんか変な場所。

困っていると、宿に居合わせた日本人が正確な場所とバスの番号まで教えてくれました。
やっぱり日本人宿はこういう情報が集まっているから、ビザを取るときなんかは本当に助かる。

教えてもらったとおり、バスに乗って向かいます。
バスの中では、大使館の職員とのやり取りを何度も何度もシュミレーションします。
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トビリシで取るイランビザ情報について詳しくはこちら
イランビザ取得までの、ドキドキのやり取りもこの記事の最後の方に書いているので是非読んでみてください!
 

大使館に到着すると、セキュリティチェックを受けてからビザの申請カウンターへ。

今日は金曜日。
職員の人にビザが欲しいと話すと必要書類を渡され、「申請料を銀行口座に振り込んでから月曜日にまた来て。」と言われました。

言われた通りの銀行で振込を済ませると、土日はトビリシではする事がないので、1泊2日で他の場所へ。

そして月曜にトビリシに戻ってきて書類提出。
火曜にようやくビザを受け取る事ができました。
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ビザ取りはいつも緊張するけど、今回も無事に取れてほんと良かった!
次回は意外にも見所満載だったトビリシでのお話です。



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