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11~12/MAY/2015 in Cremona

前編を読まれていない方はこちらから!▶︎前兆に導かれて。きっこに訪れた大きな出会い。-前編-
 

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クレモナ滞在4日目。
昨日の一件でベネチア行きがなくなったら突然気が抜けて、お昼頃まで爆睡してしまいました。

今日はこの街で何をしようかなぁ?とクレモナの弦楽器工房について調べていたら、クレモナ在住の日本人の弦楽器製作者がいるという事が分かりました。

松下敏幸さんという方で、日本人の見学者を受け入れた記事もいくつか出てきたので、かるーい気持ちで行ってみることにしました。
 


 

ミナちゃんの家を出てから、もうすっかり見慣れた街並を歩く事15分。
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Webページに書いてあった住所の辺りまでやってきました。
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入口のネームプレートを見てみると、確かに “Matsushita” の文字と、弦楽器製作者であることを示す”リウタリオ”の文字が彫られています。
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でも、今まで見てきた工房と違って外から工房は見えないし、いつでも入っていい雰囲気とはとても言えない…。

こんな突然訪問しても大丈夫なのかな?
年季の入ったドアがなんだか威圧的に感じます。
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でも、せっかくここまで来たんだし、と思い切ってインターホンを押してみることに。
どきどきです。

“こんにちは。今、旅行でクレモナに滞在している者なのですが、見学させていただくことはできますか?”

「…」ちょっと間があった後、「どうぞ」と言って、鍵が開いた音がしました。
 

小さい扉から中へ。
かるーい気持ちで来すぎて、破れたズボンを履いてきてしまったことを後悔。。
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こっちから入って下さいと招き入れてくれました。
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招かれたのは松下さんの工房。
開放的な高い天井と高い窓から差し込む光。
弦楽器に使われている染料の独特の匂いがします。

初めてお会いした松下さんは鋭く、迷いのない目をしていました。
何でも見透かされるような感じがします。
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そして、お互いに自己紹介を済ませるとこう言われました。

「アポなしで来られたら困るよ。ちゃんと事前に連絡してくれないと。」

やっぱり気軽に来ていい場所じゃなかったんだ。
開口一番にそう言われて、きまりが悪くなります。
 

今、ちょうどf字孔(バイオリンの表板にあるfの形をした孔の部分で、バイオリンの響きを大きく左右する重要な部分)を彫り始めようとしていたところだそう。

「f字孔を彫る時はすごく集中力が要るんだ。もし作業を始めてたら受け入れられなかったよ。」

机の上には、バイオリンの表板が置かれていて、これから彫られる形状が丁寧に描かれていました。
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「お二人は旅行でクレモナにいるんですか?」

“はい。今、1年以上かけて世界を旅行しているんです。クレモナはその中でも私がずっと来たかった街なんです。”

「その旅にはなにか目的とかあるの?」と松下さん。

“いえ…特にないです。”

私たちの旅に、人に胸を張って話せるようなたいそうな目的はない。
『自分の目で世界を見る』という事ぐらい。

「目的があったら同じ旅でも随分違うものになるんだけどね。」

“そうですね…。”

まっすぐ迷いなく生きている人からすれば、私たちの旅行なんてただの回り道。
ますます気まずい感じになってくる。
 

私がすっかり萎縮してしまっていると、だいごろが続けてくれました。
”でも、旅をしている間はできるだけ現地の人と話す事を大事にしています。その為に彼女が前職で設計した血圧計を持って現地の人の血圧を測ったり、可能な限りヒッチハイクやカウチサーフィンをしています。”

すると松下さんは少し私たちに興味を示してくれたようでした。
私たち二人ともがエンジニアで設計の仕事をしていた事。カウチサーフィンの事。二人が旅でよく病気になった事。松下さんと私たちが3人とも兵庫県出身な事などを話しました。

そして松下さんも、クレモナの歴史やこの工房の話、製作する上でのこだわりなど1時間以上にわたり本当にたくさんのお話をしてくださいました。
 

「どうして、ストラディバリが生きていた時代以降、有名な製作者が現れていないんだと思う?」と松下さん。

クレモナは、昔からの弦楽器製作技術が脈々と受け継がれているようだけれど、実際は一度その技術は完全に消失してしまったそうです。

例えばバイオリンの形って本当に不思議な形だけど、何故かこの形に決まっていて、どうやってもこの形が最適なんだそうです。今の技術をもってしても、どうしてこの形になっているのかは分からないそう。
でも、適当に形作られた訳ではなく、誰かが計算で導きだしたに違いないんだ。

現在は、手作りの楽器であっても大量生産の考え方で作られているものがほとんど。
そんな中、松下さんは過去の失われた技術を取り戻そうと、時代に逆らってひとつひとつ丁寧に製作を続けています。

この工房も17世紀に建てられたものをこだわって選んでいて、ストラディバリが活躍していた当時の製作環境に近づけようとしているようです。
きっと、湿度や温度、風の通り方や光の入り方などの微妙な違いが楽器の音色に関わってくるんだろうなぁ。
 


 

工房で色々お話を伺ったあと、マエストロは私たちをニス塗りのための地下室に連れて行ってくれました。
工房の横の階段を下った所にあります。
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ちなみに、私たちは気付いたら松下さんの事をマエストロとしか呼べなくなっていました。
どうも松下さんの放つ職人オーラに圧倒されたみたい。

でも、それもそのはず。
後で宿に帰った後にマエストロについて調べて分かったのですが、マエストロは世界的な賞を何度も受賞されている方でクレモナの中でもトップクラスの弦楽器製作者!

全然知らなかったので住所だけ調べて気軽にノーアポで訪れてしまいましたが、こんなに↓↓すごい方でした…汗

1957年兵庫県生まれ。
1979年より弦楽器修理・製作を志す。1982年イタリア、クレモナに渡る。
82年~87年ロンバルディア州立学校、弦楽器修理課程、クレモナ国際ヴァイオリン製作学校卒業。
その後、スイス・チューリツヒの音楽店MUSIC HUGにて修理を学ぶ。
1987年労働許可を取得し、クレモナ市デイルダ邸内 に工房を構える。
1998年より国際クレモナ・ヴァイオリン製作学校、マスターコース最終学年に日本人初めてのマエストロ講師として招かれ生徒の指導にあたる。

現在までに修理・調整した代表的な楽器は、アントニオ・ストラディヴァリウス、“PARK”1717年、同じく” LEDY LEY”1713 年、及びジョゼフ・グァルネリウス デル・ジェズ“ JEANBECKER”1732年、ジョゼフ・グァルネリウス1689年の銘器が上げられる。

1988年 第5回クレモナ・アントニオ・ストラディヴァリ国際製作コンクール、
ヴァイオリン・チエロ部門それぞれ銀メダル受賞。
1996年 第l2回アメリカ・ニュー・メキシコ開催、VSAヴァイオリン国際製作コンクール
ヴァイオリン部門優勝、ゴールドメダル。
2004年 第3 回パリ国際弦楽器製作コンクール、
ヴァイオリン部門音響最優秀賞。
2006年 第11回クレモナ、アントニオ・ストラディヴァリ国際製作コンクール
ヴィオラ部門2位、銀メダル受賞。

現在までに修理・調整した代表的な楽器は、アントニオ・ストラディヴァリウス、“PARK”1717年、同じく“LEDY LEY”1713年、及びジョセフ・グァルネリウス デル・ジェス“JEAN BECKER”1732年、ジョセフ・グァルネリウス1689年の銘器が挙げられる。

その製作された楽器には、アマティ、ストラディヴァリウスをはじめとする古典イタリアン弦楽器への深い研究の成果が反映されており、音色の明るさと豊富な倍音の魅力が日本を始め欧米で高い評価を得ている。

2005年3月22日、NHKハイビジョン・BS番組で“遠くにありてにっぽん人”『ストラディヴァリウスを越えたい』~イタリア松下敏幸編~、
2007年9月には資生堂提供スペシャル番組、“美を紡ぐ人~今を生きるあなたへ~”がTBSで放送され、益々意欲的に製作活動を行っている。

 


 

ちょっと話がそれましたが、階段を下りた地下にあるここがマエストロのニス塗りのための実験室。
なんとマエストロは染料やニスを天然素材から手作りしているんです!
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クレモナでも多くの製作者が、すぐ乾いて季節を問わずに塗る事ができる既製のニスを使っている。
でも、ストラディバリの時代の昔ながらの方法にこだわるマエストロ。

机には瓶やお皿がたくさん並んでいました。
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棚の中にも、本当にたくさんの材料が並んでいました。
いろいろな材料を混ぜ合わせ、マエストロ自ら抽出します。
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ニスはマエストロが研究を重ね、こだわりぬいた天然素材から作られています。
「今時こんな方法を取っている人はいないよ。」
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右側のオレンジ色の油は3年かけてじっくり酸化させながら、不純物を取り除いているそうです。
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木材の棚もありました。
それぞれの木材に年が書かれています。何十年も前の木ばかり。
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今買った木を使えるようになるのは数十年後。気が遠くなりそうです。
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今はちょうど夕方。
この部屋は西陽が差し込む部屋をあえて選んだそうです。
ここでニスの色が見やすい光の入り具合、ニスが塗りやすい室温・湿度になる日や時間帯を選んでニス塗りを行っています。
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ニス塗りの工程は夕方の光が入る時間にしかしないそうです。
天然の光の元で、自然の色を確認しながら丁寧に塗っていくそう。

しかも、冬場は気温が低くニスが乾かないから、今年に入ってからはまだニス塗りはしていないそう。
ここに置いてあったバイオリンは、去年の秋頃からずっとこのまま置いてあるものです。
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これほど丁寧に作られる楽器もなかなかないだろうなぁ。
 


 

そして再び工房へと戻ってきた時、私が10年以上ずっとビオラを弾いているという話になりました。

そう。私は高校生のときにビオラと出会った。
ビオラを通じてたくさんの友達ができて、それまでは暗かった私の人生がぱあっと明るくなった。
それに、音楽は目に見えないものなのに、ビオラは私にびっくりするほど美しい世界を見せてくれた。
だから私にとってビオラは、私の人生とは切っても切り話せない特別な存在。
 

するとマエストロは、”そうなの?そうとは知らなかったなぁ。”と、少し驚いてからこう言いました。

”そこに置いてあるのはビオラだよ。”

マエストロが指差した先には一台のビオラが!
弦も駒(弦を支えるための部品)も取り付けられていない生まれたてのビオラです。
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このビオラを見たとき、私はただの偶然以上のものを感じました。

だってマエストロが1年に作る弦楽器はたったの2台か3台。
だから完成品が工房にある事なんてめったにない。
しかもバイオリンに比べて圧倒的に作られる数の少ないはずのビオラがここにあった。
そして、ビオラ弾きの私がそこへやってきた。
 

「もしよかったら弾いてみる?明日の朝にここに来れるならセッティングしておくよ。」

”え?!”

一言でセッティングって言っても、わざわざ弦を張ってチューニングをしないといけない。
ふらっと工房に立ち寄っただけの私みたいなアマチュアのためにそこまでしてもらえるなんて…。
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”ほんとうに良いんですか?”

「もちろん。」

「あ、そうだ。このあと製作者仲間とバールに行く約束をしてるから、せっかくだし一緒に行こう。2時間後にここに来れる?」

”あ、はい。”

「じゃあ夜7時にまたここに来て。道は分かるね?」
 


 

そして約束の夜7時。
再びマエストロの工房へやってきました。

するとマエストロの口から思いがけない一言が。

「時間があったからビオラのセッティングしておいたよ。」

時間なんてあったはずがない。
私のために時間を作ってくれたんだ…。

マエストロは戸惑う私にピカピカのビオラを手渡してくれました。
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これがマエストロの作ったビオラ。
受け取ったビオラをまじまじと眺めます。
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生まれたてのビオラのペグはちょっと硬くて上手くチューニングできない。
そしたらマエストロがチューニングを手伝ってくれました。
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「弾いてみてごらん。」

マエストロに促されて、おそるおそる弓を弦にあてて弾いてみます。
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そしたら…

すごい!!

1つの音を弾いただけで、倍音が部屋一面にぶわっと広がった!
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すごい音が出たからおもわず笑ってしまう。
私が日本で練習している音をいつも聞いていただいごろも、ビックリしすぎて横で笑っています。
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マエストロのビオラから出た音は、深みがあって、高音も優しい。
1年以上ぶりに弾いたのに力まなくてもスッと音が出てくる。
それにひとつひとつの音がどれも甘い。

弦をまたいだときの違和感が全くなく、音と音が自然につながっていく。
今まで奏でた事のない滑らかなメロディーが響く。
弾いていると、どんどんどんどん音に引き込まれていく。

新しい楽器はきつい音がするイメージだったけど、出来たばかりとは思えない優しい音色。
一年以上弾いていなかったのに、一年前よりも上手くなった気がする。
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弾きながら目に入るマエストロこだわりのニスの色は、のっぺりした一色じゃなくて、生きているみたいだった。
例えば木の色が決して一色じゃないように。
葉っぱの色が一色じゃないように。

出来たばかりのビオラなのに、何十年も経っているかのような味わいがあった。
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木がすくすくと育っていくように、このビオラからも今にも形を変えていきそうな生命力を感じる。

そうだ、木なんだ。
マエストロが土を耕し、種を植えて、しっかりと根を張った楽器。
芯の通った木になるまで育て上げた木に、演奏家が演奏することで美しい花が開く。
 

どれぐらい弾いていただろう。
気がついたら顎当てに汗がびっしょりついていた。
 


 

「じゃあそろそろ出かけようか。行きつけのバールで友達と待ち合わせしてるから。」

工房を出て、マエストロと一緒にクレモナの街を歩きます。
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まださっきの興奮で汗びっしょりの私。
歩きながら、恐る恐る聞いてみた。

“あのビオラおいくらなんですか?”

「うーん。それは聞かない方がいいと思うよ。」
 

マエストロは一年に3台ほどしか楽器を作らない。
世界の名だたるコンクールで賞を取り、ストラディバリウスをはじめとする数々の名器を手がけてきたマエストロの手から産まれた数少ない楽器。
私なんかには絶対に手が出ない値段ってことだ…。

それに金額以上に、我が子を安心して預けられる人、信頼できる人、自分の楽器を愛してくれる人にしか売らないんだと思う。

そんな大切な楽器を、絶対に買えないと分かっている私に弾かせてくれたんだ。
 


 

そして連れて行ってもらったのはこんなバール。
親子代々受け継がれてきた、100年以上経つ老舗です。
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中に入るとマエストロのお友達が二人いました。
Primo Pistoniさんと、Alessandro Voltiniさん。

お二人もクレモナのトップクラスの製作者だそうです。
巨匠の友達は巨匠。人生を弦楽器製作に捧げている人同士、気が合うんだろうなぁ。

Primoさんが広げていたクレモナのローカル新聞には、ストラディバリが100億円近くの高値で落札されたという記事。やっぱり弦楽器が好きな人は仕事の後でも弦楽器のことばっかり考えてしまうんですね。

そんなマエストロたちはイタリア語で楽しそうにおしゃべり。
私たちは英語とスペイン語がちょこっとしか話せなかったけど、3人がスペイン語や英語で話をしてくれました。

そして美味しいワインとおつまみをごちそうになり、3人のマエストロとはお別れ。
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別れ際に、「明日の朝、もし時間があったらまた弾きにおいで。」

そう言ってマエストロは帰って行きました。
 

まるで夢でも見ていたかのような時間。

気付いたら二人とも目が涙ぐんでいました。
 


 

次の日の朝。
今日はクレモナを出発する日です。

出発までに時間があったので、再びマエストロの工房へお邪魔しました。
いつものようにインターホンを押すと、「ビオラを弾く前にコーヒーでも飲みに行こうか。」と言われ、一緒に出かける事に。
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お言葉に甘えて、マエストロ行きつけのカフェでモーニングコーヒーをごちそうになりました。

この時のお話で面白かったのが、「楽器を作る上で大切なのはプロポーション」だということ。
弦楽器たちは必ずしも左右対象である必要はなくて、全体のバランスが最も重要だそうです。
私たちもエンジニアとして一応はものづくりに携わっていた身なので、芸術作品と工業製品の作られるプロセスの違いをまざまざと感じずにはいられませんでした。
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そしてマエストロはその後も、「クレモナに来たなら街を案内してあげるよ」と言って街の事を色々と教えてくれました。
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15世紀にできた貴族の家にも顔パスで入れるマエストロ。
私たちだけでは入れない内部まで連れて行って見せてくれました。
天井の装飾がすごく繊細できれいです。
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そもそも音楽はこういう場所で楽しまれるもので、目先の利益を追求するんじゃなくて、純粋に貴族を楽しませるためのものだった。

こういう装飾を楽しむ余裕がある頃に、ルネッサンスが起こりローマではミケランジェロやダヴィンチといった芸術家が生まれ、クレモナでも弦楽器製作が栄え、その後はぱたりとなくなってしまった。

この頃の芸術を見ていると、計り知れないほどのお金と時間が費やされている事が分かる。
そして、今の時代にそれを超えるものを作ろうとする事は限りなく不可能に近いんだなぁと思い知らされました。
 


 

そして工房へ戻ると、あのビオラが待っていました。
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そして、マエストロのご好意であの素晴らしいビオラをもう一度弾かせてもらうことができました。

たぶんこれから先の人生で、これより良い音のするビオラを手にすることは二度とないんだろうな。
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あの優しい響きは今でも私たちの頭の中にしっかりと焼き付いています。
 


 

昨日マエストロと話していたとき、お弟子さんはほとんどとらないと言っていた。
理由は自分の仕事に集中したいから。

もし弟子入りするなら、2年は教えるからそのあとの2年は恩返ししてもらう、トータル少なくとも4年ぐらいはいるぐらいの覚悟がないととらない。
教えるのに時間が必要。その時間がもったいない。

じゃあなんで私たちのためにこんなに時間をとってくれたんだろう?
昨日の工房で1時間半、バールで1時間半、朝のコーヒーとお散歩とビオラで1時間半。
昨日のビオラのセッティングにも時間をとってくれた。
あれほど時間の大切さを分かっているマエストロなのに。

私たちに割いてくれた時間があれば、どれほど仕事が進むだろう。

マエストロは私たちなんかのために時間を使ってしまって良かったのかな…?
もらうことばかりだったけど、何か少しでもお返しできたことがあったかな…?

そんなもどかしい気持ちと、今起きていることが信じられない気持ちでいっぱいになりながらも、素晴らしい出会いに恵まれたことに感謝しました。

本当に夢のようなひとときだったなぁ。
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このビオラの名前は “CAPRAIA” カプライア。トスカーノ地方にある孤島の名前だそうです。
いつかまた、このビオラの音色を聴ける日が来たらいいな。

おわり



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